2024年7月22日号

若者憲法集会 うたごえ参加記
今年も「若者憲法集会」が開催され全国から1200人が集まりました(主催者発表)。うたごえからも宮城、長野、東京、愛知、大阪、兵庫、愛媛の青年20名余が参加。昨年比倍増とのことです。
有楽町朝日ホールでは佐賀祭典・青年のステージでの合同演奏曲「その手の中に」「明日はきっといい日になる」のほか、「へいわのうた」「約束のうた」などをうたいました。
日比谷公園から銀座へのパレード デモ行進後の記念撮影
メイン企画は九条の会事務局長の小森陽一さん 3面に長野、東京からの参加者の報告もあります。

憲法まもる9条の会コンサート
愛知県尾張地方北部4市2町の「9条の会」発足19年を記念する集いが5月25日に開催されました。この日のために周辺市町の合唱団に呼び掛けて「平和の100人コンサート」合唱団を組織。「アンジェラスの鐘」「ヒロシマの有る国で」などを演奏しました。合同練習は2回だけだったそうですが、こういう横の連携を作るのは運動の牽引車になるでしょうね。

平和行進東京→広島コースは、七夕に兵庫入りして岡山を7/16~26、そしていよいよ広島に入り、8月4日に集結します。
今年の原水爆世界大会は既報の通り広島と長崎で。
今号では、原水協平井正和事務局長に、今年の課題と取り組みの様子を4面で語っていただきました。
特に、先月ロシアのプーチン大統領がウクライナでの核の使用をほのめかす発言をしたり、先週もロシアの世論調査で核容認世論が1/3を超えたという報道がされるなど、平和を踏みにじる言動が目に付くようになっています。
国連、各国代表が参加する世界大会ならではの平和への一歩を進めてもらいたいものです。
2024うたごえピースアクションin広島の取り組み準備状況について、高田龍治さんに5面で語っていただいております。
まず8/4~6、旧日本銀行広島支店イベントホールで《平和への願い ひろしま~発信!ART・MUSIC MESSAGE》が広島市との共催でとりくまれます。広島合唱団など34の音楽団体が出演します。
原水爆禁止2024世界大会の開会総会は8月4日広島グリーンアリーナで開催され、文化企画に広島のうたごえは「ねがい」「ヒロシマの有る国で」を演奏します。8月5日の分科会では「反核平和を築く文化の力」を担当します。
8月6日の閉会総会ヒロシマデー集会でのシングアウトも計画されています。なお、長崎での取り組みについては次号で。

東北6県で持ち回り開催されている「東北のうたごえ交流会」。今年は秋田で。会場もわらび座のあるあきた芸術村で。
わらび座といえば、うたごえサークル関係者で合宿や講習会に行って、ソーラン節や秋田おばこなどを習ってきた、という方もおられると思います。
プログラムは盛りだくさん。ソーラン節を覚えたり、創作講座、声楽講座のほかに、地元の散策コースも用意されてました。
さらに、交流会終了後には6/16に開催されていたオンラインうたう会にもわらび座から配信もされました。
Team大川により「こころのつばさ」 発生講座と合唱講座でも「こころのつばさ」
最後にうたう会で「ケ・サラ」の大合唱 わらび座融資による演奏は「青春」

江東区北砂の「のびのび福祉会」は障がい者の日中の生活と仕事の支援をしています。
発足当初からうたごえとのかかわりが深く、多くの創作曲が生まれましたが、最近では、ちょっと様子が変わってきてました。
そこで、立ち上がったのが、この写真の北砂姉妹。
本紙のモノクロ写真ではわかりませんけど、このホームページ写真のメリットは・・・・
おかげて最近はあまり歌われなくなった歌を再発見して、それが利用者さんたちに受け入れられているという話、3面のこの記事はワクワクしますよ。
ご家族の方からは「YouTubeにもアップして」というリクエスト。
これはぜひとも!

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北海道→東京コース
飯田下伊那地区ではコロナ後の復活2年目の行進。うたごえサークルやまなみもここぞとばかりに歌うことを喜びが伝わってくるうたごえリレーです。

筑後川を渡る旧国鉄佐賀線の鉄橋は大型船の通行のため線路を23m吊り上げる方式を採用しています。
東京・隅田川の勝鬨橋は、都電が通ってましたが、船が通るときに跳ね上げてました。
北九州の若戸大橋は海面から40mで作って大型船でも通れるようにしましたけど、ある時石炭を積んだ船が入港。石炭を降ろした後に、出ようとしたらマストが引っかかって出れなくなり、結局、マストをちょん切って出ていったそうです。

「たいせつなこと」他を歌う
第55回福井県母親大会
6月30日
福井のうたごえは母親大会歌「いまわたしたちは」と佐賀での祭典の女性合同曲「たいせつなこと」を文化企画で歌いました。

沖縄慰霊の日に
沖縄慰霊の日、6月23日、三重では記念イベントを行って今年で18回目。
地元の「緑と海の合唱団」らが実行委員会を結成して開催しています。
琉球舞踊でスタートして、合唱のほか、「浪速の歌う巨人」といわれるパギやんのライブも。パギやんについてはこちらのYouTubeをご覧ください。
三重からの寄稿で話題になったのが、ケーソン。
辺野古周辺のように海底の支持層が軟弱なために、コンクリート製の大きな箱型の構造物を埋めて補強する工法をケーソン工法といいます。
そのケーソンを作っているのが三重の会社。
詳しい話はこちらの記事(琉球新報社2015年2月)参照してください。その大きさにびっくりしますよ!
そのケーソンの生産が2026年6月に再開されるという話。
日本の素晴らしい技術をこんなところに使ってもらいたくないですね。
阪神センター合唱団の定例うたう会を6月23日に。この日は沖縄慰霊の日ということで、平和を願って「島唄」「涙そうそう」などをみなさんと歌いました。

足立保母つくしんぼ
51周年コンサート
みんな笑顔輝いて
6月2日
東京・竹ノ塚地域学習センター
同地域の保育のうたごえ仲間の友情出演、元同僚、父母の参加で大賑わい!
合唱団「ながせん」
第28回コンサート
もしあなたに出逢ってなかったら
6月16日
長崎平和会館取り組まれた組曲「船つくる仲間の歌」の作曲者園田鉄美さんも演奏に参加。

川越アコーディオンサークル
たんぽぽ
コンサート
5月19日
埼玉・川越西文化会館
松永勇次さんに指導を仰いでいるアコーディオン奏者のサークルがコンサートを開きました。

読書会をひらいて
北海道合唱団普及曲主宰
5月2日
「関鑑子の夢を訪ねて」を課題にした読書会が開かれました。
辛口評の中に、運動への期待が込められた寄稿記事です。

連載1384回 もう、遅いね
2017年、恩納村の米軍属による女性暴行殺人事件の遺体遺棄現場で追悼演奏 歌で大きな波紋を描こう
7/22~8/4
いのちの歌
富山のうたごえ合唱交流会
渡辺享則
日本のうたご全国協議会副会長
たたかいの中に
柏木和子
京都同志社むぎ成安ふきのとうOB合唱団
鳥羽一郎次男・木村徹二
20 24上半期チャート

ベルカントと私~イタリアでの半生
高橋修子
京都・黒田愛子