2024年1月1日・8日合併号

よみがえれ!有明の海 2024日本のうたごえ祭典in佐賀
2024年11月29日(金)~12月1日に佐賀で日本のうたごえ祭典が開催されます。
今号1面、6~7面では、佐賀について多方面から分析、お伝えしております。
特に、佐賀では3つの問題を抱えているといわれています。
1.佐賀空港の軍事基地化
2.九州電力最大規模の玄海原発
3.有明海の問題
有明海は福岡、佐賀、長崎、熊本4県にまたがる魚貝類の宝庫。西側の長崎県の諫早湾では干拓事業として26年前にギロチンと呼ばれる工法で堤防が築かれた映像にはショックを受けたものでした。
その対岸にある佐賀県でも環境の激変で海苔の養殖事業などで大きな影響を受けています。
祭典呼びかけ人の漁師平方宣清さんが
有明海について1面で語っております。
遠くに海苔の養殖場が見えますね。
8000人収容のSAGAアリーナで、久しぶりの
大音楽会開催が待ち遠しいです
今号からスタート、コラム「佐賀の風だより」で佐賀のいいとこを連載します。
先の北海道での祭典で数々の佐賀のお土産グッズが売られてましたね。
上記の祭典チラシにも佐賀の「うまかもん」が紹介されています。
6~7面のカラーページで祭典実行委員会の
松田さえ子さんから準備中の企画の
一部と、実行員会メンバーのご紹介
佐賀のうたごえは協議会加盟団体が6つ。
日常的な街頭活動と並行して準備を進めています。
佐賀空港にオスプレイ配備による自衛隊基地化に反対するスタンディング

新年号恒例の、日本のうたごえ全国協議会の各ブロック・職場の常任委員からのメッセージを9面でご紹介しております。
昨年の北海道での祭典を成功させた北海道ブロック、大世帯の東京ブロック、活動が活発な保育のうたごえなどなど、10人の方から今年の抱負を語っていただいております。

新春寄稿
落語家の桂春蝶師匠に特別寄稿をいただきました。
(3面)
インボイス問題、マイナンバーカード、自民党派閥の資金集めパーティについてなど。うたごえ喫茶のMCさんが曲の間にこんな風におしゃべりしたら・・・参考になりますよ。

全校「ぞうれっしゃがやってきた」集会
本紙2020年2月3日号でご紹介した大分県由布院小学校の全校上げた「ぞうれっしゃ集会」のとりくみ。
今号3面で、改めて作者の藤村記一郎さんが12月1日に開催された同校の訪問記を3面に掲載しております。
 
今回は全校児童と教職員370人が参加して、これが35年続いているといいますから、単純計算で2200人近い町の方が「ぞう」をうたえるということですね。 構成の仕方がおもしろい。全11曲を学年別、大人も含めたグループに分けて演奏します。
このようにロの字に囲んで演奏します。

バックトゥザ・フーちゃん 東京公演へ
藤村記一郎さんの話題をもう一つ。
おなじみの「バックトゥザ・フーちゃんⅡ」の東京公演が4月28日に取り組まれ、東京・近県のぞうれっしゃ合唱団を中心に準備が進んでいます。
今号12面では、準備段階から取り組んでいる東京学芸大学の学生さんにスポットを当てて、その様子をお伝えしております。
バックトゥザ・フーちゃんⅠは、1967年にタイムスリップして、原発誘致に沸く町に原発の危険性を訴える小学生の活躍をとりあげました。今回東京公演を行うⅡでは高校生・大学生になったフーちゃんたちが2021年の福島を訪れて・・・フーちゃん東京公演に取り組んでいるぞうれっしゃ合唱団のみなさんは、2月23日~24日に公演内容の理解を深めるためにフクシマツアーを計画しています。

環境を学ぶゼミのみなさんと

福島の農場の体験プロジェクト 水俣での実地体験学習。

2024年新春のハーモニー
震災29年・神戸からの発信
阪神淡路大震災29年
核兵器禁止条約発効3周年
神戸市役所センター合唱団
Wメモリアルうたう会
1月7日
神戸音楽センター
大阪のうたごえ
核兵器禁止条約発効3周年記念
平和を考える講演とうたごえのつどい
1月28日
東成区民センター大ホール記念講演は田中美穂さん
カクワカ(核政策を知りたい広島若者有権者の会)共同代表

埼玉合唱団 和解と共生のハーモニー
埼玉合唱団は、昨年12月9日に関東大虐殺100周忌追慕文化祭に招待され韓国で演奏してきました。
その訪問記を4~5面でお伝えしております。
100年前の関東大震災では流言飛語により多くの朝鮮人、中国人が虐殺されました。そのことは映画にもなっていますが、その実態についてよく知らないという人が、日本にも韓国にも多いという問題があります。犠牲者を追悼する記念曲がない、というのもその一つでしょう。
平和の木合唱団と埼玉合唱団の合同で
「関東大虐殺の犠牲者のための鎮魂曲」を演奏
ハンギョレ
一文化財団第25回ハンギョレ統一文化賞を受賞
ハンギョレ文化賞の楯 受賞の挨拶をする八反田団長

抑圧されたパレスティナの現実
ハマスの攻撃、イスラエルの報復で泥沼と化したガザ地区。
先制攻撃をして、イスラエルの民間人の人質をとったハマスは非難されるべきですが、圧倒的軍事力をもつイスラエルが、イスラム教よろしく「目には大目を」的な報復は過剰ともいえるでしょう。
映画「ガーダ パレスチナの詩」の古居みずえ監督にお話を伺いました。
古居監督のインタビュー記事が掲載されたのは
2009年1月26日号
「ガーダ パレスチナの詩」より

今年は荒木栄生誕100年
今年は荒木栄生誕100年。
このページTOP掲載の祭典チラシによりますと、特別音楽会「池辺晋一郎と歌うステージ」荒木栄新編曲バージョンが予定されています。
また大音楽会では100周年記念合唱で「地底のうた」「わが母の歌」が企画されています。
今号10面で、荒木栄の足跡をたどるコラムを本紙石川記者が執筆しております。
享年38歳。肝癌のため若くして亡くなりました。人生100年時代。ひょっとしたら存命ならどんな曲を作っていたでしょうね。100年企画で生成AIで新曲なんてことは・・・・ないでしょうね!

前田さんの暮らすオーストリアにはうらやましいなと思うことが多かったように記憶しますが、実際住んでおられると、失望することも多いようです。
年末には帰国されるのでしょうか?
もし帰国して電車に乗ったら、まだ日本ではマスクしている人が圧倒的に多いことにびっくりされるでしょうね。

祭典プレイベント うたごえの集い
佐賀での日本のうたごえ祭典開催について多くの人に知ってもらおうプレイベントが11月19日に開催されました。
色とりどりのTシャツをきてご披露した祭典ソング「あつまろう佐賀へ!」は今週の紹介曲です。
「佐賀のうたごえ合唱団とその仲間たち」による演奏、
「宝の海よ」の合唱練習、
水頭順子さんのソプラノソロなどなど
多彩なプログラムでした。
水頭さんは、2019年4月1日号でご紹介した佐賀のうたごえ協議会発足のニュースにご登場していただいております。

うたごえ街頭宣伝行動
大阪北部センター合唱団は、カジノ、核兵器、ガザ攻撃NO!街頭宣伝行動に取り組んでいます。12月5日(火)、団練習後に茨木駅でスタンでディング。

連載1359回 300歳上の作曲家

75周年から80周年へ夢の懸け橋を描こう
1/1~1/14
がんばろう
(114)八月六日を繰り返すな
二十歳
三好芳江
京都医療のうたごえ・洛北青年合唱団
真の平和を求めて
インシャラー
第46話伝え続ける芸能魂の気づき
~台湾・台北市萬華区青山宮のフェスティバルに参加して
塩原良
日本珍道中
民謡クルセイダーズ
ヤジと民主主義 劇場拡大版
あつまろう佐賀へ!
祭典TシャツCMチーム(豆田祐一・末美佐子・八谷玲子・木戸史・松永朝恵・きむらいずみ・藤村記一郎)作詞
藤村記一郎作曲
試聴はこちら

(11)男女の正月の一コマA HAPPY NEW YEAR

荒木栄CD不知火
神奈川・杉山良江