2023年10月16日号

合唱交流 広島⇔セミパラチンスク

旧ソ連時代、ソビエト連邦崩壊に伴う閉鎖まで456回に及ぶ核実験が行われたセミパラチンスクに9月15日から20日、日本から26名のうたごえ合唱団メンバーがカザフスタンを訪問。その合唱交流の経緯を1面、4~5面で紹介しております。
セメイ合唱団団長アレクサンドルさんと広島合唱団・高田龍治さん。 演奏したカザフスタン国歌の楽譜は4面に掲載。
試聴はこちらから。
セミパラチンスクの核実験場閉鎖に立ち上がったカザフスタンの人たちが歌っていた「ザマナイ~時代よ!」(ローカル語日本語)を久しぶりにYouTubeで聴き、涙が出ました。13年ほど前に「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」がこの曲の普及を通して、カザフスタンの実情を訴えていましたね。
60年経っても防護服が必要な核実験跡地 ▲一度の実験で湖ができてしまったった実験場跡
▲トレビノビッチ市長を囲んで
次回はもっと大規模でやりましょう、と市長さんから
東京から参加した原崇さん(福生革新懇事務局、元電通三多摩合唱団団長)
セメイ合唱団
セメイは、右上の地図の場所で、かつてはセミパラチンスックと呼ばれてました。セメイの西150kmにソ連時代の核実験場があり、その広さは地図の赤い部分で、四国ほどの広大なものです。
日本側合唱団が歌った「おりづる」に感動した人からのプレゼント。魚の骨の鶴。

核禁条約第2回締約国会議・NY行動へ
2017年に成立した「核兵器禁止条約」(現在 署名93カ国、批准69ヵ国)の締約国会議が昨年の第1回(ウィーン)に続いて、今年は11月27日~12月1日にニューヨークで開催されます。この機会に、NPT再検討会議の時のようにうたごえから代表団が派遣されることになりました。
今号8面では、代表団メンバーに手を挙げた名古屋青年合唱団の佐藤さんに寄稿をいただいております。
渡航費用などで50万円程度かかります。
そのためのカンパの訴えを自作曲「ニューヨークに行ってきます」に載せて行っています。

9.26核兵器の全面的廃絶のための国際デー
日本政府に条約の署名・批准を求める原水協街頭宣伝行動日本原水協の呼びかけに応えて東京のうたごえ10名が新宿駅前での宣伝行動に、うたごえ新聞の見本紙をもって参加しました。
写真左から5人目の轟志保子日本のうたごえ全国協議会事務局長もニューヨーク行動に参加されます。

米ビキニ水爆事件被災犠牲者
久保山愛吉さん追悼行動70年前の3月1日は第五福竜丸がビキニ環礁で被爆した日。
その年の9月23日に無線長の久保山愛吉さんが急性放射能症で死亡。
命日に追悼行動が取り組まれています。

全国サークル・合唱団 10月の演奏会
輪田鼓第25回公演
江戸城無血開城
10月22日
神戸新聞松方ホール
奈良蟻の会合唱団
創立70周年記念コンサート
10月20日
DMGMORI大和郡山城ホール
新婦人練馬コーラスミール
35周年コンサート
10月21日
東京・大泉学園ゆめりあホール
男声合唱団昴
第14回コンサート
10月22日
クレオ大阪中央大ホール
新婦人めだかコーラス
第10回コンサート
10月22日
兵庫
県立尼崎青少年創造劇場
ピッコロシアター大ホール
国鉄広島ナッパーズ
コンサート2023
10月27日
南区民文化センター2Fスタジオ
うたごえ創立75周年記念
絹の道合唱団
10月28日
小金井宮地楽器ホール
洛北青年合唱団
であいふれあいコンサート
10月22日
京都・梅小路公園・芝生広場ステージ
千葉合唱団・合唱団まーぶる
第21回演奏会
10月29日
千葉市文化センター
うたごえサークルざざむし
第10回平和音楽祭
10月29日
伊那文化会館小ホール

  • 改造も派閥利権の聞く力
    金倉俊嗣
  • ムダ使い内閣改造訳わからん
    都甲容子
  • 東電と政府に叶う聞く力
    福家駿吉

皆さんからの投稿をおまちしております。


はじめまして・コンサート
合唱団びわこの風がはじめまして・コンサートと銘打った演奏会を開催。滋賀県では40年前に大津の合唱団がコンサートを行って以来とのこと。

演奏普及・うたごえ喫茶だより
中島修一さんといえば東京の合唱団TOSEIというか、音楽センターの名物営業マンさんでした。定年退職してから、地元で活躍していると聞いておりました。
余談ながら、ウクレレといえば、東京の音楽センターのウクレレ教室(講師:橋本のぶよさん)が好評のようです。実践的なウクレレを教えているそうです。例えば細い4弦を太い弦に張り替えてボリューム感を上げているそうです。
山形センター合唱団・しろにし生協うたごえサークル共催のうたごえ喫茶が開かれました。
コロナ禍も完全に収まったわけではないですが、対策の取り方が慣れてきたからでしょうか、うたごえ喫茶も各地で開催されるようになってしましたね。
こういう場が増えてくると、本紙の読者を見つけるチャンスかも。
このサイトをご覧の方で、うたごえ新聞を購読されていない方。
是非、いかがでしょうか?

コール大東
33周年コンサート
9月24日
関西医大小ホール全国合唱発表会では一般の部Aか一般の部Bに金賞か銀賞の常連さんでした。北海道では、一般の部Bに出場。「生きる」「スワニー」をうたってましたね。
こういうデータは全国協のHPで過去の入賞団体(2007年以降)や全出場団体の講評(2012年以降)を閲覧することができるんですよ。

連載1349回 至福の時
10/16~23
ふるさと(同胞主題歌)
時計台の色
守屋博之
日本のうたごえ合唱団音楽監督
(105)かあさんの歌
人間の歌
小林雅通
広島合唱団・合唱団エガンス
小村公次
(118)ファジル・サイの自作自演を聴く
ライブ・アット・デトロイト・ジャズ・フェスティヴァル
ウェイン・ショーター
音楽のタイムマシン
斎藤康子作詞作曲
試聴はこちらから
大阪・小寺冨美代