2024年8月26日号

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原水爆禁止2024世界大会
今年の原水爆禁止世界大会は広島をメインに開催されました。
右の写真は、8月6日の夕方、原爆ドームの対岸テラスで「広島 愛の川」の演奏が行われました。その映像はYouTubeで視聴できます。手振りや体を揺すったりした合唱は視覚的にも素晴らしいものが。この写真はちょうど「〽やさしさ」の部分でしょう。
今号では、1面、4~5面でヒロシマ・デー、ナガサキ・デーの様子をお伝えしています。
広島グリーンアリーナでの開会総会と閉会総会 ヒロシマデー集会
開会総会で「ねがい」を演奏する “折り鶴の日”うたごえ行動

広島のうたごえは世界大会期間中に開催される様々な文化企画に参加
8月4日 「平和と美術と音楽と」(写真右)
8月5日 世界大会・分科会「反核平和を築く文化の力」
8月6日 第26回アオギリ平和コンサート
世界大会・分科会「反核平和を築く文化の力」 アオギリ平和コンサート
9日に開催されたナガサキデーでの文化企画を担当した長崎のうたごえ。
79年目を迎え、被爆者、戦争被害者の生の声を伝えることがだんだん難しくなってきてますが、貴重な録音された「声」を朗読として合唱と組み合わせてしっかりと伝えて行こうという企画は素晴らしいですね。(5面)

8・6、8・9の日に
8月6日に平和の波行動に静岡のうたごえのみなさんが参加。静岡市原水協の呼びかけに答えた行動をしました。
8月6日、日本各地のお寺で平和を祈願する鐘つきが行われていました。
長岡京市でも、非核・平和の鐘をつく集いがあり、乙訓教職員合唱団杉の子クレッシェンドは勝竜寺、金蓮寺、光明寺に手分けして参加しました。
8月9日、長崎のほとんどの小中学校が登校日で「平和集会」を行っています。
長崎のうたごえは長崎市内の活水中・高等学校からの演奏依頼で「平和の旅へ」を演奏しました。

第56回保育合研(熊本)うたごえ交流会
今年の全国保育団体合同研究集会(保育合研)は熊本・熊本城ホールで開催されました。
今号、8面では、合研の様子に加えて、9月に大阪で開催予定の保育のうたごえ交流会、その地元でのうたごえサークルのうたう会取り組みについてお伝えしております。
合研の中で開催されたうたごえ交流会には二本松はじめさんも登場。定番曲のほかに新しい創作曲など。参加者は、今後の保育活動に生かせるお土産をたくさんもって帰ったことでしょう。
その他に保育・子育てに関する様々なテーマで4つの座学講座と、1つの実技講座、23の分科会が開催されました。

吹田うたごえサークルスキップは、地域の保育園に歌を広めるうたう会を開催しています。コロナ後初めてのうたう会を保育時間終了後に、保育園のホールで開催した時の様子をお伝えしています。 今回のテーマは「平和の歌をしってもらおう」。
「ぞうれっしゃがやってきた」など、若い保育士さんには新鮮な曲だったようです。

イスラエル元兵士が語る戦争を止める力
先週号に引き続き、在日イスラエル人のダニー・ネフセタイさんのお話を4面に掲載しております。
今号では、原発のおはなし。
電力不足だから原発は必要と言われています。確かに、昨今のAIブームではサーバーの維持のためにかなりの電力が使われているといわれています。NHKニュースでAIアナウンサーがしゃべっています。最近はかなり流ちょうになってきて違和感はほとんど感じられません。何のためのAI技術?アナウンサーの首切り?そのための開発コストは?電力はいくら使っているの?などなど、要は、電力不足じゃなくって電力浪費なんじゃない?
こちらは埼玉・皆野町のご自宅の工房。
「星の王子様」が書かれています。この本の中できつねのセリフ、「大切なものは、目に見えない 」。
今号のダニーさんの言葉の中に、どうすれば見えるようになるのか?それを4面で探してお読みください。

信濃のうたごえ祭典in駒ヶ根
長野県内各地を持ち回りで開催されている信濃のうたごえ祭典は、今年、駒ケ根市で開催されます。
「アルプスが二つはえる街」というキャッチフレーズの駒ケ根市。北に伊那市、南に飯田市。中央アルプスと南アルプスを眺望する立地のため、こういうキャッチフレーズができたそうです。このチラシのような風景なのでしょうね。
というわけで、祭典の開幕はアルプスホルンのファンファーレ。
昨年は長野市で開催。
「ぞうれっしゃ」は11曲の全曲演奏がされました。
今年も、子ども20人を含む100名の大合唱が予定されています。
20240826-03ShinanoSaiten

8月9日にウィーン・シュテファン寺院広場で行われた広島・長崎記念日の集会の様子を前田さんにお伝えいただきました。
その様子はYouTubeで配信されていますので、ご覧になってください。字幕を日本語にしたら雰囲気はより理解できると思います。
アジア系の人がちらっと映っていましたが前田さんではなさそうです。
記事の中にあったアコーディオン演奏もちらっと映っていました。使用している楽器はドイツのWeltMeister。
なんと、前田さんはこの集会でトラックステージに登壇してスピーチを。テーマは、長崎平和祈念式典でG7各国とEUの代表が欠席をしたこと。
長崎では式典にイスラエルを招待しなかったことへの報復措置としてボイコットが。
平和の式典で国の思惑をモロに出すとは、前田さんの怒りのスピーチの様子が伝わってきます。


北海道→東京コース
千葉に入り、船橋と市川での様子を今号でお伝えしております。
今週号の紹介曲で「メルちゃん」の楽譜を掲載しています。この曲については、先週号5面の通し行進者大村美恵さんの記事をお読みいただきながら、下記の紹介曲のリンクでお聴きください。

今号の風は「ぞうれっしゃ」の話題。
以前、ぞうれっしゃがつないだ絆というタイトルで風が吹きましたが、ぞうの幅広さというか奥深さを改めて感じ入る話題です。

お寺の本堂をかりた平和の集いが愛知県・稲沢市で開かれました。参加した稲沢コーラスかえるの方から、その様子をホットライン。お寺というと敷居が高そうですが、欧米の教会は観光客も自由に出入りできるところが多いです。そんな宗教施設のいい面を日本にも持ち込んできているのでしょうね。
本稿で感激したことは、参加した小さな子が、自宅に帰って聞いたフレーズを口ずさんでいたというはなし。よほど印象的だったのでしょうね。

合唱団エルデ
最近の気象情報をみてますと、北海道の気温が沖縄より高いという日も。この日も真夏日の暑い一日だったようです。会場は空調が効いているとはいえ、自宅⇔会場間の移動が大変だったでしょうね。それでもこれだけの参加者が集まっていただけるというのは、うたごえの魅力なんですね。
仙台合唱団
第84回市民うたごえ喫茶も大勢の参加者で大盛況。この時に演奏した「今日のつづきが未来になる」がYouTubeでお聴きいただけます。

演奏活動から
神奈川のうたごえの精力的な演奏活動を7面でお伝えしております。
この写真は厚木でのオスプレイ反対集会。厚木の米軍基地はオスプレイの整備拠点になっています。
在日米軍基地は134か所。その内90か所は米軍専用施設になっています。
厚木は海軍飛行場で、アメリカ海軍と海上自衛隊が共同利用をしています。
こちらは川崎公害病患者の会行動。
国と自動車メーカーに対してぜんそく病患者医療費救済制度を求める運動を進めています。その他に、写真掲載はありませんが、
川崎市の「みんなでつくった平和公園 みんなでつくろうコンサート2024」や、相模原市原水協の6・9行動、平和委員会青年部主催にBBQ交流会に参加。
BBQ交流会では、本紙読者は3人増えました。ありがとうございます。

連載1388回
城も代わるもの
8/26~9/1
南の島のハメハメハ大王
郷土のうたと踊り
山本忠生
京都ひまわり合唱団指揮者
平和の鐘を鳴らそう
田中長義
千葉・合唱団プリマベラ
松田聖子の元祖そっくりさん
斉藤ルミ子
パリ五輪応援ソングの行方
メルちゃん
田中正浩作詞作曲
試聴はこちら
愛知・桜井久美子