2024年2月24日号

今号の1面にご登場いただいた小澤隆一さんは東京慈恵会医科大学名誉教授で憲法研究者さん。
日本が軍隊は持たないという憲法を持っていながら、2023年から5年間で防衛費を43兆円という大きな矛盾点を詳しく解説いただいております。
政権側はこの矛盾解消のため改憲という策動に 一方市民運動はこれを許さないと、9条の会を立ち上げたのが2004年
小澤さんは、菅内閣当時の日本学術会議の任命拒否事件と6人の当事者のうちのお一人 任命拒否への抗議行動、国会請願署名など取り組んだのが2020年でした。
森繁久彌の像
何でここに?ヒントは「屋根の上のバイオリン弾き」
回答は4面で。
「ベンセレーモス」のビクトル・ハラ。
平和を謳歌している若い世代にこの歌は通じるか?
でもこれが対話のきっかけに、と小澤先生。
とにかく、「核抑止力」で米国に守ってもらっているという考えでは、逆に米軍基地があるから戦争に巻き込まれるリスクが高いといえます。 今日の世界情勢をみていると
ロシアが、中国が、北朝鮮が攻めてくるかもしれないから
核抑止論は必要、という考えもわからないではないが、それでは
世界は終末を迎えてしましますから。

世界に九条を広めよう

長崎に日本で50番目の九条の碑の建設がすすんでいます。

「九条の会」世話人の伊藤千尋さん
最近では東京・府中で9条の碑を除幕。
長崎九条の碑のデザイン。

9条地球憲章の会 公開研究会

9条地球憲章の会という2017年の発足した会で、原則としてインターネットを通した活動をしています。
右のご案内は第43回の公開研究会のもの。
詳細は、同会のホームページでご確認できます。

核兵器禁止条約発効4周年
4周年記念行事が各地で取り組まれています。
今号8面では、大阪のうたごえ協議会が取り組んだ平和を考える講演とうたごえのつどいについてお伝えしております。こちらは憶えてますね。2024年8月19日号でお伝えした元イスラエル兵士で埼玉県在住のダニー・ネフセタイさん。今回のつどいで講演をおねがいしました。参加者からは平和を考えるきっかけになってと感想をいただいております。
開幕演奏は、会場地元の松原ぞうれっしゃ合唱団が中心になって組織をした100名の合同合唱団による「ぞうれっしゃがやってきた」
合同合唱団による「ねがい」 「折り鶴」は手話歌サークルが手話で

関西合唱団と同団青年部Peace&Amuseは府立芦間高校軽音楽部との交流をしています。
きっかけは、ピースフェスタ門真。
目標は2026年全国青年祭典と、2027年の日本のうたごえ祭典・大阪開催にむけ青年とのつながりを構築すること。
昨年12月26日に開催された芦間高校軽音楽部3年生引退LIVEに招待され交流を深めました。
こういう交流から、来年、再来年のイベントへつなが襟ができたらいいですね。期待してます。
その芽は、高校生側に演奏という活動の目的が変わってきたという顧問の先生のお話。
これはぜひ8面でお読みください。

「核兵器も戦争もない世界を共に」
ノーベル平和賞授賞式での被団協田中煕巳さんのスピーチの一部から引用して、私たちの合言葉になってます。
今年の3.1ビキニデー集会でもこのフレーズと共に、うたごえ文化企画ステージでは焼津中央高校合唱部とのコラボが実現するとのこと。

Dance of Universal Peace
まずはこちらをご覧になってください。
世界で55年以上の歴史のある平和のムーブメントで、日本には2023年10月に入ってきました。
ちょっと見た感じはマイムマイムなどのフォークダンス。
Dance of Universal Peace 略してDUP。
日本のグループのサイトがありますので、こちらものぞいてみてください。
うたごえ的視点で見ますと、うたう会の最後に「花をおくろう」とか「みんなのうた」を歌うときに丸い輪を作り、隣の人と手をつなぎ、振ったりしますけど、そんな感じなんでしょうか?60年ぐらい前に「しあわせの歌」を歌うときに、手をつないで、隣の人と「せっせっせ」みたいなことをやってましたけど、まさに恒久平和を希求するダンスでしたね。

兵庫県といってまず思い浮かぶのは甲子園でしょうか?
というわけで、今回の西宮でアレソレです。

  • カジノ・万博篇
  • 要りまへん地震カミナリ カジノ万博
  • 誰がために金が鳴る成る2350億
  • 遠足はカナリア同伴?二の足に
    中西 晃

皆さんからの投稿をおまちしております。


闘い続けて40年、明治乳業争議団
合唱団プリマベラは、1月19日に東京・労働会館で開催された争議団・共闘の旗開きで演奏で参加しました。つながりは明治乳業争議団の支援。
こちらは千葉・稲毛に伝わる神楽。これは稲毛浅間神社神楽連によって伝承されている県指定無形民俗文化財です。

新婦人墨田・かんなうたごえサークルはすみた共生社会推進センターで7回目のうたう会を開催。地元の合唱団関係者、保育サークル、そして新婦人と地域の応援を得て開催。次回は秋の予定とか。

わかちばーず
第3回コンサート
~ひびけ希望のうた~
1月12日
千葉市生涯学習センターコロナ禍もあり、実に9年ぶりのコンサート。
プログラムを読んでますと、最近は、谷川俊太郎、信長貴富作品を取り上げることが多いようですね。

連載1410回
関所 その1
2/24~3/2
乾杯の歌
森は生きている
林 真由美
三多摩青年合唱団
ズバ抜けた実力の歌声
東亜紀
堺正章toMAGNETS
私たちには生きる権利があるのです
作詞:箱崎作次 作曲:奥村忠一・橋本典子
味村節子(栃木)