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今号1面は、経済学者、哲学者の平野喜一郎さんの講演から。
8月15日に神戸市役所センター合唱団らが開催した「せんたあうたう会」の企画でした。
このうたう会では、これまでにマリンバコンサートや著名な音楽家、芸術家を招聘した講演会+うたう会を開催してきました。 |
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今回の話は、戦中の不自由な生活とその後の比較から文化と芸術の役割を語っていただいております。 |
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本紙で好評連載中の「オーストリアからの糸電話」、そこではウィーンでの芸儒家への支援や市民へのコロナ対策が進んでいることが話されてきましたね。
平野さんは今回ドイツ、メルケル首相の取り組みを紹介しています。 |
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この5月に、なんと「連邦政府は芸術家支援を最優先課題にする」と名言。
わが日本と比べると何という差でしょうか。 |
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その差が生まれた歴史的な背景を解り易く説明していただいております。
そこからコロナ禍が発生した必然性、新自由主義がそれを助長、そのために格差が一層広がり対極にいる労働者をまもる必要な規制の撤廃など、大きな歴史の流れを感じさせる内容です。 |
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気候変動の問題についても平野先生から提言。
折しも2030年までにCO2を50~60%削減するにはどうしたらよいか、という議論が沸き起こっています。
今号の記事を読むと、12月の祭典での全国合同「いつか世界は」(作詞 清水則雄、作曲 藤村記一郎)を歌ってみたくなりますよ。
次号の後半が楽しみです。 |
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自治体のうたごえ祭典では、話題の新曲、合唱組曲「沖縄は叫ぶ」(詞 芝憲子、曲 池辺晋一郎)の初演など意欲的なプログラムが満載です。
3面で、祭典への取り組みを大阪府庁うたごえ合唱団の方にお伝えいただきました。 |
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やはり自治体労働者の目から見ても喫緊の課題は、過去の保健所削減ということにあるようです。
大阪では1995年に61カ所あった保健所が現在は18カ所。3割以下です。
全国でも845カ所が、2010年には494カ所に、今年は470に。 |
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1994年に保健所法が大きく変わり、結核などの感染症対策から高齢化対策の健康作りにシフトしてしていったためです。
こうしたことを踏まえて3面記事をお読みください。 |
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池辺晋一郎 |
リピート山中 |
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これまで準備を進めてきた島根県でいよいよ発足に向けてのピッチが上がってきました。
12月のひろしま祭典では、是非お会いしたいですね。 |
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- カネカネとその日くらしのコロナ蝉バイオ亭長浜
- 読み飛ばし首相の首を飛ばしたい古都のハマちゃん
- もうつける薬が切れたスガ総理長谷川節
皆さんからの投稿をおまちしております。 |
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二度と悲惨な思いをしないように、誰でも、どこでもできる平和活動のひとつが国の被爆体験伝承捨派遣事業の活用です。
川崎市では、この制度を利用して市内小中学校での平和学習を行っています。 |
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「トリエンナーレ」とはイタリア語で「3年に一度」の意味。愛知では、2010年から3年毎に国際芸術祭を開催してきました。
問題が起きたのは第4回の2019年。企画展のひとつにこの「表現の不自由展・その後」がありました。 |
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公立美術館で過去に撤去された展示を集めた「不自由展」を行う、というのは、これまでも企画・開催されてきました。
どういうものが撤去されてきたかというと、慰安婦問題、天皇と戦争、植民地支配、憲法9条、政権批判などでした。 |
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2019年は会期は8/1~10/14でしたが、不自由展は8/12に中止に。10/8に再開されました。
しかし、補助金の不交付という政府からの嫌がらせも。
こうした経緯を念頭に、この7月6日にフォロワー開催となった名古屋市市民ギャラリーでの展示会と、3日後に開催中止となったいきさつを6面でお読みください。 |
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「平和の少女像」の問題などを契機として日韓政府の関係がおかしくなってますけど、こういう問題に青木さんは一刀両断。
6面の表現の不自由展・その後の記事と併せてお読みください。(4面) |
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「作品集」の制作が進んでいます。7面で「白鳥の歌」の収録の様子をお伝えしています。
9月末発売が待ち遠しくなりますよ。
5面の随想「うたごえ時間」と併せてお読みください。 |
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連載1252回立花さんのメッセージその2
9/13~9/20
坊がつる讃歌
新たな教材として
きむらいずみ 山形センター合唱団
(14)おまえに
生まれてきてよかった
山口直子 (福井・福井センター合唱団・愛知・福島の思いつたえ隊)
ストーンズのチャーリー・ワッツ
モロッコ、彼女たちの朝
こんなに長く
作詞 千秋昌弘 作曲 森 二三
視聴はこちらから
安藤由布樹合唱曲集
「子どもたちと赤ペン」
「高尾山たかおさん」
京都・黒田愛子さん