2019年8月5日号

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74年目の原爆の日を前に

74年目の8月6日、9日を前に、長崎・広島を結ぶ核兵器廃絶への取り組みについて、今号では1面・3面で多元的に取り組んでおります。

20190805-01Nagasaki
戦争を兵隊として実体験して語り部として活動されている方というと90歳前後以上になりますが、非常に少なくなっています。

被爆体験というと記憶に残るという意味で80歳前後以上になるのでしょうか。

20190805-01NagasakiShinai
それでも被爆者の方々が生きているうちに核兵器のない世界を実現したい、という思いは時間との闘いになります。

長崎のうたごえは毎月9日、26日にヒバクシャ署名行動に取り組んでいます。

20190805-01Shomei

ヒバクシャの希い心に刻んで共に
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7月6日、広島合唱団音楽会では、関西合唱団との合同で合唱組曲「一滴のうた」が演奏されました。

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この中の第4章「広島旅行」は近々発売されます季刊日本のうたごえ185号に楽譜が紹介されています。 20190805-03Takada
この組曲は、憲法9条についてよくわからないという一滴のしずくのような素朴な青年の疑問からスタートして、広島での被爆体験を聞いたりしながら、平和を希求する大河へ膨らんでゆくというストーリー。2018年10月に関西合唱団により初演されました。

今回の合同演奏にあたり、関西合唱団では、どんな姿勢で広島に向かったのか、Sop.Altoの母子の取り組みは感動の寄稿記事です。(3面)

20190805-03HeiwaGuid

長崎の痕
大石芳野さん

長野での本紙創刊60周年記念イベントで池辺晋一郎さんとの対談で、レンズを通して見た戦争になった国の人々の苦しみについて語っていただきました。

今般、撮り続けた「長崎」を集大成して写真集を出版されました。

20190805-03OishiModified
長崎といえば「蝶々夫人」。1904年の初演から約半世紀、この恐ろしい悲劇が起きたのですね。

そういえば現代版蝶々夫人、「ミス・サイゴン」はいつかなと調べましたら、今年で30周年になるのですね。

戦争体験は誰にもさせたくない、と語りかける1冊です。

20190805-03Shashinshu

教育のうたごえ祭典

「こどもの瞳に輝きを!」

県内の教育、音楽関係者の協力のもと準備がすすんでいます。

「ぞう」も70周年つながりコンサートの一角として準備が進んでいます。

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ぞう列車が走って70年

6月29日、30日、恒例の東北のうたごえ交流会が開催されました。

東北6県を持ち回りで開催して、今年は宮城で。

20190805-04TohokuKoryukai
この交流会に合わせて「ぞう」も取り組まれました。

この写真、すごいステージですね。指揮は小林康浩さん。

ここに至るまでの取り組みについて4面で詳しくご紹介しております。

20190805-04MiyagiZou
山形からこの交流会に参加した山形センター合唱団。

どういうスタンスで取り組んだのか、ご一読ください。

多くの県が一緒に取り組むということで、九州でも音楽祭典として実施されていますが、1合唱団がブロックの中でどういう位置づけになっているのか垣間見れる貴重な短信です。

20190805-04Yamagata

毎回思いますが、愛知系の「ぞう」の舞台は華やかですね。

親と子のみどりの杜合唱団の6月8日・9日の演奏会記は7面です。

20190805-07AichiZou

青年のうたごえ祭典

8月に京都で開催される青年のうたごえ祭典。11月の日本のうたごえ祭典・京都のプレ企画として位置づけられています。

その取り組み状況を5面でお伝えしております。

20190805-05Kyoto

東京の青年のうたごえも合同練習会を始動。京都での二つの祭典への準備が進んでいます。

20190805-05TokyoSeinen

神奈川・PEACE公園コンサート
川崎市で返還された米軍施設跡地に、市民運動で作られた平和公園。

ここで毎年PEACEコンサートが開催されています。

今年で数えて37回目。

地元の文化団体の中に、神奈川のうたごえ4団体も。写真右は神奈川合唱団。

20190805-08Kanagawa
20190805-08Kokutetsu 20190805-08Ajisai 20190805-08Kizuna
国鉄横浜うたう会 保育のうたごえ紫陽花 合唱団きずな
こちらはこのコンサートの創始者のお一人、松本良江さん。実行委員会で、合唱組曲「青い空・白い雲」を創作。

毎年第5楽章「歌と平和の行進」を演奏しているそうです。

20190805-08Matsumoto
神奈川県は、米軍管理施設の総面積では日本で第3位。

横須賀、厚木、座間などを12区域の基地を抱えています。

1954年に平和条約が発効した当時、施設数は162か所。面積で現在の倍もありました。

こうして返還された跡地が平和に活用されているのは、市民運動の成果ですね。

20190805-08KinshiJyoyaku

20 国民平和大行進 19 うたごえリレー

今年もそろそろ梅雨も明けそう。しかし、6月から7月にかけては長雨でした。日照時間が少ないというのも今年の特徴。これが平和行進にとって良かったのか、どうか?

東京→広島コースは奈良から大阪に入りました。

20190805-04Kashiwabara

例年より涼しい、ということで、行進も、支援もしやすかったようです。

20190805-05Kishiwada
「一歩でも二歩でもご一緒に」とコールとともに呼びかけていますが、これに応えて5人の女学生さんが行進に。「翼をください」では「知っている!」ということでマイクをとって。 20190805-05SaitenPR

  • ウェルカム日米安保破棄ならばバイオ亭長浜
  • 民忘れトランプにすり寄りババを抜く菅井孝義
  • 問題に蓋して安定とは如何に小泉康子

皆さんからの投稿をおまちしております。


なにかホテルの宴会場のようなすてきな場所で演奏しているのはクラージョ。

2011年の東日本大震災以来続けているチャリティコンサートです。

20190805-06HotLine

大牟田市の公民館コーラス交流会に当初より連続出場している大牟田センター合唱団からの演奏ミニレポートです。

20190805-06Omuta

阪神センター合唱団

第32回定期演奏会

~とどけよう平和の願いと

明日への希望~

6月22日

尼崎ピッコロシアター

コーラス、郷土、市民合同と58年間貫き通してきた企画スタイルを踏襲しています。

20190805-07Hanshin

連載1156回

選挙で考える


8/5~8/11


リメンバー


原爆を許すまじを世界の空へ

轟志保子(日本のうたごえ協議会副会長)


(22)不機嫌の時代と笑い


合唱朗読構成

「再生の大地-撫順戦犯管理所」

佐藤忍

(東京・杉並ぞうれっしゃ合唱団)


和の芸能「和力」主宰

加藤木朗

第56回名を捨てて実を取る


あのルソーが作曲した?

「むすんでひらいて」


キャラバン

大隅寿男




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国鉄のうたごえベストアルバム

「大いなる一つの道へ」


20190805-06Etegami

大阪・小寺冨美代さん


絶賛発売中

頒価1200円

申込書は上をクリック


2019年

メーデー歌集