2018年10月8日号

20181008

核兵器廃絶へ、原発の恐ろしさを伝える
「一発の原爆の地獄を知ってほしい」というタイトルの今号ですが、東京都原爆被害者団体協議会の副会長さんの山田玲子さんに、改めて原爆の恐ろしさを語っていただきました。

そして、山田さんが核兵器廃絶のために、これまでに積み重ねてきた足跡をお伝えしております。

20181008-01Yamada
街を歩いていたら、突然、後ろからバットで殴られたような感じなのでしょうか?

そんな死に方、重い後遺症の残るようなことは絶対に嫌ですが、実際に73年前に起こったことなのですね。

20181008-01Kane
原爆のすさまじさは、映画「ターミネーター2」などで、生々しくCG再現をされていますが、

それはその瞬間だけで、その後永遠に続く苦しみは描きようがないのでしょう。

20181008-01Monyument
こういうことは、被爆者の体験としてコツコツと語られるだけしか方法はないのでしょか?

その体験を語る側にはいろいろな葛藤のあることを、この記事を読んで改めて認識しました。

映像では生々しすぎる。やはり人間が語るところに、聴く者への訴える力があると思うのですが…

20181008-04ZYamada
映画「アオギリにたくして」をご覧になった方も多いと思います。

このように被爆者のつらい体験を映画して残してゆく、というのも一つでしょう。

20181008-04Memorial
私たちにはうたがあります。

峠三吉の原爆詩集「人間をかえせ」をカンタータにした作品もあります。

被爆者のつらい体験を理解することはできないかもしれませんが、寄り添うことはできると思います、うたごえで。

そんなことを考えながら1面・4面を読みました。

20181008-04OriduruParad

ソウルの少女
今週号の8面第二特集は、韓国の日本大使館前に置かれた戦前の慰安婦告発の像をうたう「ソウルの少女」を取り上げています。 20181008-08Kibo
この曲は、8月に長崎で開催された「全国教育のうたごえ祭典」で披露されました。

来年1月の全国合唱発表会でも演奏される予定です。

20181008-08Shojyo
ヘイトの問題、性的差別の問題など、これまで本紙ではたびたび特集をして、少数の人たちに寄り添うこと、歴史を直視することなどを提言してきました。 20181008-08Enso
うたごえ新聞社のある新大久保界隈は韓国レストランが多いため、ヘイトスピーチで一時騒然としましたが、今は沈静化しているようです。

しかし、港区にある韓国大使館には、連日のように街宣車が繰り出して歴史を捻じ曲げた発言をしています。

20181008-08Hirakiza

全国合唱発表会に向けた、各地で党道府県、産別での合唱発表会・交流会が開催されています。
今号の4~5面では、3つのテーマでその様子をお伝えしております。
20181008-04TokyoKokutetsu

まずは、東京・千代田区の合唱発表会での国鉄東京合唱団の演奏について。

20181008-04PianoRenshu
内容は、4面で読んでいただくとして、余談をひとつ。

東京の場合は、全国合唱発表会に行くまでに、区・市レベルのブロックで推薦をうけ、都合発で推薦を受けて、やっと全国へ。結構狭き門です。

20181008-04Piano

東部のうたごえ フェスティバル

こちらは、その都合発(9/29・30に開催)のための推薦団体を決める合唱発表会。

今号では、東京東部ブロックでの取り組みをご紹介。

20181008-05OtosannoSenaka
東部のうたごえフェスティバルと銘打って、単なる地区予選ではなく、祭典Festaを先取りした企画もたてられた夏の終わりの一日でした。 20181008-05LetsGo

「いとし子よ」「どこかで春が」の演奏に取り組む「女性のうたごえ」。

東京での練習会が回を重ねています。

今後の予定はこちらをごらんください。

20181008-05JyoseiGodo
うたごえ新聞をもっと広めてください (3)
全国支局長会議での、田中会長のまとめを3週にわたって掲載しております。

その中で、うたごえ新聞の魅力について言及していただきました。

「人に夢と希望とロマンを与える」などなど5点をあげて本紙について語っていただきました。

20181008-05SHikyokukaigi
こちらは、うたごえ新聞保存版について、話し合っているところ。

今号7面のコラムで、2017年版からDVDが添付されていますが、これを使った感想が寄せらています。

DVDだけでも購入できます。

20181008-04Hozonban

私の子どもたちへ
20181008-03Zenkei
香川県・東かがわ市にとらまる公園は総合運公園。

起伏に富んだ18haの園内には、レクリエーション、スポーツ、文化活動の施設が配置されています。

20181008-03Toramaru
その中に、日本で唯一の人形劇のテーマパーク、とらまるパペットランドがあります。

そこには

人形劇場とらまる座

人形劇ミュージアム

ミニチュア児游館

があります。

前置きが長くなりましたが、そのとらまる座のロビーが3面の記事の主役です。

20181008-03Watashino
ロビーに笠木透さんの「私の子どもたちへ」の歌詞の壁画あるそうです。

正確にはタイルに焼き付けた陶壁だそうです。

四国というと、徳島の大塚化学の美術館がいろいろな名画を陶板で再現して有名ですね。

陶器もこういう使い方もあるのだと再発見した記事です。、

20181008-03Gakufu

その笠木透さんのメモリアルCDブックが発売されています。

地元の岐阜新聞でも大きく取り上げられ、墓前でこのCDブックを掲げている写真が掲載されております。

20181008-03KasagiBook

ピアノ四重奏

アンサンブル・ラロ

こんなすてきな室内アンサンブルがヨーロッパから来日します。

10月16日から、東京、静岡、愛媛、兵庫、岐阜、岩手の6都市で演奏会を開催します。

20181008-03AMsanbleFlyer
こちらの写真は、この記事を投稿していただいた愛知の藤村記一郎さんと奥さんの菊子さん。(左端)

どういう経緯でこういう親交が生まれたのか、3面でお読みください。

20181008-03Fujimura

  • 怖いのは地震、台風、アベ政治菅野章
  • 大は小を兼ねられません発電所
  • 平成の歌姫マイク置いて秋長谷川節

皆さんからの投稿をおまちしております。


青年がやってきた!

西三河「青年」合唱団のかっこが取れた経緯がおもしろい。

高齢化の進む合唱団さんには参考になるホットラインです。

20181008-06HotLine

うたう仲間TOMO

第42回うたごえ喫茶

8月5日

静岡労政会館

いろいろとイベント企画のヒントが書かれています。ぜひ、記事を6面で読んで、参考にしましょう。

20181008-06Tomo

第3回静岡

平和をねがう文化のつどい

8月19日

アイセル21

うたごえ合唱団など20団体が協賛して、文化を通して平和について考える機会が作られました。

20181008-07UtagoeGodo

第24回

下関平和コンサート

9月2日

下関市民会館

ピース21・下関という行事の一環として開催。

下関市民合唱団らが参加しました。

20181008-07ZeninGasho

連載1119回

電気


10/8-10/15


君をのせて


技術と表現と個性

-大阪のうたごえ

合唱発表会で-

山本忠生

(京都ひまわり合唱団

指揮者)



⑮自衛隊に入ろう


「羅針盤」

角田優和

(愛知・つなごういのち守る手合唱団マ・モルテ、東海青年のうたごえ)


ハーフのPOP ETC


THE BLIND SWORDMAN~侠
勝新太郎


1987、ある闘いの真実


「あの夏の日に」

石原いっき 作詞

長森かおる 作曲

演奏試聴はこちら

(9/24号掲載の楽譜に間違いがありました。)
作曲者名は「永森かおる」となっておりますが、正しくは
上記の通り「長森かおる」です。
差し替えの楽譜はこちらから
ここにお詫びして訂正します。


20181008-06Etegami

愛知・桜井久美子さん