2024年12月2日・9日号


特別音楽会ゲスト SpecialTrio Ensemble
いよいよ2024年日本のうたごえ祭典in佐賀が開幕です。
今回の祭典の見どころはこれまでお伝えしてきましたが、なかでも若い息吹の期待が高まっているのが、この3人。
中央の大田智美さんについてはすでにご紹介済みですが、今回佐賀ゆかりのアーチストのアンサンブルということで、今号でさらに詳しくお伝えしております。
KOSEIさん(写真左)はピアノ、大坪俊樹さんはサックス。
これにアコーディオンが加わるとどんなステージになるのでしょうか?
先日、新大久保の音楽センターホールで音合わせがおこなわれましたので、この機会に、祭典への期待・抱負を語っていただいております。
このコラムも最終回。
11月3日~4日にかけて、藤村記一郎さんに来ていただいたぞうれっしゃの練習会が開かれました。その様子は祭典HPでも紹介されておりますので、本番前に一度訪れてみてください。

関西合唱団 団員獲得へHAPPY70プロジェクト
なんともカラフルな12面の特集。
中南米のカーニバルのような雰囲気ですが、大阪のカトリック教会でのイベント。多種多様な人種が集まっている地域での相互理解促進のための企画。
これに先日演奏会で演奏をした「クウネルワラウ死ぬまで生きる」で取り上げたジェンダー、障害、難民といったテーマそのもののつながりがあった関西合唱団もこのイベントに参加しました。
このイベントのテーマは「へだたりの壁を取り壊して」 各国の人がそれぞれの民族文化を紹介しあいました。
関西合唱団のかかげる「HAPPY70」プロジェクトの取り組みというのが素晴らしい。 その目的達成のための活動について、皆さんの合唱団・サークルでもメンバー倍増へのヒントになるでしょう。

能登被災地へ 心寄せて
大阪のコーラス・クラージョは、10月20日に能登半島地震被災地支援のミニコンサート&うたう会を開催。
コンサート経費は団財政でまかない、入場料収入と会場での寄付金を能登へ送りました。
同じく大阪の小野寺芳子さん(吹田おらが町コンサート合唱団、ちばりよ~沖縄合唱団)は、本紙でご紹介した「NOTO、NOT ALONE~能登はひとりじゃない」の作詞者さん。4月に被災地を訪問して、今回が2回目の支援訪問。
珠洲市には仮設住宅もできてます。 撤去作業も順調とはいかないようです。
撤去作業中 小野寺芳子さん
今回訪問の初日は金沢の詩人水野スウさんの「紅茶の時間」へ。
そこで、今回も創作曲などをアカペラで披露しました。

"何より平和"核兵器NO! いのちと暮らし 守る・歌
世相がどんどんキナ臭くなってます。
そのための予算は湯水のようにつかって、私たちの生活を守る財政は削減。いったい世の中どうなってんでしょうか?
端的な一つが神奈川・横須賀。
12月8日に原子力空母いらない!横須賀集会の取り組み準備が神奈川のうたごえで進んでいます。
昨年の横須賀集会での演奏 横浜みなとみらい地区に隣接するノースドック施設も米軍施設の一つ、
神奈川のうたごえ75周年記念祭典
第1弾 特区別音楽会
「歴史のバトン」
10月19日
横浜市健康福祉センター4Fホール「青い空は」の作者大西進さんのインタビューで平和のうたをつくるモチーフについて語っております。4面でぜひお読みください。 
11・8年金一揆フェスタ2024
日比谷野外音楽堂
オープニングの文化行事で東京年金者組合は「東京ブギウギ」。ほかに、埼玉、千葉、神奈川の仲間も工夫した歌、踊り、寸劇を披露しました。
第17回美浜平和と文化のつどい
11月8日
オープニングを務めたのは新婦人コーラスひまわり。「底力のタンゴ」などを演奏。
ピースフェスティバルCHIBA2024
10月20日
千葉商工会議所ホール
フィナーレに千葉のうたごえが「折り鶴」などをウクレレ伴奏で歌いました、
平和を願う音楽家の会
第35回コンサート
7月14日
千葉市生涯学習センター
第1部は会員が今年のテーマ「命を守ろう!~STOP WAR」に沿って選曲して演奏。(写真下)
第二部は「絵本と音楽で伝えたい平和」。
絵本「へいわって どんなこと」を使って映像、読み語りと音楽で構成しました、

連載 松野迅
作曲家 ルイ・シュポーア
ハイドンやモーツアルトと同世代のドイツで活躍した作曲家ルイ・シュポーアにスポットライトを当てた松野迅さんの連載企画も今回で完。
今回の読みどころは、なんでシュポーアの名前が後世にあまり伝えられていないか、という点。
ドイツのレコード会社がシュポーア作品をリリースしたのは、なんと1989年。たったの35年前の話です・
その理由はナチスの影響。非ドイツ的、ユダヤ系、共産主義的な芸術は退廃芸術として弾圧されました。 1937年にナチスによって開催された「退廃芸術展」
松野迅さんのニューアルバムのジャケットは、ナチスによって弾圧された近代芸術、前衛芸術の雰囲気ですけど・・・ ニューアルバム
Violin on OPERA
JINMATSUNO

ウイーン市では経済と地球環境の共生を目指すSDGsの取り組みが本腰で進められています、
自転車専用帯の整備や、広い道路の真ん中に樹木。CO2をまきちらす自動車削減のための方策でしょう。
4車線の道路を3車線+自転車専用レーンに 憩いのスペースも広~~くか確保されてます。

東京の電通西南コーラスをけん引してきた外山靖雄さんのうたごえ人生60年コンサートが12月3日に開催されます。

  • 十三年錘のデブリ鎮座する
    三隅雅游
  • 玉に瑕疵不倫の壁は越えられぬ
    中西晃
  • マイナカード支持率知りたい紙が良い
    大澤博明

皆さんからの投稿をおまちしております。


ジェンダー平等と平和
多治見青年合唱団が「ジェンダー平等と平和について」を開催しました。
ジェンダー、人権、平和って不可分の権利なのですね。

阪神センター合唱団
「笑顔いっぱいうたう会」
10月27日
この日は衆議院議員選挙の投票日。
ノーベル平和賞の話題を含め、大切なことを語り合う場でもありました。

函館トロイカ合唱団
定期演奏会
「虹色もハーモニーにのせて~夢・希望・未来へ~」
11月9日
函館市民会館
武生センター合唱団
創立50周年記念
第42回定期演奏会
平和を願いうたい続ける
11月4日
越前市いまだて芸術館
三多摩青年合唱団
創立60周年記念音楽会
「自由の木」
10月26日
東京・パルテノン多摩
神奈川合唱団
75周年記念演奏会
11月4日
鶴見区民文化センター

レセプションを開いて
神戸青年合唱団
創立70周年レセプション
10月27日
神戸市産業振興センターうたごえが誕生した3年後には活動を始めていたという同団は、来年の神戸・ひょうご祭典を契機にさらに発展の飛翔を狙っています。

◆読者紹介◆
東京・調布狛江合唱団員の友人である新潟の平澤栄一さんはにスポット。
「夏は来ぬ」などでおなじみの作曲家小山作之助は160年前に上越市で誕生。今年の卯の花音楽祭は生誕160年を祝い、その実行委員長が平澤さんでした。
平澤さんの本業は農業ですが、傍ら山羊の飼育も。 山羊と子どもたちとの触れ合いの場を提供してます。

宝木実さん
日本のうたごえ全国協議会常任委員会顧問
元大阪のうたごえ協議会議長
今年5月に94歳で逝去されました。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。
豊田光雄さん
元大阪のうたごえ協議会議長
「旅のはじまり」などの創作活動も行っておりました。
11月6日の逝去されました。
享年82歳。
地域に根差したうたから、闘いの歌まで幅広く400近い創作曲を残したおられます。
ご冥福をお祈りいたします。

連載1401回
エコールーム
12/5~12/20
人間の歌
時代
越田和世
石川・金沢紫金草合唱団
美しき誤解で広まった
アメイジング・グレイス
第57話神々が生きる台湾の明日
~台湾台北市萬華区の青山宮の音楽祭から
塩原良
石田組
結成10周年記念
2024・春
本心
花が咲けば
寺澤伸輔作詞作曲

原発クソッタレ!THE BLUE HERB

松野迅OPERA
黒田愛子(京都)