2014年5月5・12日合併号

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荒川知子とファミリーアンサンブル
仙台在住の荒川知子さんは、ダウン症というハンデを背負いながらも、音楽家族と一緒に演奏活動を行っています。
そんな知子さんを今週のゴールデンウィーク号1面、4面で特集しています。
20140505-01AraiFamily
お父さんはフルート、リコーダー奏者、
お母さんはピアノの先生、
お兄さんはフルート奏者。
知子さんは4歳の時に手にしたリコーダーの才能を家族に支えられて今ではファミリーアンサンブルのメンバー。
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普段は作業所でケーキやクッキーを作っていますが、仙台の青葉まつりでは、作業所の仲間たちと一緒に「すずめ踊り」を楽しみます。 20140505-01suzume
荒川ファミリーアンサンブルは、2008年にCDアルバムをリリース。
現在は2ndアルバム「しあわせのたね」が発売されてます。
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本号の特集では、
知子さんと林光さんの出会い、
震災による記憶障害、
全国からの演奏依頼など、読み応え満載です。
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世界ダウン症の日に

3月21日は、世界ダウン症の日。

この日、東京藝術大学の奏楽堂で「みんなで一緒に前へ進んでいこう2014」が開催され、荒川ファミリーも参加しました。

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20140505-04Tsujii 20140505-04Suzuki 20140505-04Xu
記念講演 辻井いつ子さん
ピアニスト辻井伸行さんの
お母さん
ピアノの鈴木凛太朗さんは右手首が欠損。しかし、ショパンの「別れの曲」などを演奏 台湾の許育?さんは、大道芸人の資格も持ち、ユーモアあふれたオカリナ演奏を。

前号1面特集の続き。

琉球新報社東京支社報道部長島洋子さんに沖縄の現状を語っていただいております。
教科書問題、歴史認識問題など沖縄が抱える問題を述べています。

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日本のうたごえ祭典inみやぎ
11月22日(土)~24日(月・祝)
11月23日(日)復興を希(ねが)う音楽会(仙台・ゼビオアリーナ)
本号6~7面は、みやぎ祭典関連特集。
「復興を希う音楽会」の最新企画案から、期間中に催行される被災地視察ツアー、仮設住宅うたう会の日程案をお届けします。
20140505-07SendaiUtagoekissa 被災地企画については、参加希望合唱団・サークルは6月30日までに実行委員会までお申し込みください。
20140505-06Sato 20140505-06Ikebe 20140505-06Kumiko 20140505-06Tetsu
佐藤正信さん 池辺晋一郎さん クミコさん きたがわてつさん

復興へ心寄せて
満開の桜の下 南相馬でうたごえ

千葉・東葛合唱団はるかぜは、1泊2日で福島・南相馬の仮設住宅を訪ねてうたう会を行いました。

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銭湯ファンの 被災地支援

31歳の青年が東京の銭湯で被災地の銭湯の様子を紹介する個展を開いてます。
こういう心の寄せ方もあるのですね。

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集まろう!全国の青年!福島に
一方、うたごえの青年たちは、6月14日~15日に、全国青年nのうたごえ交流会を福島で企画しています。
宮城の「若星Z☆」(写真下)の加藤優一さんから準備状況のレポートが寄せられました。
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交流会では、みやぎ祭典の合同曲の練習、被災地視察、佐々木孝さんの講演など盛りだくさん。
是非、全国の青年(と気持ちの若いどなたでも)が集まって被災地に心を寄せましょう。
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CD文庫 でれすけ原発
いわき雑魚塾のCD文庫「でれすけ原発」の出版記念コンサートが福島・勿来市で開催されました。
「でれすけ」とは、いわき言葉で「だらしない、愚かな」という意味です。
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第29回全国指揮・合唱指導講習会
今年も新緑の長野で開催されます。
指揮法は工藤俊之さん、
合唱指導は本山秀毅さん(写真右)の特別講座など多彩なプログラムが用意されています。
詳細は、こちら
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【開催要項】
日程:5月20日~22日
会場:あがたの森文化会館
・指揮法コース別講座
・合唱特別講座
・指揮法特別講座
・理論講座
・合唱講座
・発声指導
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理論講座の伊藤千尋さん 指揮法特別講座の工藤俊幸さん

本紙3月17日号のZoomUpでご紹介した響aiコンサートが開催されました。

合唱王国といわれる福島県の「福島音楽堂」。すばらしい施設を使った被災地のみなさんとの心と声の交流会が実現しました。

「響aiコンサート合唱団」が結成され、北海道から関西まで個人参加も含めた250人がフィナーレを飾りました。

レガーテさん、まったく素晴らしい企画をたてましたね。

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第1部はうたごえの仲間のステージ。
みやぎ紫金草合唱団
関西合唱団
国鉄のうたごえ合同
仙台合唱団
河南混声合唱団
レガーテ
絹の道合唱団
が舞台に立ちました。
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第2部は、福島の合唱団が中心のステージ。
福島市お母さん合唱団、
福島第一中学校合唱部、
福島東高等学校合唱部、
福島大学混声合唱団、
と幅広い年齢層の参加者。

ラストは、全員で「故郷」を大合唱。

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翌日は、南相馬他の被災地訪問。

3・11の原発事故で立ち入り禁止、留め置かれたままの浪江駅のマイクロバス。

いまだに、こんな状況を訪れた人の目にとまります。

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田中 郁さん

奈良蟻の会合唱団

今年も、5月6日に東京→広島コースをはじめとした「国民平和大行進」がスタートします。

田中さんは、今年の3・1ビキニデーに参加。
分科会では「平和行進」の分科会にでました。

その中で得た3つの感想が紙面を彩っています。

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  1. 核兵器廃絶のために一人では微力だが力を合わせることの大切さ
  2. 平和行進の各参加者は全国で同時に貫かれている一部分であることの認識
  3. うたごえの果たす役割の重要性
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日本中からくまなく広島・長崎をめざす平和行進。皆さんの小さな一歩がこの壮大な大行進を作っているのだということを田中さんは訴えています。 20140505-03HeiwaKoshin

関西合唱団 第79回定期演奏会

6月7日(土)、8日(日)
いずみホール
新作初演「英霊たちの歌」 ほか

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福井センター合唱団
「夢を語るとき」合唱団50人が団50周年演奏会へ向けて練習を進めています。

6月1日(日)
福井県立音楽堂ハーモニーホールふくい

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国民救援会にも歌がある
今年のメーデー・平和歌集収載曲「自由よ!」は、きたがわてつさんが冤罪事件に取り組んでいる国民救援会の依頼により作った曲。

過日「救援ひろば2014」にそのきたがわてつさんが登場。
7面に音楽センターの広告が出てますが、きたがわてつさんが待望のニューアルバムをリリース。

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うたごえライブで新曲もたっぷり紹介。そのほか、映像で救援活動の歴史を振り返るなど、過去を受け継ぎ、次世代に冤罪がなくなるまで救援運動をつないで行こうと決意しています。 20140505-10Okuma
連載916回
西田堯
5/10~5/16
ひとつぶの涙
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守屋博之
(日本のうたごえ合唱団
音楽監督)
「きずな」
園山双葉
(鹿児島・合唱団風
)
第17回心に残る打ち手
「北国の春」
今のロックはビートが命
  • 「TAPESTTRY OF SONGS」
    アンジェラ・アキ
  • 組曲「展覧会の絵」
    白石光隆(P)
ある過去の行方
ありがとう
作詩 山本芳恵
作曲・補作詞 小林康浩


カザルスへのオマージュ
5月10日発売予定