2019年9月2日号

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すぎなみピースフォーラム2019
1954年3月、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験。これを発端に、5月に「水爆禁止署名運動杉並協議会」が立ち上がり、全国的な取り組みへとひろがってゆきました。 20190902-01Seibu
その杉並で開催されているすぎなみピースフォーラム。今年で第20回。

その様子を、今号の1面でお伝えしております。

特に、右の写真。講演会でのテーマは「歴史に学び、朝鮮半島との平和を築く」。

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今日的に重要なテーマを取り上げていますね。

若い人の間で、「どっちもどっち」「何が本当かわからない」という問いに答える活動がある、という紹介をしているそうです。

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その2年後の1958年、トルコのナーズム・ヒクメットが発表した「死んだ女の子」の最後の5番の「署名をどうぞしてください」につながっていったといわれています。

この署名運動の創始者たちが他界したり、高齢化している中で、若い世代が「知る・学ぶ・交流する」ことを通じて、引き継いでいってもらいたいですね。

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第51回全国保育団体合同研究集会が開かれました。

毎年、エネルギー溢れる熱い感動をもたらすこの合研の様子を8面の第二特集でまとめております。

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オープニングは、やはり愛知。400人の子どもによる「ぞうれっしゃよはしれ」。

指揮をしている保母さん(お名前です)もはつらつとしていますね。

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こちらは8年前に新人職員さんだったころから毎年保育合研に参加してきた坂本さん。

7000人の保育関係者が一堂に会した合研で、きっとたくさんの収穫を得て、今後も子どもたちに向き合ってゆかれるのでしょうね。

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来年はニューヨークでもやりたい、という機運が盛り上がっている原水爆禁止世界大会。

今年の広島大会、長崎大会の様子を4~5面でお伝えしています。

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写真上はヒロシマデー集会オープニングでの広島のうたごえ。

高齢化のすすむ被爆者救済と核兵器廃絶の願いをうたごえに託しました。

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この写真は、フィナーレでの大合唱。フィリッピンからの青年リレー行進者のニティさんも民族楽器で。

先週号のサイトでご紹介したニティさんの「SamaSama」も歌ったのでしょうか?

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大会のメイン集会は、広島・長崎交互で行われており、今年は長崎がメイン集会。

こちらの写真は、長崎市長の田上さんから「核兵器廃絶のため、署名を広げましょう」という熱いメッセージ。

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特に来年2020年は被爆75年の節目。ぜひ核兵器廃絶の歴史的転換にしようという熱気に包まれていました。

こちらの写真はナガサキデー特別企画の「平和の旅へ」。

なんと、来年のNPT再検討会議が開かれるニューヨークで演奏計画があることが発表されました。

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集会後は恒例の海外代表者も交えたヒバクシャ国際署名の取り組み。

「もうしましたよ」という反応が多いなかでも751筆が集まったということですから、関心の高さをうかがわせます。

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20 国民平和大行進 19 うたごえリレー

2019年国民平和大行進が8月6日に長崎で終結しました。沖縄、宮崎、広島からの3ルートの横断幕が集結した写真は見事ですね。

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先日リリースされましたCD「大いなる一つの道」は、すでに皆さんのお手元に届きましたか?

国鉄のうたごえの熱い思いが伝わってきますね。

その熱い舞台を仙台で迎えます。

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第63回国鉄のうたごえ祭典の大音楽会、メインステージ合唱構成は「つながれ!線路よ!故郷よ!~被災地から~」というタイトル。 20190902-03Notoge
この写真は、3・11東日本大震災で被災した仙石線の野蒜駅(「のびる」と読みます)。

現在の駅(写真上)は、被災した駅から高台のほうに移設して作られました。

そして、この被災した駅の跡地には被災を記憶する「伝承館」が作られています。

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祭典では、ほかに「ぞうれっしゃがやってきた」~国鉄祭典バージョンなどが演奏されます。

どんなバージョンなんでしょうね。楽しみです。

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第35回医療のうたごえ全国祭典inあいち

「うたいかわそう かけがえのないいのち」

9月15日に愛知・刈谷市総合文化センターで開催されます。

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本番指揮者をお迎えする祭典・女性合同練習会が開かれます。

9月14日(土) 13:30~

京都・東山市民いきいき活動センター

「女」「芭蕉布」(女性合同)、「ほらね、」(全国合同)

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藤井幸枝さん 渡辺享則さん

8月6日に・・・

無言館にうたごえ響く

オリーヴ館でうたごえ喫茶

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無言館の別館「オリーヴ館」で上田いずみ合唱団によるうたごえ喫茶が開かれました。 20190902-04Ueda
ここは4万冊の蔵書がある図書館。この蔵書の風通し作業のときに、団員の方がボランティアで参加したこともあり、ここをうたごえ喫茶にしようすることができたそうです。 20190902-04Zoosho

谷町のお寺さんでの核廃絶を願うピースフェスタ。

講演、映画、けん玉、ダンス、ジャズ、紙芝居などプロアマ同居で盛沢山の企画が組まれたとか。

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  • 不自由な自由名古屋で目の当たり福家駿吉
  • 口出して金は出さんとテロに負け遠藤 譲
  • ホワイトを外した国のブラック度長谷川節

皆さんからの投稿をおまちしております。


平和の折鶴つなぎ

高森町福祉協議会主催の「平和の折鶴つなぎ」。

町が広島に親子59名を派遣。その際に託する2万羽の折鶴を50羽つづ糸で繋げる作業が行われました。

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関西合唱団

第48回定期演奏会

9月28日、29日

いずみホール

ここで公募団員とともに演奏されるのが、子どもと大人による合唱組曲「そだちあういのち」。

この合唱組曲は、2010年に大阪市西区のワンルームマンションで起きた「2幼児放置死事件」をきっか けに、安心して子育てができる社会を願って作られ、2012年に初演されました。(写真下)

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現在、練習が進んでいますが、作品の理解を深めるために、子どもの虐待問題に詳しい杉山春さんをお招きして講演会を開催しました。 20190902-07Shoen

こちらの写真、右から2人目は、3月の全国総会当時、奈良紫金草合唱団の馬場功さん。その後、滋賀県に転居。そこでもうた新拡大に精を出しています。その結果、ついに、滋賀県50人目の読者を獲得。

ありがとうございます!

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連載1159回

抑圧の記憶


9/1~8


赤い花白い花


平和劇場で歌う

木村 泉

(山形センター合唱団)


「山よ夕張よわがいのちつげよ」

松村嘉美子

(北海道合唱団)


和の芸能「和力」主宰

加藤木朗

第57回こきりこ節


現実は命がけだった

「月の沙漠」


日本の合唱名曲

セレクション20

東京混声合唱団




CD「子どもの大空」

Singing for our lives


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静岡・虻川定美さん