2025年7月7日号


音楽でつなぐ平和・愛
ヴァイオリン奏者、松野迅さんが5年前からラジオ成田でオンエアしているピースリー・ミュージック。去る6月5日、12日にオンエアされた第218~219回では、ゲストにヴァイオリニストの清水悦子さんを迎えました。
きっかけは、昨年8月13日にオンエアされたNHK長崎スペシャル、こども放送合唱団“わかば唱歌隊”〜平和をつなぐ歌声〜。長崎での原爆を生き延びた音楽教師の岡山直氏が子どもたちに伝えた平和へのメッセージを取り上げた番組でした。清水悦子さんは岡山さんの三女。
岡山さんは被爆後、家族を疎開させていた郷里の福島で
福島放送児童合唱団を作りました。
NHK長崎局開局時に創立
わかば唱歌隊
ラジオ成田のスタジオで 被爆直後の長崎

平和へ合唱交流の旅
満蒙開拓団の歴史と残留日本人問題をとりあげた組曲「同胞」
まずは、昨年の信濃のうたごえ祭典でのサークルざざむしの演奏をお聴きください。
本紙では度々満蒙開拓団の話題を取り上げてきました。
当時233,000人の日本人が開拓に従事。しかし、1945年8月9日、ソ連軍が突然参戦。8月27日には日本人民間人の虐殺事件が起きます。
戦後80年、中国東北部からの逃避行、犠牲者の追悼・鎮魂、そして残留孤児の問題。
平和への合唱交流が5月21日~27日に行われ、長野、宮城から総勢28人が訪中しました。
組曲「同胞」を演奏 ざざむし大場団長
ハルビン合唱団の子どもたち 人気の的だった京劇を演じてくれた子

東京→広島コース
5月31日に静岡から愛知に入った行進は名古屋市内を各コースに分かれて6月9日に若宮広場に集結しました。
6月11日に岐阜に引き継がれました。
あいち平和行進6日目は津島市から出発。津島、愛西、稲沢、蟹江、弥富、飛島と行進は続きますが、このルートを地元の方は非核平和銀座と呼んでいるとか。すべての自治体より協賛金・ペナントを受けたそうです。
藤村記一郎さんの地元長久手
ご本人はギターを担いで参加。
藤村さんが以前住んでいたという日進市。
富山→広島コース
5月28日に朝日町を出発した日本海コースは、6月7日に石川県入りました。標高277mの倶利伽羅峠が引継ぎ地。最寄りの駅にIRいしかわ鉄道線倶利伽羅駅があります。引継ぎ時点までどうやってゆくのでしょうね。引き継いだ後の富山の皆さんはどうやって変えるのでしょう?
和歌山→広島コース
和歌山を5月7日に出発して、6月8日に三重県入り。10日間で県内を行進します。三重県原爆被爆者の会、
原水禁世界大会実行委員会、三重県生協連が合同してハート平和行進と命名した行進を行っています。「みなさんのその一歩が誰かの心に希望の光を照らします」というキャッチフレーズがいいですね。

石川県庁で戦後・被爆80年記念イベントが開かれます。
石川のうたごえでは8月2日にサマー・ピースフェスティバルを開催します。
詳細はこちらから

長編ドキュメンタリー
「俺たちの歌~魂の作曲家・荒木栄」
5月24日に大牟田市で完成披露試写会が開催され、全国上映を展開中。
DVDを貸し出して、うたう会に併催するなどの小規模上映会もできるそうです。
料金体系など、詳細は3面で。

神戸・ひょうごでの祭典成功を目指して、本紙読者の新規獲得が進んでいます。
実は、来年の長野、再来年の大阪では、早々と祭典のアドバルーンをあげて、そのバロメーターとして本紙読者が着々と増えているんですよ!

  • 二万円庶民知らないアドバルーン
    三隅雅游
  • 蒔いたタネみず穂枯らしてコメ不足
    金倉俊嗣
  • 移民排除自由の女神が泣いてるぞ
    末永修二

皆さんからの投稿をおまちしております。


2025サマーカレッジ
5月31日、福井県社会福祉センターで福井サマーカレッジが開かれました。
保育関係者の技術研修会とでもいうのでしょうか、今後、愛知、九州などこの時期に全国展開します。
主役は、つながりあそび・うた研究所。
おなじみの、二本松はじめさん、中山讓さん、町田浩志さんらを中心に楽しい保育文化の醸成を行っています。今年は、なんと!ピカリンガ喜寿、研究所が35周年。
8月30日には東京・荒川区でピカリン喜寿コンサートが開かれるそうです。
サマーカレッジ、喜寿コンサートなどの詳細は、こちらから。

大阪北部センター合唱団の植木さん、5月16日に「和ちゃんライブ&うたごえ喫茶」を、喫茶店借り切って開催。
新宿ブロックでは、四谷地域センターで大うたう会を開催。同ブロックには、中央合唱団、合唱団白樺などアクティブな合唱団が揃っており、かつ毎月69行動の先頭に立っていることもあり、6面の記事の内容尾は豊富です。

大分混声合唱団クールエスポワール
第6回ファミリーコンサート
被爆・戦後80年を考える
5月18日
大分市市民行政センター1階ロビー他に、小中高の合唱団、新婦人うたごえ小組らが参加しました。
多治見青年合唱団
創立58年演奏会
5月25日
多治見市精華交流センター10年ぶりの演奏会を開き、次は来年3月に「ぞう」と「平和の旅へ」でピースアクションを計画しています。

仙台合唱団
第14回演奏会
5月18日
日立システムズホール記事の中での注目は多世代・異業種ごちゃまぜオーケストラ。4面でお読みください。こんな企画があったらコンサートが盛り上がりますね。いいアイデアはどんどん取り入れましょう!
福井センター合唱団
60周年記念第35回定期演奏会
5月18日
ハーモニーホールふくい大ホール公募のフレンズ合唱団には若い世代から団OBまで世代間合同。こうやって若い世代を引き込んでゆくのですね。
山形センター合唱団
第27回演奏会
5月27日
山形テルサホールゲストに広島合唱団を迎え、フィナーレは合同演奏。圧巻だったでしょうね。

連載1427回
楽器の流れ
7/1~15
一人の手
“学び”のはじまり-松本での講習会
山本忠生
京都ひまわり合唱団指揮者
男はつらいよ
塚 一郎
千葉・合唱団プリマベラ
元はヒッピーの歌だった
グルーン・グリーン
第64話南信州芸能村考その④
~新しい舞台芸能が開花する暮らし
塩原良

ラップのワークショップ
講師ラッパー、詩人FUNIさん

川口真由美CD
苦いコーヒーと甘いデーツ