2023年2月6日号

昨年11月に発足した核兵器廃絶ネットワークみやぎが、1.22当日行動と、1/20にも記念イベントが開かれました。
用意周到の埼玉のうたごえ協議会。事前準備作業日を設けて、写真のような様々な宣伝グッズを手作り。
本番は2回。
1回目は1/20。県原水協とのコラボによる戦争させない!埼玉の会の宣伝行動をJR浦和駅で。
2回目の1/22は埼玉のうたごえ協議会の単独行動。同日の午後に、今年埼玉で開催予定の電通祭典の実行委員会があり、その前に、JR北浦和駅前でアピール行動を行いました。
市川市では、昨年の1周年記念行動は、市川市内の6駅で取り組みましたが、今年は特別な呼びかけもなく、合唱団を中心にJR本八幡駅で独自行動。
日本政府だけが取り残されないように、様々な要望・提案を書いたプラカードを掲げ署名を訴えました。
雨という予報でしたが、当日はご覧のような快晴に。
東京のうたごえには10ブロックがありまして、この日は、7つのブロックで、1.22行動が取り組まれました。
みなとブロックでは、初めての試みとして、ロシア大使館から六本木経由ウクライナ大使館をめぐるピースウォークに取り組みました。
アコさんは、手慣れたブラインドタッチで演奏でしたが、コードを覚えていないギターさんは、歩きスマホならぬ、目がカンペのコード表を見ながら。一緒に歩いているアコさんは、転んだら大変!と、ヒヤヒヤだったとか。

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東京の三多摩ブロックではJR国分寺駅前で市原水協と一緒にスピーチ&うた行動。市在住の被爆者さんは90歳。被爆体験を語り継ぐ責任が、写真のプラスターに表れているようです。
こちらは東京の三多摩南ブロック。府中原水協の呼びかけで京王線府中駅前でスタンディング。条約を批准した68か国の国旗を掲げて。
調布被爆者の会から参加した方は90歳近い高齢。語り部さんの高齢化対応はここでも深刻です。
県原水協の署名行動に石川のうたごえ協議会として初めて歌って参加。
写真は歌っている側。通りを挟んだ向こう側に署名を進める人たちがいらっしゃるそうです。
でも30分で署名26筆。この隊形は結構効果的かも!
愛知のうたごえは名古屋栄で合同街頭行動に参加。「ヒロシマの有る国で」などを参加した被爆者の方と歌いました。
京都のうたごえは、観光名所祇園・八坂神社まえで。コロナの頃は観光客も少なかったですが、人の流れも戻ってきているそうです。なにより、天気が良かったのが幸いでした。
集まったうたごえ関係者は14サークル、28名。これだけ集まるのも久しぶり。
外国人も多く、「サイン プリーズ」で3人が応じてくれたそうです。投稿者曰く、201年NPT・NY行動での経験が役立ったそうです。
この日はJR奈良駅前で2つの行動がありました。
午前は、ICANの呼びかけ行動に呼応した取り組み。午後は、奈良のうたごえ協議会主催の発行2周年記念うたごえ行動。
5月にG7サミットが広島で開催されます。参加国の首脳には原爆資料館を見学して原爆の実相をみて、被爆者の声を聴いてほしいと願っています。
天気は曇り。でも180名があつまり、日本政府への核兵器禁止条約への批准を求めました。
原爆が投下された11時2分には黙祷がささげられました。
大分混声合唱団クールエスポワールは全員が参加。新婦人らと発効2周年アクションをおこないました。
写真のように寒そうな曇天でした。

大阪のうたごえ協議会は、写真のような大きな会場を確保。定員は644人と大きいですね。ここで発効2周年の集いを行いました。
コロナ前は、毎年がんばろフェスタを開催してましたが、久しぶりの開催で、がんばろ+αの要素も。
その一つが記念講演にアーサー・ビナードさん。広島で全国総会を行った際にも同氏の講演をお願いして、大変好評でしたね。
記事の中で、今回の講演のさわりの部分だけ紹介されていますが、面白いので4面下段でお読みください。

今号から新連載が始まります。
筆者さんは写真のコールさとうさん。現在は山梨学院大学で教鞭をとっておられます。授業は文章表現。しかも、ギター片手に授業のポイントは歌で。
そういえば、数学の授業をギターで「Sin Cos Tan・・」と歌っていた名物先生が愛知の方にもいらっしゃいましたね。
先生の指導方法はコール&レスポンス。音楽で言えばレイチャールスのWhat I sayなどにみられる「掛け合い」。
具体的にどういうことか、ということは連載の中で語られると思います。
例えば、YouTubeで流れている「非常勤ブルース」でお聴きになってください。
この曲は、2005年に非正規雇用の悲哀を大学での授業で歌ったところ、学生からの反応がよく、これをきっかけに歌うことを通した表現の可能性を追求することになったそうです。
2010年ごろから「歌が照らす人と社会」という授業を始めています。
この授業の中では、明治時代の「演歌」から現在のJポップスまでを分析。社会の不正義や不条理についてうたで表現する民の力についての考察を行っています。

これからの連載で、そうした実践経験が多く語られるでしょう。楽しみですね。


今号はオーストリアの地下鉄事情を3つ。
まずはストリートミュージシャンから。
日本では、例えば、東京なら「ヘブンアーティスト」という制度があり、東京都生活文化局による審査に合格したパフォーマーにライセンスを交付し、上野公園などの都が指定した場所でのパフォーマンスを許可する制度です。
こちらウィーンでは、地下鉄の主要駅構内にこういう演奏場所が確保されているんですね。
続いて人権問題。
駅の到着時刻表にこんな表記が。
ドイツ語が分からんという人は3面で解説してます。
三つ目は子育て支援。
ラッシュアワーでどんなに混んでいても、ベビーバギーの場所が確保されています。
もっとも、以前の連載記事で、東京のような殺人ラッシュじゃないそうですけど。

毎年恒例の日本のうたごえ合唱団2023が始動しました。
8月の75周年記念祭典in北海道での演奏を目標に、新春合宿が取り組まれました。
練習曲は
平和の子守歌
芦別の雪の中を
リメンバー
更に、今年の新作「星の旅人たち」に取り組んでいます。
これらの曲への想いを3面で渡辺享則さんに熱く語っていただいております。
このうち「平和の子守歌」「芦別の雪の中を」は祭典では北海道のうたごえの皆さんとの合同演奏の予定です。

  • 二枚舌公約軽い「平和守」
    三隅雅彦
  • 大転換ほめるはずです爆買い云いなり
    菅野章
  • タガ外れ支持率低下へまっしぐら
    末永修二
  • 皆さんからの投稿をおまちしております。


    恒例の宮城県合唱連盟の「男の合唱まつり」には22団体が出演。
    おなじみのD51合唱団は新指導者南部大地の指揮で民謡と創作曲を演奏。盛大な拍手をいただきました。

    つなごういのち守る手合唱団マ・モルテのうたう会が成人の日に開催されました。参加者の最高齢は99歳。みなさんが成人式の思い出を語りながら会が進行されました。

    音楽づくり
    名古屋青年合唱団
    20年以上の歴史をもつ団内発表会を25の出演者で行いました。(写真右)
    聴くだけという団員も多い中、参加者が着実に増えてきています。


    千葉のうたごえ
    昨年中止となった県合唱発表会の代替措置として演奏予定曲のCDを作成して交流を深めました。


    及部十寸保さん
    私立桜丘高校の元校長先生。
    (写真右・中央)
    同校には原爆の火の塔があり、その話は本紙2019年12月2日・9日号でおつたえしております。
    享年89歳。
    謹んでご冥福をお祈りいたします。


    後藤東陽さん
    2014年のみやぎ祭典のよびかけ人、宮城県九条の会共同代表
    謹んでご冥福をお祈りいたします。


    連載1316回 アイルランドの芝居
    2/6~13
    仲間のうた
    ウクライナに平和を
    きむらいずみ
    山形センター合唱団
    (74)長い「鉄道唱歌」
    地底のうた
    飯澤智美
    山形センター合唱団
    変革を求め自尊心を貫いた
    人生よありがとう
    第35話 まつり囃子は地域を越えて
    飯田市橋北屋台囃子の挑戦
    塩原良
    Hyaku(百) ワンハンドレッド・ドリームス
    藤井郷子

    佐藤正信とほうねん座
    岐阜・宮島照子