2024年4月15日号

まもり いかそう憲法
今年も憲法大集会の季節に。
憲法集会という形で日比谷公会堂で開催されていました。定員が1900人に対して、2600人が集まった時も。そのマジックは大きなスクリーンを備えたトラックで会場内の様子を視聴していました。
今号では、憲法共同センターで行われた全国学習交流会の様子をお伝えしております。ポイントは地方自治法の改悪。詳細は1面・4面をじっくりと読んでください。同センターでは、YouTubeチャンネルで憲法連続学習をシリーズ化しています。この機会に視聴してみてください。
地方自治法の改悪は、辺野古を自由に作ろうというもの 逆に災害時には、地方に任せっきり。
憲法集会は2000年頃に始まりましたが、上述の通り手狭になってきたことあり、
10年前から有明防災公園で開催しています。名称も憲法大集会に。

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若い力が輝いた! 愛知まなぼ企画 SDGs
愛知のうたごえが継続的に開催している「まなぼ企画」。
いろいろなテーマについて学ぼう、実践しようという企画で着実に成果を上げています。
最新のテーマは若い世代への継承。5年計画で持続可能な運動へ、と名付けてSDGs5。
その詳細を今号の8面でご紹介。
写真上は滝田さん。本紙2月26日号でご紹介したように高校生平和ゼミナールでの広島や沖縄への学びと交流などから刺激をうけています。
なまぼ企画の様子はこちらから
こちらの写真は篠田さん。
2019年にチェコでぞうれっしゃ交流をしています。
当時は中学生だったのでしょうね。
こちらは大学1年生。受験の時がコロナ、ということで3年前につくったのが「暇地獄」、「暇地獄 延長」をYouTubeで発表しています。

5/18~19神戸
詳細はこちらから
5/25~26東京
詳細はこちらから
行徳未麻さん
合唱講座④⑫「わが母の歌」他
赤坂有紀さん
合唱講座ⅠとⅧ「たいせつなこと」他
水頭順子さん
合唱講座②⑭「空を海をいのちを」
中村拓紀さん
合唱講座Ⅴ「地底の歌」
坂井里衣さん
女声向け声楽指導
間谷勇さん
合唱講座Ⅲ「リパブリック讃歌」
芹田光哉さん
男声むけ声楽指導
田中安茂さん
合唱講座Ⅶ「リパブリック讃歌」

各地から演奏レポート
なごみの家うたごえサークル
高齢者に居場所を提供するなごみの家、そこに因んだうたごえサークルがなごみの家20周年のお祝いを近くのお寺の本堂で行いました。
お寺さんで「アンジェラスの鐘」はなかなかいい選曲かと。
明日歌合唱団
大阪中央区にあるねむかホールは、2006年に完成して、合唱団の練習や、うたごえ喫茶に活用されています。公式サイトがないので、詳しいことはわかりませんが、少なくとも公営の施設ではないようです。記事を読むと定員も30数人程度。こういう気軽に使えそうな場所があるというのはいいですね。
合唱団エルデ
今年初めてのうたごえ喫茶を開催。壁には大きなスクリーンに歌詞を投影。テーブルの上には、ペットボトルが一本。でもステージ上のリーダーさんの楽しそうな歌声が聞こえてきそうです。
青森センター合唱団
青森保健生協70周年活動交流集会のオープニング演奏。会場は5階ホールで、4階では、これまでの活動の歴史が展示されていました。
こういう写真展では、20年前の写真に写っている若かりし頃の様子に盛り上がるんですよね。「おっ、フサフサじゃないか!」って。
中野青年合唱団
音楽を通して平和を考えようとピースコンサートを中野市中央公民館で開催しました。
千葉から愛と平和を!合唱団
前宣伝がよかったようで、ふたを開けると写真のように大盛況。歌集が足らなくなったらしいですけど、こういう時はプロジェクターが威力を発揮しますね。会場の公民館のHPを見ますと無料でプロジェクター、スクリーンの貸し出しがあるようです。

原発ゼロへ 全国集会in宮城
宮城にある女川原発は、3・11被災地地域内にある原発にもかかわらず、この9月に再稼働をしようとしています。
「さよなら原発全国集会in宮城」に、宮城のうたごえ30名が、平和の歌をもって参加しました。

2024全国教育のうたごえ祭典in宮城へ

先週号のHotLineでお伝えしたように、今年の全国教育のうたごえ祭典が宮城で開催されます。
8月25日に開催される大音楽会で演奏される「こころのつばさ」(作曲 武義和)の楽譜集ができました。この楽譜集は「One Peace for Peace」という音楽センターの企画。コロナ禍以降、経営的に苦しい音楽センターを支援しようというコンセプトではじめられたもの。みなさんもご利用ください。

未来を拓くうたごえの集い
東京のうたごえ協議会に加盟する70数団体は、地域ごとに10のブロックに分かれています。その中で、東部ブロックからの話題を5面で。各ブロックは、合唱発表会の準備・開催、平和の活動などに取り組んでいます。
東部ブロックでは、「何か元気がでることをやろう」と知恵を出し合い、首題の企画を行いました。
東部ブロックでの合唱発表会には、各合唱団・サークルの指揮者、ピアニスト合同による特別セッションが組まれるなど、サークル横断的な活動の素地があったようです。そういう方々が、うたごえの草創期からの歴史を理解し、次世代に伝えてゆくリーダーシップをとっていることにこのブロックの素晴らしさを感じます。

志田陽子さん講演会
そもそも三多摩ってどこなのだろうと思っていました。東京都の中で、23区と諸島部を除いたところが多摩地域らしくて、北、西、南とあったらしいです。東京のブロック分けでは、三多摩南ブロックがありますので、ここでの三多摩は二多摩なんでしょうか?
それはともかく、三多摩ブロックのうたごえは東京の中でもリーダー的存在です。
本紙でもたびたびご登場いただいている志田陽子先生をお招きして、三多摩ブロック主催の講演会が開催されました。
2年前に東京で開催された全国総会の際に、記念講演をしていただきました。「歌う憲法学者」という肩書でしたね。
今月から始まったNHK朝ドラ「虎に翼」は日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくドラマ。モデルになった人は明治大学法学部卒業。戦後、女性初の裁判官になられた方。これから半年間、みなさんの目が法律論に向いてくれるといいですね。

焼き物がいっぱい見えますね。お酒の好きな方、コーヒーにこだわりのある方には、たまらない光景です。
ここは、肥前吉田焼きの産地からの「風だより」
佐賀には有田、伊万里、唐津といった焼き物が有名。時に、伊万里は、かのマイセンがお手本にしたというのですから。

岡山合唱団 第19回創作合宿
創作講習会は別として、最近、集団創作というのをあまり聞かなくなりました。天才肌の人がいて、全部お膳立てしてくれるから、周りの人の出番がない、とうことでしょうか。それとは別に、創作合宿というみんなで一緒に作り上げていくというスタイルが健在なことに安堵しながらこの記事を読ませていただきました。

ほっとほっと 休憩室
「バックトゥザ・フーちゃんⅡ」東京公演の準備が進んでいます。今号でも練習会に参加された方の感想が寄せられています。
4月28日の北とぴあでの公演が待ち遠しいですね。

静岡合唱団なかま
演奏会
Peace be with you
2月12日
静岡音楽館AOI「なかま」のメンバーは17人。決して多い人数ではありませんが、大多数のうたごえ合唱団がこのレベルと思われます。因みに昨年の全国合唱発表会参加団体260のうち、20人以下が75%になります。
この鑑賞記は、そういう一般Aクラスの合唱団の方にとっても参考になることが書かれています。

サイトウキネン(SK)といえば、日本のクラシック界の最高峰ともいわれてます。その関連の松本ジュニア合唱団が「ぞうれっしゃがやってきた」に取り組みました。
演奏会に向けたプレ企画の様子は、こちらからご覧ください。
同団では2012年のクリスマスコンサートでも全曲演奏を行っています。

本紙記事に励まされて
先週号の非核「神戸方式」に触発されたという投稿。当の神戸でも「神戸方式を放棄しろ」という圧力が増えてきているそうです。
各地の自治体が発している「平和都市宣言」「非核宣言」更に「男女共同参画」の成果は、憲法と同様、守ってゆかねばなりませんね。

連載1372回 放送の仕事その4
4/15~22
チューリップ
棄民亡国
渡辺享則
日本のうたご全国協議会副会長
阿波祈祷文
熊谷和男
宮城・仙台合唱団
小村公次
(124)オペラが照らしだすもの
私とわたし
E.scene
ひめさゆりの唄
木根淵登志子作詞/加藤太一作曲
試聴はこちら
広島・堂垣内一恵