2014年8月11日号

20140811

ヴァイオリニスト
松野迅さん
9月17日(水)
18:30開演
自由学園明日館講堂

20世紀の偉大なチェリスト、パウ・カザルスが33年の歳月をかけて作曲した「ソナタ ニ長調~ピアノとヴァイオリンのための~」。5月の本邦初演に続き、今回はより多くの人にカザルスをもっと知ってもらうためのまるごとカルザス企画です。

20140811-01Matsujin
ヴァイオリンは松野迅さん、
ピアノは榎田匡志さん。

小学生のころバッハの「ソロ組曲」を演奏するカルザスのレコードを聴いのが始まりと語る松野さん。
そして、2010年にバルセロナで出版されたカザルス楽譜集を入手して、今回の企画になりました。

20140811-01Enokida
カザルスを理解するうえで欠かせないカタルーニャの文化と歴史について、本企画では、本紙連載でおなじみのジャーナリスト伊藤千尋さんに語っていただきます。

(右写真をクリックしてチラシ表裏がご覧になれます)

20140811-01MatsunoFlyer
出版された楽譜は、コンピューターの楽譜ソフトで作成されたもので、そこには限界もあります。
そこで、松野さんはスペインのカザルス財団に原本のコピーを依頼。
今回のコンサートはそのオリジナルスコアをもとに演奏がされます。
20140811-04Matsuno
本インタビューのために本紙編集部を訪れたお二人。
スポットライトの担当者土屋美和さん(右から二人目)もヴァイオリンが趣味。
愛器を松野さんに鑑定してもらい「いい音が出ますよ」と。
三輪編集長(右端)「ガンバって、ミワちゃん!」
20140811-04OngakuCenter

2014年関東・東京うたごえ交流会
in 栃木・日光
関東・東京ブロック毎年恒例のうたごえ交流会は、今年日光で開催されました。

1983年以来、1都6県で持ち回りで開催されています。
今年の栃木は5巡目。

20140811-08GodoEnso
写真上:栃木合同による歓迎演奏「ハッピーバースデー」など

写真右:大交流会
日光市役所お囃子愛好会の日光和楽踊りや、「青春」など

20140811-03Koryukai
飯田進氏の講演は「足尾鉱毒事件と戦争<田中正造の平和思想>」。

田中正造は明治時代に、足尾銅山鉱毒事件を告発した政治家です。

20140811-08MrIida
交流会2日目は、その秋穂銅山跡の見学へ。
400年続いた銅山も1980年から観光スポット。
トロッコ列車で採石現場に向かいます。
また、当時の様子もジオラマで再現されています。(写真下)
20140811-08Torokko
鉱毒事件の闘いの真っただ中、「鉱毒悲歌」「谷中村一ツとや節」などの歌が真実を伝える武器になったと、飯田進さんはうたごえ運動の意義を語ってくれました。

来年は茨城・大洗海岸で地引網も楽しめる交流会が企画されています。

20140811-08Giorama

"戦争する国"への道を許さない
安倍政権が日本を再び戦争ができる国にしようとしている今、日本と中国にあった不幸な歴史を二度と繰り返さないという思いを伝える企画が取り組まれました。

盧溝橋事件77年
合唱と講演のつどい

「再生の大地」合唱団による中国撫順戦犯管理所をテーマにした合唱構成を演奏しました。

20140811-04SaiseinoDaichi

オールさいたま市民集会&「遊就館」ツアー

埼玉のうたごえ9条の会では、集団的自衛権反対の集会を開催。
埼玉合唱団は開会前の文化行事で演奏。

20140811-05AllSaitama
パレード出発の送り出しのあと靖国神社の遊就館へ。
ここは、零戦や人間魚雷回天の展示などがあり、戦闘の記録は豊富ですが、庶民の目線がないという「戦争神社」の本質を学び合いました。
20140811-05Shuyukan

東京⇒広島コース
うたごえリレー旗も岡山に入りました。
国際青年リレーもフィリッピンのニーニョ・マラカステ・デシエルトさんが元気に行進を続けています。

20140811-04Okayama

沖縄⇒広島コース
北九州を通過した平和行進に「北九州青い空合唱団」がうたごえ歓迎団を組織。

20140811-04Kokura

北海道⇒東京コース
大熊志保さんは、船橋市内コースの「親子コース」に参加。
このコースは、休憩所に向かう数百メートルを子連れ親子を先頭にアピールしようという企画。
生まれて3カ月の娘さんを抱えた大熊さんは写真中央。

20140811-05Funabashi

合唱団プリマベラは、平和行進実行委員会に参加してうたごえならではの企画を担当しています。
今年は「いいね!コール」「そうだそうだコール」も。

20140811-05Ichikawa


日本のうたごえ祭典inみやぎ
11月22日(土)~24日(月・祝)
11月23日(日)復興を希(ねが)う音楽会(仙台・ゼビオアリーナ)
20140811-05Peace 今週のぴ~すさんは、P.S.V.(ピース・ソング・ビレッジ)のいわねしげみつさん。
「復興を希う音楽会」・<今、あらためていのちの尊さを>で「いのち」を取り上げることへの思いを語っております。

神奈川合唱団
創立65周年記念
神奈川合唱団演奏会

9月7日(日)15時
神奈川公会堂

第一部では、おなじみの「花をおくろう」「フィンランディア」のほか、新作もおりまぜ、うたごえ仲間との共演も楽しみです。

20140811-03kanagawa
第二部に混声合唱 舞台のためのカンタータ「鼠たちの伝説」に取り組んでいます。
1年間の音とりレッスンを経て、舞台稽古が進んでいます。
20140811-03TsuuteSong
このカンタータは、誰かが「近道を知っている」と言ったので、とうとう森の中に迷い込んでしまった・・というストーリー。

団員20人がネズミの役。
安倍公房の「プルートーのわな」をベースにした林光の作品。

20140811-03Nezumi

泥 憲和さん
(西播センター合唱団)

集団的自衛権行使容認に反対する本の企画が進んでいます。
池辺晋一朗さんらが賛同して京都のかもがわ出版から9月ごろに発売世です。
(泥さんは写真中央でマイクを持っている人)

20140811-03DoroNorikazu

函館トロイカ合唱団
函館緊急集会で、集団的自衛権行使容認反対!の声高らかに。

函館トロイカ合唱団は創作曲「私は日本国憲法です」などを演奏。

20140811-06HotLine

  • 戦争屋!そこのけそこのけ平和が通る
  • したり顔似た者同士の三代目
  • 千三つ世界を股にまたほらを吹き
    菅野 章

皆さんからの投稿をおまちしております。


静岡・ひまわり歌う会が開催したうたごえ喫茶の会場は・・・・
あっと驚く事実に話題沸騰!
続きは本紙で・・・・
20140811-06Shizuoka

うたごえってなあに?
渡辺昌子歌唱指導と歌とお話しのつどい
最近、たびたび本紙にさりげなく登場されている渡辺昌子さん。
83歳というお歳を感じさせた行動力で、兵庫県に行かれているのですね。
兵庫のうたごえ女性交流会にお招きをうけて歌唱指導と歌とお話しをされてました。
20140811-07Watanabe
声楽には筋肉が必要で、筋肉の衰える60歳以上は身体を鍛えることが大事、と話しを聞かされた参加者のみなさんは日々の努力が大切であることを実感したそうです。
たしかに、写真でみる渡辺昌子さん、背筋もピシッと決まってますね。
20140811-07Nishinomiya

うたごえ学習会
~青森の歴史~
52年前に結成された青森センター合唱団。一時活動を休止していましたが、最近は本紙への投稿の常連さん。
いつもありがとうございます。

同団が定期練習会の中でうたごえ学習会を開催。
なるほど、合唱レッスンだけでなく、こういう理論学習を深めることがよろしいようで。

20140811-06Aomogri

連載929回湿度
8/15~8/21
折り鶴
二つの静かなメッセージ 田中嘉治 (日本のうたごえ全国協議会 会長)
「青春」 掛川貞省 (奈良蟻の会合唱団)
怒りの中から新しい音楽
小田和正
小田日和
ジゴロ・イン・ニューヨーク
伝えようふるさとを
作詞 田中三郎
作曲 山本忠生