2025年11月10日号



大地讃頌・夕焼け 指揮 浅井敬壹さん
6年前の京都でのうたごえ祭典・大音楽会での浅井敬壹さんの指揮による「大地讃頌」。今年の神戸でも指揮を振っていただきます。
本当にお久しぶりで、前回、本紙にご登場いただいたのは、コロナ禍の真っただ中2020年7月6日号でリモートで「大地讃頌」を歌おう、という呼びかけでした。
今号1面では、浅井先生のこの曲に込める思い、そして幼少のころ中国からの引き上げの体験を絡めて祭典への意気込みを語っていただきました。
それにしても、YouTubeで検索すると、いろいろな映像が出てきますが、興味を引いたのはこちら
まるで歌声喫茶的なノリで、肩を組み歌いかわしている姿はお祭りです。

西本好道祭典裔運営委員長より
祭典を進めるために、先週号でご紹介しました組織委員会や、おなじみの事業委員会など様々なチームが立ち上がっています。組織図的には、各委員会を束ねているのが運営委員会。企業でいうところのCEOのようなものでしょう。
その委員長を務められるのは東播センター合唱団の西本好道さん。
西本さんに、今年の祭典のあらましを語っていただきました。
非核「神戸方式」50周年の集いで、指揮は西本さん 祭典実行委員会のうたう会

祭典ホームページ担当宮本さん
祭典とみなさんをつなぐパイプがインターネットのホームページ。
今年はいち早く、祭典の概要などを公開して、みなさんの祭典への取り組みの一助になったことでしょう。
その立役者さんが、神戸市役所センター合唱団の宮本駿さん。
2月の祭典全国実行委員会で宮本さん 祭典グッズ拡販、本紙の拡大にも
宮本さんは、震災当時はまだ1歳。
当時の様子を先輩諸氏に聞きながら、大音楽会での震災30年企画のステージに一層の力をいれています。

合唱発表会 曲への想い
北海道合唱団は、合唱発表会では、今年も一般の部B(20人以上)にエントリー。演奏曲は北海道合唱団といえばこの曲「キエフの鳥の歌」。
この曲の経緯から、今年の演奏への意気込みをソプラノさんが語っています。
南部合唱団は、一般の部A(20人以下)で、「あなたが夜明けを告げる子どもたち」を団内編曲で、そして、この時期だからこそ歌う意義のある「原爆を許すまじ」に取り組みます。

京都のうたごえ協議会主催の合同練習会が10月17日、117名の参加で取り組まれました。
特に女性合同については、11月14日にも、本番指揮の山本惠造さんによる練習会が行われる予定です。
大阪・北部のサークル協議会では、今年の祭典での合同曲に取り組むにも再来年の大阪でのうたごえ祭典を視野に入れています。単なる歌って参加、というのではなく、団員拡充にも力を入れ大きな成果を上げています。その取り組みの経緯について5面でお読みください。
やはり主催県として、素敵な演奏を届けたいというホスト魂をひしひしと感じる地元兵庫からのレポートです。
渡辺享則さん指導の「さくらさくら」(池辺晋一郎編曲) 特別音楽会開幕演奏の松野迅さん

創造シンポジウム
愛知がまたやりました、新しい視点の取り組み。
季刊日本のうたごえでおなじみの全国合唱発表会後の講評委員による座談会を愛知県ベースでも行ったというのですから、コロンブスの卵的発想の取り組みですね。

悪魔の飽食」をうたう
東京合唱団創立30周年記念
つなごう!平和のバトン
コンサート
11月29日(土)
練馬文化センターみなさんがコンサートを開催する場合、チラシは何枚ぐらい印刷しますか?
こちらのコンサートでは、なんと5万枚!

立命館大学
国際平和ミュージアム
秋季特別展1975年4月30日に終結したベトナム戦争が今年で50周年。
各地で様々な企画が立てられています。今号では、上記の特別展のほか、解放記念集会(11月16日、東京・全労連会館)の情報も寄せられています。

大音楽会出演登録も締め切られ、大ステージの実相が姿を現してきています。
その裏には、出演者の名前を一人一人書き込んだステージシートの作成という大作業があります。大変な作業にも、当日の晴れの舞台に心をときめかせている原さん(西宮さくらんぼ合唱団)の姿が目に浮かぶ音頭ナンバー39です。

  • 軍服を纏った「保守の女神」かな
    弥助
  • いのちを削り銃口増やす捻子を捲く
    三隅雅游
  • 視野・めざす検討するで合意です
    吉野エリカ

皆さんからの投稿をおまちしております。


公民館まつりで「人間の歌」
公民館での演奏というと、ちょっと当たり障りのない選曲をしてしまうかもしれませんが、山形センター合唱団は違いますね。

年金浦和ハーモニカクラブ代表の伊藤さん、御年85歳。それでこの写真のようにしゃきっとした姿勢。ハーモニカはとにかく肺活量が勝負。レファファラ・・という曲ならずっと吸っていなきゃならないのですから。

合唱団しらぬいの岩下さんが上京した折に、新大久保へ。
中央合唱団115期生として研鑽を積んだ懐かしい場所へ里帰り。
でも、新大久保もエスニック街に様変わりしており、びっくりしたことでしょうね。

国鉄四国トレインズ
40周年記念コンサート
響け 届け レールの先へ
10月18日
松前総合文化センター第三部の指揮は高田龍治さん。このあと、翌日の名古屋での浜島さん追悼会に駆け付けたとか。

浜ちゃん ありがとう!
浜島康弘さんお別れ会
10月19日
名古屋・鯱城ホール4月5日に急逝された元日本のうたごえ全国協議会幹事長などを歴任された浜島康弘さんを追悼して、全国からこれだけの方が参集されました。
詩人 金子静江さん逝去に寄せて
大西進さんからの追悼金子さんの名前は知らなくても、1970年代の「暁の大合唱」の定番曲「あたらしい太陽はのぼる」をご存じの方はおおいはず。詞・金子静江 曲・大西進のうたごえの作品です。
去る8月13日に逝去されました。享年98歳。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

連載1444回
ガザ停戦 その1
11/10~17
ラ・ボエーム
ジーライオンに行ってきました
轟志保子
日本のうたご全国協議会事務局長
六甲おろし
島田博史
兵庫・西宮さくらんぼ合唱団
軽やかにアンティファ
おーい、応為
春色の町に風が吹く
藤村記一郎・菊子作詩 藤村記一郎作曲
試聴はこちら
黒田愛子(京都)