2023年6月19日号

祭典まであと70日を切りました。
現地実行委員会もいよいよマキの体制に入ったようです。
最近、新しいチラシもリリースされ、期待の野外フェスティバルについて詳しい解説を入れております。
特に、裏面には、詳しい交通案内も記載されています。
郊外の会場で開催される場合、往復の足が気になるものですが、臨時バスが運行されることになりました。
行きは15分間隔。
特に混雑が予想される帰りは5分間隔で運行されます。
もう万全ですね!
この野外フェスティバルの会場は、なにをモチーフにして設計されたのでしょうね?
ChatGPTに訊いてみましたら、こんな回答でした。
「建物やステージのデザインは、北海道の四季や自然の要素を反映しています。」
もうちょっと具体的な回答を期待していたのですけど。
例えば、シドニーのオペラハウス。
あれは、ミカンの皮をむいたイメージがヒントになったとか。ホントかな?
現地での合唱講習会については、6月5日号で簡単にご紹介しておりますが、今号でさらに詳しくお伝えしております。
講師に関西から守屋博之先生をお招きして、「平和の子守唄」などを。
一日目は室内で。
二日目は、なんと、野外ステージで。
今年注目を集めいている曲の一つが「キエフの鳥の歌」
これまで女声合唱譜が紹介されていますが、今年の祭典歌集には混声楽譜。
これで各地のウクライナ支援をうたごえで行う場合の、幅が広がりますね。

憲法をまもり、活かそう
芸人9条の会
とにかく今の岸田政権はひどい!最近だけでも、入管法の改悪、長男の公私混同、マイナカードのトラブル続出などなど。中でも異次元の少子化対策を打ち出したものの、財源隠しと、なんだかわざと問題をどんどん大出ししているような感じ。
なんだか、自民党政権の本丸の憲法改悪問題がかすんでしまいそう。
それが狙いなんじゃないかと思わざるをえませんね。
そこで、八っつあん忘れちゃあかん、騙されちゃならん、と立ち上がったのが「芸人9条の会」
その話を桂文福師匠(上方落語協会理事など)に、芸人の世界での取り組みについてお話しいただきました。
8面の記事になかに、抱腹絶倒の小話が満載。
第39回憲法をまもる熊本県民のつどいでは、熊本のうたごえのみなさんが「青い空は」を演奏。
この日の特別講演は小森陽一さん。
さて、この曲とのつながりは・・・ご存じですよね。
ながさき9条フェスタでは長崎のうたごえ協議会が「戦争の足音」などを演奏。その様子は、原水協のYouTubeで視聴できます。

東日本 2023祭典in北海道に向けて、東西で郷土講習会、合唱講習会が開催されました。その様子と、今号4~5面で掲載しております。
郷土での注目は、祭典での全国郷土合同初演の新作「風の太鼓」の講習。4面で全国協議会郷土部の鈴木さんに創作の経緯を語っていただいております。
東日本の講習会は、4月22日~23日に東京国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。
演目のひとつ「正調ソーラン節」
まず講師荒馬座のみなさんの演技
続いて、参加者の皆さんによる演舞。
最近は、よさこいソーランとかロックソーランといわれるアレンジものが増えてますが、正調ソーラン節に郷土芸能の原点を感じ取ったようです。
こちらは4月29日~30日にこうべ輪太鼓センターで開催されました。こちらでも「風の太鼓」を講習。作調の三浦恒夫さんを講師に迎えております。
講師には、もうお一方、本紙連載でおなじみの塩原良さんをお迎えしております。民舞「八木節」「吉祥開運長熊手踊り」の講習を受けました。

5月13日~14日に、神奈川と東京の分散会場で行われました。東京開催というとなかなかの会場難のため、昨年に引き続き、一日を神奈川の応援を得ました。
5月6日~7日、奈良で開催されました。
東西とも、北海道祭典での合同演奏曲から75周年記念委嘱曲集「スタートライン」から選曲されていました。西ではさらに、祭典合同演奏曲「キエフの鳥の歌」「今 この時代に」などが取り組まれました。
(東)山本高栄さん (東)間谷勇さん
(西)寮美千子さん (西)新実徳英さん (西)平野雅世さん

北海道→東京コース
6月4日に行進旗は津軽海峡を渡り青森平和公園に。この後、コースは日本海コースと太平洋コースに分かれます。日本海コースはそのあと秋田でさらに海沿いと山間部の2つのコースに分かれて南下するのは例年通りです。
東京→広島コース
5月6日に東京・夢の島を出発して、5月31日に静岡から愛知入りしました。

愛知のうたごえ SDGs5

SDGsは、持続型開発目標の略称で、環境、ジェンダー、教育など17項目について全世界で取り組まれている到達目標です。Developmentをだれが「開発」と訳したか知りませんが、この運動の趣旨からすると「発展」と訳してくれた方がよかったと思います。
その趣旨を組んだのが「うたごえSDGs」。

愛知では、うたごえの高齢化のため「5年後にはうたごえサークルが消滅しているのではないか」という懸念が。
そこでこの5年間でうたごえを多くの若者で発展させたいと、「SDGs5」というプロジェクトが発足しました。
といっても、愛知はここ数年、「まなぼ企画」などで、次世代への継承を目指した取り組みをしてきております。その成果が、季刊200号に掲載された、全国総会での若者たちの数々の発言。特に、愛知をはじめと神戸などからの若者の発言が多かったですね。
愛知だけでなく、もっと深刻な協議会さんもいらっしゃるのでは?
そういう方はぜひ3面のず~むあっぷを読んでくださいね。

ゾウ列車で国際交流 東邦学園の国際交流については本紙4月17日号で「ず~むあっぷ」しておりますが、「ぞうれっしゃ」作者コンビで同校を訪問して4か国の生徒たちに歌ってプレゼンをしてきました。
記事の中で、「カラオケもある」ということで、DAMの検索をしてみましたら、ありました。Live DAM Aiという機種を備えているお店ならリクエストできるそうです。音源は「ぞうれっしゃレコーディング合唱団」といいますから、たぶん、藤村先生が第一興商に売り込んだのでしょうか?

  • 本人と紐づけ出来ない迷(まい)カード
    中西晃
  • マイナンバー紐づけさせて天下る
    三隅雅游
  • この総理世襲どころか世終です
    菅野章

皆さんからの投稿をおまちしております。


村山俊太郎・ひで夫妻顕彰序幕式
昭和初期に山形で小学校教員になった村山俊太郎。戦争中の弾圧もあり、終戦直後に44歳の短命で逝去しています。
山形センター合唱団では村山夫妻の顕彰碑の除幕式・祝賀会に参加しました。

東日本大震災&
福島第一原発事故被災者支援
チャリティコンサート
祈り・希望
4月29日
大阪・住友生命いずみホール
コロナ禍で一時中断はあったもの、震災・事故の翌年から開催され今回で9回を迎えました。
コンサートの様子を、7面で、東京・三多摩青年合唱団、大阪・交野うたう会、コール大東の方から多面的にお寄せいただきました。

紹介曲について
今号紹介曲「それが私の願い」の創作について、その経緯を作者の園田さんにお寄せいただきました。
右の写真は、西日本新聞に掲載された記事です。

東京のうたごえ協議会の本紙拡大の推進役、三多摩青年合唱団・三多摩教職員合唱団の箱崎作次さんの奮闘記が6面に掲載されています。
三多摩青年合唱団では、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議して月1回のスタンディンを続けています。
こういう日常活動を続けていると、本紙読者を増やすきっかけも増えてきます。
6/3に拡大したのは、全国総会後に12人目。
来年の総会表彰をそうそうにゲット!
また、北海道祭典実行委員会からの特別賞もいただいたとか。

連載1334回 繰り返し言葉
6/19~25
さとうきび畑
脱・小判鮫!
轟志保子
日本のうたご全国協議会事務局長
(92)月月火水木金金
私がセントポーリアを買ったのは
山本菜穂子
広島合唱団ハミングバード
小村公次
(114)等身大の人間描く「マタイ受難曲」
ユア・マザー・シュッド・ノウ
ブラッド・メルドー・プレイズ・ビートルズ
それが私の願い
園田鉄美 作詞作曲
試聴はこちら
神奈川・杉山良江