2025年6月2日号


開催まで200日、スタートダッシュイベント
2025日本のうたごえ祭典in神戸・ひょうごは11月22日㊏から24日㊊㊗に開催されます。その開催に向けて、準備が着々と進んでいます。
祭典歌集も音楽センターから発売されました。
池辺晋一郎編曲で混声3部の「さくらさくら」「故郷」、混声4部の「新世界」が掲載されています。今年の祭典歌集もお買い得です。
他にも多数掲載されていますが、注目は80年記念ソング「生きてゆくために」でしょうか。メーデー・平和歌集にも収載され、各地のメーデー、憲法集会などで多くのサークル、合唱団が演奏に取り組んでいましたね。今号では、地元で取り組まれている全国合同などの練習風景などお伝えしています。これを参考に全国のみなさんも神戸・ひょうご祭典への雰囲気を盛り上げてゆきましょう!
女性合同「ねがい」(安広真理・曲)の練習、指揮岩城ミサヲさん うたごえでの交流も

解放・統一50周年に沸く ベトナム・ホーチミン市
1955年から20年間もの長い間、ベトナムは戦争でした。
最後はサイゴンが解放されますが、その時の様子がミュージカル「ミス・サイゴン」になってますね。舞台に本物のヘリコプターを配置して大がかりなものでした。ストーリは蝶々夫人のままでしたけど。
今年は、サイゴン解放から50年ということで、お祝い行事が行われています。その様子を今号8面で、右写真の吉田さんから現地レポートをいただきました。
4月30日の解放記念日に歌われた歌は、「大勝利の喜ばしい日にホーおじさんがいるようだ」という曲。このリンクからお聴きください。当時、うたごえでも様々なベトナム反戦ソングが作られましたね。8面で解説されてます。
自由ベトナム行進曲」は日本語で歌ってましたけど、このリンクで初めて言語での演奏を聴きました。
お祝いに沸くホーチミン市(旧サイゴン) 「ホーおじさん・・」のうたごえがあふれてました。

西日本郷土講習会
2025年4月19日~20日
こうべ太鼓センター
今年の祭典で演奏される「日本満開だんじり囃子」「萬祭宮入り踊り」の練習が行われました。
「だんじり」というと大阪・岸和田がNHK朝ドラ(カーネーション)でも紹介されてましたので、どうもそのイメージが強かったのですけど、そもそも山車(だし)のことを西日本ではだんじりと呼ぶそうです。ですから、各地でだんじり祭りがあるわけですね。
東日本郷土講習会
2025年4月26日~27日
国立オリンピック記念青少年総合センター
こちらでは、祭典合同曲のほか、エイサー「ダイナミック琉球」にも取り組みました。
講習会を機会に開かれた交流会は、毎年秋に開催されている「江戸やっこまつり」の様相。これは首都圏の郷土芸能チームが共演。
2014年のみやぎ祭典のときに取り組んだ「すずめ踊り」などが飛び出しました。
今年のNHK大河「べらぼう」で吉原俄まつりで「すずめ踊り」対決のシーンがありましたね。みなぎ祭典のことを覚えていると、大河を見るにもちょっと奥が深くなります。

全国指揮・合唱指導講習会
いわゆる松本講習会の季節がやってきました。
今年度の各種講習会の最後は、第39回全国指揮・合唱指導講習会。
6月20日~22日
長野県松本・あがたの森文化会館で開催されます、
今年は、祭典歌集からの選曲のほか、昨年生誕100年の荒木栄ニューアレンジ三部作「星よお前は」「三池の主婦の子守歌」「夜明けだ」(新実徳英編曲)に取り組みます。

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工藤俊幸氏
指揮法特別講座
新実徳英氏
合唱特別講座
北園るみ子氏
声楽講師

えひめ若者フェス
5月11日
えひめ若憲フェス
松山市教育会館5月25日に開催される「若者憲法フェスタ」に向けて、愛媛で学習会が開催されました。おなじみGLCと2023年愛媛開催の全国青年のうたごえ祭典の際に結成された「アバンギャルド」とのコラボ演奏でオープニングを飾りました。

東京→広島コース
行進6日目は神奈川県海老名から出発。
合唱団ビナ・ベリーが開幕演奏。
神奈川県内では、7日目に横浜市中区桜木町に、8日目には港南区に。
そして、相模湾沿いの平塚市へ。
今年の平塚市は、非核平和都市宣言をして40年目の節目。出発式には平塚市長も出てきてメッセージを。

Part2
4月20日
大阪・ドーンセンター
2014年夏、関西在住有志による合唱研究会スタートして11年。
2023年に開催された第4回では1950~70年代の曲が取り上げられました。今回はその後の曲が取り上げられました。
どんな曲が演奏されたか、7面でご確認ください。

今回は神戸と淡路島を結ぶ明石海峡大橋。
1988年から始まった工事は大震災も乗り越えて1998年に完成。
その昔。本州側から修学旅行などで四国へ渡るにはフェリーしかなかったことを思えば、隔世の感があります。

  • 沖縄戦改憲ねらい上書きし
    三隅雅游
  • 台湾も脱原発だ日本なぜ
    大澤博明
  • トランプとマスクの間にイーロンあり
    遠藤 譲

皆さんからの投稿をおまちしております。


創作曲演奏で追悼
4月11日、西宮市浄願寺で鳴尾義民追悼会が開かれました。
鳴尾義民というのは、400年も前の秀吉の時代のころの水騒動に端を発した騒動の犠牲者。
この追悼会に西宮さくらんぼ合唱団が創作曲を演奏しました。

非核日本キャンペーン
合唱構成「平和の旅へ」のモデル、渡辺千恵子さんの33回忌法要が菩提寺の延命寺で営まれました。
「平和の旅へ」合唱団の皆さんが、延命寺で献奏。写真をみると本格的なカメラ撮影が入ってますので、YouTubeに映像が出て得ないかな、と期待したのですが、ありませんでした!

東京・町田市でうたう会を開催している、まちだ歌声の会では、被団協ノーベル賞受賞を祝う集いを行いました。ゲストにコカリナの黒坂黒太郎さん。

ホームシックス
初コンサート
4月20日
札幌市教育文化会館小ホール広島から国鉄広島ナッパーズをゲストに迎えた第2部のほか、素晴らしい構成のコンサートだったようです。ぜひ聞いてみたかったですけど、YouTubeに出ないかな!?
合唱団この灯
演奏会 
戦後80年未来に願いを込め 平和を歌う
4月20日
東京・江東区文化センターホール千葉・東京で幅広い指揮活動を展開する酒井崇さんの鑑賞記はコンサートの熱気が伝わって来るようです。
足立ピースフラワー合唱団
第17回愛と平和を歌うコンサート
4月26日
東京・西新井文化ホール第1部うたう会では、第3部のメイン楽曲「あるきはじめよう」の歌唱指導があり、企画の良さを大西進さんが評しています。

 

連載1423回
音楽は軍需品?その2
6/2~9
てぃんさぐの花
音楽する場を奪わないで
轟志保子
日本のうたご全国協議会事務局長
朝のしずく
柳本ことみ
関西合唱団・うたのまなびや
憲法とともに教科書に
気のいいあひる
第63話南信州芸能村考その③
~台湾の仲間たちと北陸で演じた太鼓と獅子舞
塩原良

韓国の民主化運動と歌「常緑樹」(金敏基)

ユズリン教室のうたベストソング3
給食もりもりおかわリンジャー
味村節子(栃木)