2017年8月21日・28日合併号

20170821

壊された故郷・心を取り戻す闘い
東京・南部合唱団による第3回の福島現地視察と交流の旅は、地元とのコラボレーションで第1回「浜通り復興のつどい」となりました。

今号は12ページ、カラー版で、このニュースも写真たっぷりでお伝えしております。

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団員に被災者の縁者がいる関係で、現地の歌のグループ、和太鼓、舞踊との共演ができました。

10時に開会。
お昼にはみんなでカレーライスを食べようという趣向。
午後も交流が続きました。

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20170821-01Kohamataiko 20170821-04Enouchi 20170821-01narahaTaiko
小浜風童太鼓(富岡) 同・榎内正和さん ならは天神太鼓
20170821-01hanaTsurukai 20170821-04Zakojyuku
華鶴会(楢葉) 雑魚塾「ヤマユリの花」
富岡町の桜並木。
この道路を隔てて、帰還可能地域と不可能地域に分かれています。
そこでは、道一本で補償額が違ってくるといいます。
そこには、住民同士の摩擦も。
どんな問題がおきているのか、1面をお読みください。
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原発事故6年目の福島には、まだまだこんな光景がいたるところに。
阪神淡路大震災では5年で仮設住宅がゼロに。
ところが、福島では、仮設住宅で暮らす人が7年目に入っても14,000人もいる現実です!
20170821-04Flecon
こちらは地元の宝鏡寺の住職さん。
国と東電に謝罪と賠償を求める市民訴訟の先頭に立っています。

それにしても、この暑い夏。電力はしっかり足りているようですね。

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原水爆禁止2017年世界大会 長崎レポート
台風5号が九州から本州にかけてウロウロしており、心配してましたが、例年の5割増しの参加者で熱気に包まれた長崎。

その様子を、12面の第二特集でお伝えしております。
お伝えするのは、地元長崎のうたごえ協議会の森川議長。

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TVニュースで見ると、核兵器禁止条約の採択を受け、田上長崎市長が、「核兵器をめぐる国際情勢は緊張感を増し、遠くない未来に核兵器が使われるのではないかという強い不安が広がっている」と危機感を訴えてましたね。 20170821-12Kurumaisu
そして、「核保有国のほか核の傘」の下にある日本などの国々に対し安全保障上、核兵器が必要だと言い続けるかぎり核の脅威は無くなりません。核兵器によって国を守ろうとする政策を見直してください」、と明快に安倍首相に迫ってました。 20170821-12Nakamkitsu
一方で、北朝鮮。
アメリカ軍基地のあるグアムを射程にするとか、これに対して、週刊誌の「米軍は9月9日に空爆をする」と煽るような吊皮広告ばかりが目につきます。
こういう時こそ、憲法の平和を希求する精神に立ち戻ってもらいたいものです。
20170821-12HIbakusha
こういう情勢のもと、長崎のうたごえでは、世界大会を成功させるべく、まさに「うたごえ」のオンパレード。
やっぱり、うたごえをやっててよかった、と再認識させる会期中の様子をお読みください。
20170821-12Shomei

2017 国民平和大行進

終結集会
8月4日11時30分
東京、富山からのコースが炎天下、到着しました。
ご苦労様でした。

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こちらも36℃の炎天下、千葉から東京に向けた行進がすすみました。
途中、かき氷のお出迎え。
これがなかったら・・・?

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番外編
「青森市平和の日」である7月28日、平和公園の平和都市宣言の碑の前で、キャンドル文字「いのち・へいわ」

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合唱、
「かわいそうなぞう」の朗読
そして、
平和都市宣言」の朗読。

1945年7月28日の青森大空襲から不断の努力により復興を遂げ、青い空、青い海、青い森を次世代に引き継ごうと宣言しています。

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歌・音楽で出会いつないで
濱鼓僧

浜松の和太鼓・民舞演奏集団「濱鼓僧」は、地元公民館の自主事業として、小学1年生から6年生までを対象にした和太鼓講習会を行いました。

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限られた時間内で演奏できるまでにしてほしいという要望から、子どもたちと一緒に2時間、いい汗をかいたそうです。

講習会のきっかけ、今後の展開など9面をお読みください。

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今年も6月17日、18日に、4度目となる「福島うたう会」を南相馬市で開催しました。

今回も、仙台ロシア合唱団など応援がありました。

20170821-09Enso
ロシア民謡ばっかりのうたう会かな、と思ってましたら、(それはそれでとっても楽しいでしょうけど)、愛知祭典で歌われた「群青」を演奏したり。
また、地元の参加者からは、お礼にと「カンチョロリン節」が飛び出したりと。
20170821-09Shugo
でも、やっぱり、あいさつ代わりの「一週間」で始まり、ロシア民謡もたっぷりだったのでしょうね。
そりゃ、写真のように、カラフルなルバーシカに身を包んでますから。
20170821-09Salon


全国職場・地域のうたごえ祭典
11月の日本のうたごえ祭典inいしかわ・北陸
を目指して地域・職場の祭典が開かれています。

第61回国鉄のうたごえ祭典
inえひめ

9月9日~10日
松山市民会館

JR発足30年目に「いつまでも、残そう、つなごう くらしのレール」をテーマに開催します。

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第51回山形のうたごえ祭典in白鷹町
9月3日
文化交流センターあゆーむ

残念ながらここでは紹介しきれないほどの素敵な企画を立ててます。3面ずーむあっぷでご確認ください。

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白鷹町では、知的障害者と家族、
支援者のコンサートが開かれています。

東京・東部
東部のうたごえ祭典
9月3日(日)
曳舟文化センター

来年の日本のうたごえ祭典in東京(仮称)に向けた地域の連帯を目指します。

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大音楽会・特別音楽会の魅力

11月25日(土)
いしかわ総合スポーツセンター

祭典事務局長 小林勉さんに、これまでの準備状況を語っていただきました。

20170821-06Lesson
また、青年のうたごえの組織を進める黒田遼さんは、合同曲「福笑い」の選曲意図をかたっております。 20170821-06Seinen
20170821-07MACHIKO 20170821-07Kumiko 20170821-07Umehara 20170821-07Ikebe
MACHIKO クミコさん 梅原司平さん 渡辺晋一郎さん
また、大音楽会企画事務局長の山野下さんには、各ステージの魅力を語っていただいております。

今年は(も)女声合同に力が入っているように7面の記事を読みながら感じました。特に、2008年東京祭典で歌われた「私たちが進みつづける理由」が女声合唱で取り組まれるという事に興味を持ってます。

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11月24日(金)
金沢歌劇座

祭典運営委員長の中村昭一さんに、プログラムの見どころを語っていただきました。

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アンサンブルオーケストラ金沢(写真上)
富山県立南砺平高校郷土部の「こきりこ」(写真右)
能舞「羽衣」(写真下)

など7つのステージ構成になっています。

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特に、池辺晋一郎さん指揮による合唱組曲「水の旅」は、その生い立ちから、現在的意義まで、興味深く読ませてもらいました。 20170821-06Hagoromo

ゆずり葉
兵庫・女性コーラス
ゆずり葉
1stコンサート
9月3日(日)
ビフレホール

客演指揮にニューアレンジ集「みんなのうた」で4曲を担当した源田俊一郎さんを迎えます。

20170821-04Yuzuriha

  • 獣医より増やして欲しい小児科医
  • 沖縄で首相怒鳴られ異例の日
    熊野古道
  • 自民党客寄せパンダに手を噛まれ
    ムックリ
  • >

皆さんからの投稿をおまちしております。


北九州うたごえ創作合唱団
26年前に発足して、以来500余曲を創作してきました。
その中から愛唱歌として歌われている9曲が披露されました。
20170821-08HotLine

演奏・感動ミニ情報

女声コーラス こぶし
こんなホームページを開設していまして、これをみて入団希望者、またデイサービスでの演奏依頼が来るそうです。
恐るべし、ホームページ!
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九州の保育現場の研修会で、「平和の旅へ」を演奏。
それを聞いた新人の先生が大感激!
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うたごえ70周年記念事業について
うたごえ運動が来年2018年に70周年を迎えます。
さらに5年後の2023年75周年を展望した青写真、10のビジョンが発表されました。

5面で、日本のうたごえ全国協議会田中嘉治会長に解説していただいております。

なお、詳しくは、ただいま発売中の「季刊日本のうたごえ」177号をお読みください。

20170821-05Tanaka
当面の70周年記念事業は次の通りです。

  1. 日本のうたごえ70周年記念「日本のうたごえ祭典in東京」(仮称)の開催
  2. ニューアレンジ曲集「みんなのうた」出版
  3. 6人の音楽家によるシンポジウム
  4. 「原発」「戦争法」「沖縄」をテーマにした記念作品の公募
  5. 混声合唱組曲「こわしてはいけない」を70周年記念普及曲に
  6. シンボルマークの制定
  7. 70周年記念レセプション(2018年2月10日)
  8. 運動の歩みを綴った「うたごえの歴史」の出版
  9. うたごえ新聞万燈祭
    (提灯広告~写真右)
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20170821-05Manto

2017青年のうたごえ祭典
長野の青年サークル「ザ・イスカンダル」セカンドコンサートと合わせて開催された今年の青年のうたごえ祭典。

こちらは大音楽会での「HEIWAの鐘」。なんか、雰囲気が違いますね。楽しそう!

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大音楽会のゲストは、北沢マロさん。
「う~ん、知らない」という方は、こちらからどうぞ

長野にスタジオを持ち活動されているパーカッション奏者さんです。
20170821-10Seinen
こちらは、今回新たに発足した「ぞうれっしゃを歌う会」。
長野発、北陸行きのぞうれっしゃです。
でも写真をざっと数えると100人近く。北陸の目標が500人と言ってますから・・・
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こちらはぞうの団長さんの溝口さん(写真中央)
1年前に「ぞう」をやろうと話がでて、あれよあれよという間に団長に。そしてあっと言う間い1年が経って本番に。

でも、これから石川ですからね。

20170821-11Mizoguchi
3日にわたって開催された青年祭典。最終日は、開催地になる松代にある太平洋戦争末期、本土決戦に備えて建設が進められた大本営跡地の見学に。
各地にある戦争遺跡は、戦争の悲惨さを雄弁に語るものとして、若い世代の人たちに学んでもらいたいです。
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ザ・イスカンダルのコンサートの模様はFaceBookで公開されていますので、そちらもご覧になってください。 20170821-11Iskandar
イスカンダル

合唱団こぶし
定期演奏会
うたの夕べ~生きる力
7月8日
岩見沢市文化センター

合唱団たんぽぽの中嶋敬一さんから、子どもたちとの共演がほほえましいと、寄せられました。

20170821-10Kobushi

阪神センター合唱団
創立56周年・31回演奏会
「明日への希望と平和をうたう」
6月24日
ピッコロシアター

京都音楽センターの時田裕二さんが「一緒に歌いたくなった」と。

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サークルハートランド
夏のコンサート
7月9日
大阪・LICはびきのホールM

奈良蟻の会合唱団の田中郁さんが、合唱の技術から衣装、振付まで全体構成に目を光らせていました。

20170821-10HeartLand

連載1068回 作曲のからくり その2
8/23~9/6
祈り

夏祭り
木村 泉
(山形センター合唱団)
「ずっとのちのひとびとに」 黒澤真理 (埼玉合唱団)
桑田佳祐「がらくた」
小村公次
(44)ホールの響きと選曲の妙
タミノウタ 上間綾乃
デュークエイセス62年
甘き人生
「あらしの時代(とき)にも」
劇版「ぞうれっしゃがやってきた」劇中歌
作詞 清水則雄
作曲 藤村記一郎
藤村さん作成の
演奏データで お聴き下さい。
20170821-08Etegami 大阪・志賀民江さん