2020年5月11日・18日号

20200511

コロナウイルス渦中に立つ視座
今週の1面はジャーナリストの大谷昭宏さんに、新型コロナ渦中でうたごえ活動などの文化活動が委縮しないように、というご提言をいただきました。

まず、大震災などの自然災害と、ウイルスによる災禍の違いについて分析して、その中で、今、私たちがしておくべきことをご提案いただきました。

謎の路上芸術家バンクシーがイギリスの建物の壁一面に2014年に書いたフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。

これに最近こんな加筆が。

大変な医療現場へのエールとと言われてます。

20200511-01Ohtani
うたごえにも医療従事者の仲間がいっぱいいます。

この人達にいっぱい感謝のエールを送りたいですね。

ここで「連歌 2の句」を

冬から新緑の季節への移ろいが消えた病棟

忙しく立ち回る彼らに

変わらぬと頑張る野の花がひと時の憩いを

(うた新HP子)

20200511-01Banksy

目と耳を疑うコロナ対策に思う

人心地つける日を夢見て詩作や歌で声を上げよう

日本のうたごえ全国協議会会長 田中嘉治

今号では、政府の新型コロナ対策についてどう考えればいいのか?全国協の田中会長に寄稿いただきました。

急場を凌ぐ時こそアイデアとユーモアが必要と。

併せて、石川・金沢紫金草合唱団の中村昭一団長からも投稿をいただきました。

20200511-04UtagoeNet
この写真は日フィルのテレワーク・オーケストラ。

技術的にはそんなに難しいものではありませんので、皆さんも挑戦してみてはいかがですか。根気とセンスは必要ですけど。でも、今なら時間はたっぷり!

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先週号でお伝えした、歌とお話でつづる 増補新版 組曲『日本国憲法』(芸術と憲法を考える連続講座 vol.27 )。

YouTubeでご覧になられましたか?

まだの方は、是非、この連休中に視聴を奨めします。

ちょっと長いのでガマンが必要ですが、今年のGWはガマン・ウィークといいますから・・・

20200511-03Ito
今号の「続き」では、伊藤千尋さんが地方自治について語っている部分を紙上再録。

イタリア、ドイツなどとの比較論が面白いです。

3面でお読みください。

20200511-03Kenpo

先週号では、歌声喫茶からのよびかけ。

今週号はライブハウスの緊急支援募金について3面で呼びかけをしております。

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今年度の創作講習会は福島で。

ゲストに山本さとしさんをお迎えします。

詳細はこちらから。

なお、コロナ問題で延期・中止もあり得ます。6月中には結論をだします。

20200511-03Sosaku

5/6まで休校措置の続いている小中学校。一部の自治体では5/10まで既に延期を決めているところもあります。

こんな時に、子どもたちにどう向き合うか。その一助に、この新刊本をご紹介。

子どもと一緒に楽しく読める、国連子どもの権利条約と子どもの文化権が絵本になりました。

20200511-03Wanibuta

今を生き抜くために
今週の第二特集の8面には岡山在住の原田義雄さんがご登場。

最近ひょんなきっかけで、ブラインド・マラソンに挑戦&はまっているそうです。

その経緯が面白いですよ。

本紙がおてもとに届くのをお楽しみに。

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ところが、このコロナ騒動で、そんなささやかな楽しみも中断。

もちろん、本業のコンサートも。

そんな時はCDですね。

でも、CDショップへは外出自粛だし。こういう時はネットで。

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例えば、2012年リリースの「原やんのうた」ですけど、定価は2619円。Amazonなら2324円。でもMoraなどのネット販売なら1曲157円でダウンロードできます。

音楽センターも負けてないですよ。5月1日から音源のダウンロードサイトをオープンしてます。是非、覗いてみてください。

20200511-08Osaka

石黒さんの発句につづいて、早速5人の方から投句を頂きました。

是非、みなさんも、今号で紹介した5首につづく投句をお願いします。

福井では、みんなで「チェーン・ポエム」の輪が広がっています。


  • 民の声アベノマスクでふさぐ気か?桶川のジョー
  • 散る桜喚起して観る室の中染井吉野
  • 昭恵さん進呈するわ「ステイホーム」富岡道子

皆さんからの投稿をおまちしております。


みなさんお元気ですかぁ ライブ

4/27号当欄での「ざざむしライブ通信」の続報。

コロナ自粛の中、自宅でライブ継続中。

写真右の第4回配信はこちら

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歌詞テロップを入れるのは高等テクニックになりますので、こちらでは手持ちの模造紙。

これもほのぼのしてますね。

こちらの写真は第3回配信分です。

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"うた新"がつなぐ

北海道でのコロナ感染拡大は、最初は徹底した対策を取っていたこともあり、かなり低水準でしたが、4/7を境に増勢に転じてしまってましたね。

20200511-06Sapporo
そんな中で、全国の合唱団ではうた新をどう届けるか喫緊の課題になっています。

多くの合唱団では練習の際に手渡し、というスタイルが取られています。

しかし、練習ができないのでは、手渡しも不可能。そこで郵送に切り替えるなどの対応をとってます。

6面で、札幌支局の取り組みをご紹介しております。

こちらも参考にしてください。

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演奏会から

この写真にご記憶にありますね。この演奏会では、聴覚障害者のために字幕付きに取り組みました。

さて、どうやったのか?貴重な技術レポートは4面です。

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連載1190回

パーフェクトへ近づくみち


5/18~5/25


美しき五月のパリ


(51)「ある」のに「ない」


「ねがい」

富田葉子(大阪・女声コーラスレガーテ)


ロックダウン下
踊るロバート&トーヤ


ヴォカリーズ

ナタリー・デッセー


危険な関係


ありがとうの詩

原詩 当房貢・高橋雅子

補作詞・作曲 高畠賢

編曲 佐藤幸恵

試聴はこちらから


20200511-06Etegami愛知・猪飼ひろ子さん