2024年2月26日号

長野県うたごえ協議会 恒例冬のうたごえ講座
今年は東日本大震災から13年。新実徳英氏講師に迎え、震災直後から各地で歌われた「つぶてソング」をメインに講習会が開かれました。今号1面では、その取り組みの様子をお伝えしております。
つぶてソングは、3・11東日本大震災で被災した福島県在住の詩人・和合亮一が震災翌週から『詩の礫』と命名し発信した詩に新実氏が曲を付けたもの。
10年以上も前ですが、「フルサト」「あなたはどこに」などを歌った記憶があります。
今回は2012年にリリースされた「つぶてソング第2集」を中心に講習内容が組まれました。
おりしも、1月1日に能登半島地震。
今号1面記事の後半は、長野と沖縄を結ぼうという企画のおはなし。
沖縄といえば、最近話題の右下写真の「ちむぐりさ」。その原作者の坂本菜の花さんの実家が下の写真。
筆者の長野合唱団指揮者の渡辺さんは、「つぶてソング」の持つパワーを、震災支援、沖縄問題に、長野からの発信に役立てたいと考えているのでしょう。
能登半島地震で被災した湯宿さか本
(坂本菜の花さんの実家)
長野と沖縄を結んだ坂本菜の花さんの映画

全国の原発即時停止・廃炉を!
2024日本のうたごえ祭典in佐賀のテーマソングは「Love&Peace未来の子どもたちへ」は、本紙1月22日号の「紹介曲」コーナーで紹介しました。そこで、3番は「ルルル・・」で歌いますが、それにかぶせて「佐賀の玄海原発から風船を飛ばしました。 風船は西風に乗って 奈良まで届いたのです。もし事故が起きたら 届くのは風船ではなく 放射能です・・・」というメッセージが入ります。
昨年11月、佐賀で行われた全国創作講習会のオプショナル学習会で九州玄海原発訴訟原告団共同代表の染谷孝さんに佐賀三大訴訟を学びました。そのお話をベースに、テーマソングの集団創作が出来ました。8面の記事によりますと、奈良まで飛んだ風船の到達時間はたったの8時間。原発から奈良市役所へは、バス、鉄道、新幹線(博多→新大阪)または飛行機(福岡→伊丹)と乗り継いで約740km7時間の行程です。
日本からアメリカ西海岸までは8200km。単純計算で、3日17時間でアメリカにも飛散するのですね。バイデン大統領も岸田首相に「やめてくれ~」って言った方がいいですよ!

核兵器禁止条約発効3周年アクション
1月22日に発効から3周年を迎えた核兵器禁止条約。その日の前後に各地でうたごえアクションがとられました。
大阪では、1月28日に講演とうたごえの集いが開かれました。
第1部平和のうたごえでは、「今この時代に」や「もう一人行進曲」(写真右)などが演奏されました。
この集いについては、本紙1月1日・8日号でご案内しております。第Ⅱ部はカクワカ広島の田中美穂さんを講師招いた講演会。カクワカというのは「核政策を知りたい広島若者有権者の会」のこと。
1月19日(金)の昼休み行動に広島のうたごえ協議会メンバーが参加してうたごえを届けました。ここで歌われたのが「歌おう!平和」という曲。さてどんな曲なんでしょうね。

新潟県うたごえ協議会会長、男声合唱団「どんぐり」事務局長の鈴木洋さんが2回目のソロ・コンサートを開きます。
3月16日(土)14時
新潟市音楽文化会館

ビキニ水爆被災から70年核兵器のない世界を
3・1ビキニデーが3月1日に開催されますが、その資料集であるパンフレットが作成されました。
日本のうたごえ全国協議会でも取り扱っております。
(220円)


愛知のうたごえの話題の企画第4回はゲストに高校1年生の方をお招きしております。
過去の記録はこちらをご覧ください。
第2回のアカギ萌絵さんのYouTube[動画は先週号の当サイトでご紹介しました。
第1回 6月25日 ゲスト滝田伸幸さん・長江真弥さん~KNAYTs(ナイツ)メンバー
第3回 12月28日 ゲスト:雨宮由里子さん・高橋歩さん~高校3年生~

3・11私たちは忘れない 大うたごえ喫茶Part5
コロナ禍前は新宿、現在は学生の街高田馬場に移転をして営業を継続している歌声の店ともしびは拠点店舗以外にも、全国各地での出前歌声に取り組んでいます。
ここ千葉県松戸でもこんな大きな大うたごえ喫茶の出前を行っていました。が、コロナ禍で5年も中断。この3月8日に松戸市民会館で再開へ。
参加費の一部は被災地支援になりますが、元旦の能登半島地震の被災者支援も取り組まれるそうです。
また、単なるうたう会ではなく、福島の現状を聞く講演会をプログラムされています。

毎年11月初旬に開催される熱気球競技大会。今年も開催されますが、日程はまだ発表されてません。
昨年の様子はこちらのダイジェスト版でご覧ください。

愛知県労働組合総連合女性協議会の新春のつどいで、愛知教職員合唱団きぼうがオープニング演奏をしました。ここで演奏したのは2021年広島でのオリジナルコンサートで発表した「集まれば元気」。残念ながら音源は公開されてませんでした。
2曲目の「もしも名字が選べたら」は本紙2023年6月12日号の紹介曲
3曲目「学校をなくさないで」は昨年のオリコン(6番目)で発表してます。

小金井反戦アクション
2年前のロシアによるウクライナ侵攻反対から始まった小金井反戦アクションは18回目。
このような駅頭行動だからこそ三多摩青年合唱団では用意周到。5面でその準備状況をお読みください。

  • 電通もまんまと森喜朗(しんきろう)の目くらまし
    多岐航
  • 大軍拡バイデン老の露払い
    三隅游
  • 大トカゲ逃げ切り小トカゲ尻尾切り
    金倉俊嗣

皆さんからの投稿をおまちしております。


初の「うたおう会」
みどりんコーラスは2022年の愛知、昨年の北海道での交流の部、オリジナルコンサートに連続出場。その成果をもって初のうたう会を開催。最後にオリジナル曲で、昨年の北海道で発表した「君の素晴らしき一年」を演奏。2023年4月24日号本紙紹介曲もご参照ください。

兵庫県年金者組合が主催する第124回うたごえ会が開催されました。すごい盛況ですね。
当日のリクエストも受け付けてますが、前月にうたいたい曲のアンケートを取っているのですね。こういうやり方もいいですね。

70周年に向かって
国鉄横浜うたう会は今年で結成70周年。30年間アコーディオン伴奏者が、町澤恵さんにバトンタッチ。町澤さんといえば、オリジナルコンサートの常連さんで、審査委員の先生から「ボク、隠れファンなんです」と全然隠れていない講評を受ける方です。
同うたう会の今後の活躍が楽しみですね。

女声コーラスこぶし
ありがとうミニコンサート
1月14日
兵庫・西宮市民会館

2月23日~24日に佐賀で開催される日本のうたごえ全国協議会総会。総会中は、全国各地での本紙読者拡大行動のリアルタイムの集計が会場に表示されます。
すでに助走期間に入ってますが、皆さんの地元ではいかがですか?
本紙2月12日号で、三多摩青年合唱団(東京)の箱崎作次さんが、千葉のうた新フォーラムで講演をした話をお伝えしました。
今号では、調布狛江合唱団の佐藤正幸さんの本紙読者拡大のお話を4面でお伝えしております。
仲間のこうした体験談を参考に、みなさんも、総会時のリアル集計に表示されるように頑張りませんか!

連載1365回 映画音楽コンサート
2/26~3/3
希望のささやき
「青春のポップス講座」潜入(?)ルポ
轟志保子
日本のうたご全国協議会事務局長
芦別の雪の中を
田中玲子
大阪・吹田おらが町コンサート合唱団
目標は北島三郎
石原まさし
アンジェラ・アキ再開
みんなのおいしい給食~給食を無償に~
塚崎圭原詩/徳島早与合補作詞・作曲
試聴はこちら
神奈川・杉山良江