2018年3月19日号

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原水爆禁止運動が、政府の無視する態度にも拘わらず、大きな広がりを感じさせます。
今号1面では、3月1日のビキニデーについて、地元静岡のうたごえからのレポートで構成しております。
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なんで大きな広がりと感じさせたのか、それは海外からの参加者の発言を読んでです。

一般の新聞ではなかなか報じられませんが、正直言ってこれまで知らなかった中部太平洋のエニウエトク環礁での話を読むと、現代史の影の部分がはっきりしてきます。

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ビキニ環礁はその東300km程度のところにあります。

ビキニ環礁は、2010年にユネスコによる世界遺産に登録されています。
ユネスコ自身が定義をしているわけではないのですが、負の世界遺産として、人類が犯した悲惨な出来事を伝え、そうした悲劇を二度と起こさない戒めとして捉えられています。

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広島の原爆ドームも世界遺産に登録されていますね。
これはちょっとした紆余曲折があり、最終的に厳島神社とのセットで世界遺産となりました。
これも上記のビキニ環礁と同様に、二度と繰り返してはいけないものとして負の世界遺産と言われてます。
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この紆余曲折というのが、アメリカの横やりと日本政府の消極性。

なんとも、ということですが、こんなことも踏まえてビキニデーにうたごえがどう取り組んできたかお読みいただければ幸いです。

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よく見ると、このバナーですが、上述の3月1日にはビキニデーに行っており、大活躍ですね。
70周年記念日本のうたごえ祭典のスローガン「いのちのうたをうたおう!こころをつなごう!」が祭典名より大きく書かれています。
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3・11東日本大震災、東電福島第一原発事故から7年。
今年の3月11日は日曜日ですから、各地で様々な集会が企画されていると思います。
そのためでしょうか、全国集会は1週間の前倒しで開催されました。
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3月11日の各地での様子、是非お寄せください。

因みに、当サイト管理者は、当日「官邸前行動三鷹駅前出張所」というグループのキャンドルナイトに出没する予定です。

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伊東達也さん 吉原毅さん ミサヲ・レッド・ウルフさん

うたごえ70周年記念ロングインタビュー
連載⑥
伊藤真さん(弁護士)
「生かそう!日本国憲法の力」

日本国憲法について、知っているようで知らなかったことが多いことを再認識しているこの連載です。
今週号では「明治憲法の方がよかった」という論者への明解な論破に溜飲が下がる思いです。

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5月3日の東京での憲法集会で、今年も「HEIWAの鐘」をうたおうという準備が進んでます。
紹介サイトはこちら

憲法を学び、護り、そして歌いあげてゆきたいですね。

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ABK日本語学校というところで、日本の歴史・地理を教えているそうです。
記事を読んだときに、駐在員子女向けの日本語補習校かと思いましたが、この写真をみると、日本人ぽい方は3人。ウチお二人は箱崎さん夫妻、あとの一人の女性は、本文に出て来る「補習校の先生」でしょうか?
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授業は、まず歌から。
プロジェクターで写している英文は歌詞の様です。
曲は、箱崎さんといつもタッグを組んでいる佐藤香さん。
いつの間に、インドでの授業を想定した曲を作っていたのでしょう?
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こちらは奥さんの陽子さん。
この写真は「お江戸日本橋」を歌っているところ。
最後に「コチャエ」と繰り返しますが、これって「こちらへどうぞ」という呼込みの意味なんですね。何意気なしに歌ってましたけど、この英語をみて、なるほどと。
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祈り・希望 vol.6
東日本大震災&福島第一原発事故被災者支援チャリティーコンサートは、合唱を通して支援を進めてきて、今年で6回目。
事務局のレガーテの方にズームアップしました。
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レガーテでは、このほかにも、福島でこれまで2回開催した「響aiコンサート」(写真右)も行っております。
地元と現地をつなげる素晴らしい活動だと思います。
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4月30日(月・祝)
13:30~
大阪・ドーンセンターホール

すでに「群青」を一緒に歌いたいという希望も出てきている前評判の高い演奏会。
キャパが400人程度の会場です。出演者だけで一杯になってしまうのではないかと思わせるような、層の厚いコンサートです。

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立川空襲を語り歌いつぐつどい
第26回つどい
4月1日(日)14時
立川市高松学習館視聴覚室

「コーラス鳩のうた」が、1945年4月4日未明の立川空襲を記録する取り組みからうまれた曲を歌い継いでいます。

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  • サイリョウの労働制こそサイアクだ
    遠藤譲
  • 佐川氏のウソが確定深刻だ
    古都のハマちゃん
  • お得です定額パックも賃金も
    古都の福郎

皆さんからの投稿をおまちしております。


子ども芸術祭展「ぞう…」

2月18日
鹿児島県子ども芸術祭典の記念式典が鹿児島県民交流センター(600席)で開催されました。
ステージには大人と子ども170人で演奏。

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準備は昨年の10月からといいますから、すごいスピードですね。それとも、これまでの素地があったのでしょうか?多分、そういうことでしょう。
この時期、インフルエンザの流行で練習もままならなかったと思います。
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サークルりんごっコ

おなじみの「あの日の授業~あたらしい憲法のはなし」の青森版が創作されています。

語りの部分だけですが、こちらでお聴きください。

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(カットしたうたの部分は原詩のままです)

昨年の全国合唱発表会小編成の部に出場。
戦後の小学校で、コッペパン給食から米飯給食に切り替えた子どもたちの署名運動をナレーションに盛り込んでいます。

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国立ハンセン病療養所を訪ねて (大島青松園)~守屋博之
日本のうたごえ合唱団では、今年「彼方へ」(石黒真知子作詞、徳山美奈子作曲)に取り組んでいます。
演奏曲の背景を勉強するために、音楽監督の守屋氏が当地を訪問しました。

実は、ゲラ段階までこちらの写真で、本刷り前に差し替えられました。
いずれも療養所から高松市内を遠望したものです。

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自由を守る宮城県民集会

2月11日の集会で「今 この時代に」を50人の混声四部で演奏。

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産廃処理場視察と演奏

合唱団ながせんが行っている、産廃中間処理施設を考えるうたう会は今回で5回目。県内の石木ダム建設反対の歌なども歌いました。

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静岡合唱団なかまのうたごえ喫茶では、ロシア歌曲の「灯」を二部コーラスで。
うたごえ喫茶というと基本的にユニゾンですから、チャレンジでしたね。

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連載1093回 「もう一度、俳句」
3/19~3/26
じがいもの歌
小さな町の小さくて 大きなコンサート 渡辺享則 (日本のうたごえ全国協議会副会長)
⑧戦争中のパロディ
④鉱山から農村から 「炭鉱の娘」と「出稼ぎの歌」
「操車場恋唄」 土田倫里江 (茨城センター合唱団)
小村公次 (51)『林光・歌の本』全曲演奏の壮挙
アイハベル Kiroro
20180319-06Etegami 栃木・味村節子さん