2018年3月12日号

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記念講演 小森陽一さん
今総会の記念講演は、九条の会の事務局長小森陽一さんにお願いしました。

時期的にぴったりの「今、改憲問題を考える」というサブタイトルを付したテーマで75分間語っていただきました。
今号1面、4面で概略を、4月発売予定の季刊日本のうたごえ180号で全文をお伝えします。

20180312-01Komori
9条に第3項を追加して「自衛隊名を明記する」というのが、現在の安倍政権の目的とするところ。
これについて、小森さんは2分で説明できるかがカギだ、と提起しています。

長いと聞いてもらえない、短いと理解できない。ということでしょう。

20180312-01Kaijyo
なかなか面白い発想ですね。
でも街頭署名をやっていると、歩いている人は一瞬で通り過ぎてしまう。
どうしたらアイキャッチならぬ、イヤーキャッチができるか、いつも考えさせられます。

でも、まず2分から。
署名活動のとなりでマイクを持った人が署名の訴えをやってますが、これを2分以内に、ということですね。
ということは、うたごえも2分程度の曲で訴えた方がいいよ、という提案でしょうか?

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総会発言

この写真のように元気な「多治見うたごえ連絡会」の様子を、多治見親子うたう会の三田寺正恵さんが総会で発言。

今週号8面の第二特集は、そんな岐阜県多治見市のうたごえ活動の様子をお伝えしています。

20180312-08Mitadera
市内にはうたごえサークル・合唱団が7団体あり、2016年3月に多治見うたごえ連絡会を結成しました。
そして、具体的取組として「ピースアクション」を立ち上げて昨年は、地元高校生まで活動の輪を広げています。
20180312-08PeaceAction
皆さんの地域でも、学生・青年との結びつきをどうやったらできるのか、いろいろと試行錯誤をされている事と思います。

なんとなく敷居が高かったり、自分で垣根を作っているのかもしれません。
当サイトでは、こういう事例があるときに、「具体的にどうやったのか教えてもらいたい」というつぶやきをよく書いておりますが、今号では、三田寺さんのこの笑顔をみたら、納得です。

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うたごえ70周年記念事業

うたごえ運動70周年を記念して9つの取り組みをしています。
最後の仕上げは来年1月の祭典になりますが、その前の記念事業第8弾がこちら。

先週号のMIWAのスポットライトでもご紹介しました「うたごえは生きる力」です。

20180312-03Takahashi
表紙はブルー単色ですが、ちょっと変わった構造になっており、読んでいて手になじみます。
318ページの大作ですが、寝っ転がりながら読んでいても手が疲れないのがいいです。

著者の高橋正志さんが70周年記念レセプションで、発刊の思いを語っています。

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うたごえ新聞拡大ノウハウ!

うたごえ新聞について

奈良支局 田畑昭子さんと
奈良紫金草合唱団の馬場功さんが、うたごえ新聞の拡大について発言しました。

奈良支局は県内に5分局をもっています。
2017年度は133人の読者を迎えました。

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その原動力の一人が馬場さんで、31人の読者を迎えております。
その体験談を5面でお伝えしておりますが、ポイントはFacebookの活用です。

総会発言当時385人のメンバーを抱えた大所帯で、今号発行時にはなんと404人の登録者数になってます。

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更に、奈良紫金草合唱団では、昨年12月にうたごえ新聞の学習会を開催して、ほぼ全員が足を踏み出した結果、この総会の時点で53人の新読者で迎えることが出来た、と嬉しい報告をいただきました。 20180312-05UtashinNara

総会 表彰
恒例の総会表彰がおこなわれました。

優秀団体

  • 神奈川のうたごえ協議会
  • 石川のうたごえ協議会(写真)
  • 兵庫のうたごえ協議会
  • 長崎のうたごえ協議会
  • 東京、南部のうたごえ協議会

が今年の優秀団体に推挙されました。

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ブルーペン賞

長崎・新婦人コーラス花の輪の園田鉄美さん(「一人から一人へ」などの作者)が受賞しました。

ほかに、通信賞として、7人が表彰され、機関紙誌賞が5団体に授与されました。

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読者拡大賞

奈良紫金草合唱団の馬場さんが特別拡大賞、読者拡大賞は8団体、13個人に贈られました。

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今年の大賞は埼玉合唱団。
激励賞は、長野合唱団ほか2合唱団と、日本のうたごえ祭典inいしかわ・北陸実行委員会に贈られました。

20180312-05SaitamaHyosho


安倍9条改憲NO!
全国うたごえアクション 2・10一斉行動
2月10日に全国各地でのうたごえアクションの提起に応えて、皆さんから通信を送っていただいております。
今週号では、6面に仙台と長野での行動の様子をお伝えしております。

こうした積み上げを、5月3日の憲法集会の会場に届けたいですね、HEIWAの鐘と共に。

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うたごえ70周年記念ロングインタビュー
連載⑤
伊藤真さん(弁護士)
「生かそう!日本国憲法の力」

なるほどというか、9条の理念って、聖徳太子の17条の憲法、「和を以って貴しとなす」等に見ることができるのですね。

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5回目の講義は「憲法で保障している幸福追求権」についてです。
自分の幸せと身勝手の違いについて分かり易く解説いただきました。
20180312-04Kokkai

連載 (58) 沖縄の叫び
井出佳代子さんは長野から引っ越してこられて6年。沖縄で出会った「平和ガイド」という職業に惹かれ今があります。
悲惨な沖縄戦の事実を伝えることで平和の尊さを知ってもらおうと、体験談を集め、私たちに伝えています。
20180312-03OkinawanoSakebi

  • 子どもたちうっかり汚せぬアルマーニ
    ムックリ
  • ぬくい水飲ませて辺野古意のままに
    富岡道子
  • 忖度をゴミで隠して大値引き
    長谷川節

皆さんからの投稿をおまちしております。


青森で教育のうたごえ祭典?!
2019年に全国教育のうたごえ祭典をやりませんか?という提案・説明会が青森市内で開催されました。

教職員によるうたごえサークルのない県での開催とのことでしたけど、たしかサークル螻蛄は深浦高校の理科の先生がやっていたんじゃなかったかな?

20180312-06HotLine

三多摩保母のうたごえじゃんけんぽん
沖縄支援のたび

東京から二泊三日の沖縄訪問記。
チビリガマの悲劇と、シムクガマの奇跡。この二つの歴史から教育の大切さを学んだ沖縄と基地・平和の旅でした。

20180312-03Santama

わが団この人
うたごえサークルじゃがいも 川崎五郎さん

札幌のうたごえ協議会は新春うた新フォーラムを開催。
参加した川崎五郎さんは御歳91歳。そこで語られたうたごえ歴51年の熱い思いを紙上で再現しました。

20180312-07Kawasaki

連載1092回 「金子兜太さん逝去」
3/12~3/19
ロシアの草原
新宿で「こわしてはいけない」をうたう

轟志保子 (日本のうたごえ全国協議会副会長)

⑦パロディと歌のチカラ
「わが母の歌」 土田倫里江 (茨城センター合唱団)
自殺防止ホットラインの歌
スリー・ビルボード
「きみとこの町で」

榊原あきひろ 作詞・作曲

オリコンでの演奏試聴はこちら

20180312-06Etegami 京都・黒田愛子さん