2022年12月26日号

JAL争議 闘いは新たなステージに
2010年12月9日に、JALよりパイロット、客室乗務員の整理解雇通告がなされ、大晦日に165名の不当解雇が行われました。
闘いを継続するJAL被解雇者労働組合(JHU)32名を含む35名の争議団は、12年後の12月8日に、総決起集会を開催。JAL争議の全面解決をめざす新たなステージに立ちました。
この日の様子を今号1面で詳しくお伝えしております。当日YouTube配信された内容は、JHU青空チャンネルで視聴してください。
12年間の闘いを振り返るビデオを見た後、「あの空へ帰ろう」を合唱団フェニックスが演奏。
東京合同法律事務所
上条貞夫弁護士
「しあわせになるために」
もしあなたに出逢ってなかったら
の作詞でおなじみ 岡田尚弁護士

審査委員責任者木村泉さんの総評。6分半という枠について、2曲演奏のため部分カットをするケースが多いですが、あえて1曲をフル演奏することの提言をしています。
同 田中嘉治さんの総評では、昨年比20%増の参加者を迎え、コロナ禍以前に戻りつつある兆しから来年への期待も語っておられます。
同 今正秀さんは、歌い手の年齢にあ
った声、人生を感じさせる声こそが美しい・・・と。思いを伝えるには、こういう点が大切なのですね。
同 轟志保子さん、昨年はコロナの影響で参加できなかった医療、保育の仲間が戻ってきたことへのよろこびの声を上げています。
同 河野好行さんによりますと、近年うたごえらしい演奏が減ってきているのではないかと。少人数とはいえ、聴き手の胸に迫る演奏を、と訴えています。
交流の部Ⅰ講評委員責任者 小池哲夫さんは、演奏が多彩になっていることに注目。
ということは、順位付けはないものの、コンクール部門以上の技術と知恵の勝負なんですね。
交流の部Ⅱ同 松木郁子さん、特筆すべき点として、今回から交流部門でも楽譜の提出が義務付けられたこと。これにより講評に一層の深みが加わったそうです。
それにしても、この写真、まさにうたごえ運動ですね。
創作部会の木村泉さん、演奏本番とソングブックに言及。なお、演奏はYouTubeで視聴できます。お申し込みは、全国協へ。

 寄稿 音楽会運営委員長 舟橋幹雄さん
コロナ禍で翻弄されたこの3年間。いま「うたいだそう もういちど」というために必要なことが「うたのチカラ信じて」。
毎年思いますが、若い人のチカラって信じるためのけん引力があります。
この素晴らしいステージは、来月公開をめどに準備が進んでいます。
視聴希望の方は実行委員会へお申し込みください。

なお、8面では、参加者の感想文、また4~5面では合発の会場アンケートも掲載しています。


11月の取り組みから
島根のうたごえが再結成されて1年。11月にはリアルに「平和のつどい」が行われました。この日、松江市在住の西尾幸子さん(89歳)の戦争体験をつづった朗読劇が上演されました。この朗読劇の誕生話がYouTubeで視聴できます。
第39回足立うたごえ祭典
11月23日
西新井小学校体育館
3年ぶりに開催されました。
27団体+ゲスト3人。
まだまだコロナ禍が予断を許さない中でも、出演団体、参加者を集めた実行委員会の苦労話を3面でお読みください。
第3回保育のうたごえ学校
(オンライン創作講習会)
11月23日に開催。大阪から参加したスキップの方から創作に取り組んだ喜びの体験を語っていただいております。

  • 就活の腹ごしらえに替え玉が
    バイオ亭長浜
  • 聞く力懲りずに唱う凡総理
    酣翁
  • 三文書戦争準備の年の暮れ
    福家駿吉

皆さんからの投稿をおまちしております。


3年ぶりの横須賀集会
3年ぶりの開催だった「原子力空母はいらない!11・20横須賀集会」に神奈川のうたごえ協議会は、エレピとギター伴奏でオープニングと送り出し。通常の風景が戻ってきたようですね。

三島どんぐり合唱団では、今年2月に86歳で他界された団創設者斎藤昌さんを偲ぶ会が開催されました。来年70周年を迎えるどんぐりですが、20年前に体調を崩して、団を裏から支えていたそうです。
昨年11月に急逝した本紙鏡一太記者の追悼会が開かれました。写真の映像はリモート合唱のために撮った「HEIWAの鐘」。これに合わせてうたごえ参加者で唱和しました。
手に掲げている「Love&Peace」のスポーツタオルは2008年東京祭典時の記念グッズ。これも懐かしいですね。

神戸市役所センター合唱団
創立60周年記念演奏会
Part1 第45回演奏会
11月20日
神戸新聞松方ホール
第1部 神戸センター合唱団単独
第2部 太鼓衆団輪田鼓
第3部 木下牧子作品集(写真右)
木下牧子さんといえば、うたごえ75周年記念委嘱作品集「スタートライン」の中で、「Peace be with you」を書いていただいており、多くの合唱団で取り組まれています。
最終章の「木を植える」は谷川俊太郎の詩によるもの。
覚えておられますか?2010年長崎祭典の大音楽会の全国合同で歌われましたね。

連載1312回
都市の対抗意識
12/24~1/7
今この時代に
(70)おまえに
しあわせの歌
秋山勝彦
奈良蟻の会合唱団
演歌歌手・原田悠里
桑田佳祐ソロデビュー35年
いつも何処かで
くるくるごはんの歌
たこ(藤井貴子)作詞・作曲
試聴はこちら
大阪・志賀民江