2022年2月28日号

戦争につながる 9条改憲を許さない
自民党の改憲4項目が話題になっています。1.自衛隊の明記
2.緊急事態条項
3.選挙区の見直し
4.教育の無償化

この問題、特に自衛隊の問題について、今号では、一ツ橋大学名誉教授の渡辺治先生の2・11集会での講演よりご紹介します。

折しも、日本のうたごえ全国協議会では、憲法改悪を許さない全国署名を提起しております。(署名用紙は、上記リンクからダウンロードできます)

2017年頃に「安倍改憲No!憲法を活かす全国統一署名」に取り組みましたね。呼びかけ団体は「安倍9条改憲No!全国市民アクション」でした。

今回は、「安倍」が取れて「9条改憲No!全国市民アクション」が呼びかけています。

今号の特集をよく読んで、是非、各サークル・合唱団で署名集めに取り組んでください。

特に、最近は、街頭署名活動を行っていると、声高に議論を吹っかけて来る人がいる、ということをよく聞きます。

ますます、うた新で問題点を整理・認識して行動することが必要になっています。

自民党は先の総選挙で、改憲勢力3分の2は維持できませんでしたが、ここに来て維新の会が加わり、またまた勢いづいてきています。

その維新の会が、東京では区政レベルで勢いをつけてきています。都民ファーストから維新に鞍替えする議員が出てきています。皆さんの地元ではどうですか?

改憲派は、着々と足場を固めているようです。

これに対抗するには?

渡辺先生は、「学習すること」「改憲の狙いを伝えて行くこと」が大切と述べています。

そして、運動の進め方としては立憲野党を応援しよう、と提起しています。

4面で掲載した3葉の写真。コロナ禍前のものです。現在、こうした運動は起こしにくくなっていますが、様々なアピール方法を工夫を凝らすことが肝要でうね。

ナマでうたう機会がなかなか取れないなら、YouTubeという手もあります。
先日、「そうだ選挙に行こう」動画コンテストがありましたけど、こういう形で創作曲を発表するというのも効果的でしょう。


今若者は 伝えたいことがある

昨年の全国総会で若者たちの現在を語った、関西合唱団青年部Peace & Amuseの牧田万葉さんに、今の思いを語っていただきました。

一昨年、高校を卒業する少し前にコロナが流行り出し、大学に入ったものの、授業はリモートで。

牧田さんは、人に伝える力を学ぶために芸術大学に入りましたが、リモートでは一人で授業を受けるため、どうやって人に伝える力を得られるか悩んだそうです。

2月7日号の随想うたごえ時間で、渡辺享則さんが「オンラインでは、実は孤独になる」という研究について紹介されていましたね。

まさに、牧田さんが抱えた問題というのは、こういうことになるのでしょう。

しかし、それを乗り越え、上の写真のような満面の笑みをもたらしたのは、演奏会の取り組みだったのでしょう。

詳細は8面でお読みください。

今年の全国青年のうたごえ交流会は8月に仙台で開催されます。仙台合唱団若星☆のみなさんからの熱いメッセージも8面です。


ひろしま祭典での歌・出会い特集第3弾。

長野合唱団の田畑つる子さんから、2年間苦労された祭典実行委員会の皆さんへの感謝の気持ちが寄せられました。

改めて祭典プログラムをじっくりと読み直して、祭典の感動がよみがえったそうです。

皆さんも、是非、2月14日号に掲載された祭典まとめもじっくりとお読みいただき、感想をお寄せください。

プログラムは、まさに祭典そのもの。そこに至るまでの苦労がびっしりと書き込まれています。

こちらは祭典運営委員長だった寺本美和子さんからのおたより。

静岡在住の書道家さんから「人間の歌」の歌詞に沿えた作品が寄せられたそうです。

こんな出会いもあったのですね。


「平和の旅へ」ミニコンサート
核兵器禁止条約発効1年を記念して、佐賀・「平和の旅へ」合唱団は、ミニコンサートを開きました。
コロナ前に、NPT・NY行動で、「平和の旅へ」を国連本部で演奏するという企画がありました。

残念ながら中止になりましたが、この企画を進めるために、この曲を知ってもらうと、県内でミニコンサートを3回行っていました。

今回は4回目のミニコンサート。
全曲演奏、みんなで歌おうコーナー、そして「核なき世界を求めて」と題した対談も。

ミニとはいえ、本格的な内容ですね。

「建国記念日」に市民行動
2月11日の「建国記念日」には、「原発ゼロ目指す調布市民行動」に連動した市民行動が行われました。
うたごえでは「日本国憲法前文」などを演奏しました。
団員拡大と練習充実
コロナ禍で夜のレッスンに参加できない人のための特別レッスンを昼間の時間帯に行っています。
この取り組みは、新しい団員を迎える下地作りにもなっているそうです。一石二鳥ですね。
コロナ禍で工夫したフィルコンサート
一昨年開催予定だった第36回みんなとピースサンデーは2年連続で中止に。しかし、参加団体の交流を兼ねて自作の紹介ビデオを持ち寄りフィルムコンサートを行いました。

今年は10月1日に、3年ぶりの開催に夢を膨らませています。


働くものの声楽教室 研究発表会
創立49年
働くものの声楽教室研究発表会 3月18日
今井文夫リサイタル 3月25日
東京・ティアラこうとう小ホール
この声楽教室は、合唱団この灯の顧問・堀喜美代先生が1973年に始めたもの。
この間、東京・東部地域の宇あt越えメンバー100人以上を育ててきました。

  • コロナ禍でhot一息温ライン
    新潟 風の薫る場所
  • 佐渡の金アベ元総理負
うたごえサロン& ミニコンサート
西宮さくらんぼ合唱団は、万全のコロナ対策をとってうたごえサロンを開催。ガイドライン遵守、マスク着用の歌いにくさなどありましたが、何よりも楽しかったという感想が寄せられました。

小林優さん古希コンサート

1月28日
調布市文化会館たづくり・くすのきホール

所属する調布狛江合唱団らが応援して開催されました。
また、三多摩教職員合唱団にも籍があり、同団の箱崎さんより鑑賞記をいただきました。


お笑いの世界から「戦争と平和」のテーマを掲げて全国展開を図っている二人組が愛知へ。

今二人との出会いは、本紙でもご紹介済み。

でも、実物をみてみないことには、とおっしゃる方には、YouTube動画をご覧ください。内容は、普通のものですけど、突然「大地讃頌」を歌い出すという場面もありますよ。
今年は、うたごえ祭典ではなく、合発中心のうたごえ交流会・愛知ですが、地域フェスタの取り組みの中でアップダウンが出演する企画なども組まれているそうです。

YouTube
笑ってアイヌ文化を学ぶ!アイヌ喜劇!

戦争の犠牲になられた方々に追悼の意と平和への願いを込めて。アップダウン二人芝居 音楽劇 桜の下で君と


連載1273回 地名探索
2/28~3/6
いつも何度でも
うたごえのうねり きむらいずみ山形センター合唱団
(32)港の見える丘
三つの歌 伊藤知大阪・とよの合唱団
ブレーク始まった蒼彦太
古希!ミッキー吉野
みんなヒーロー 石田継美作詞・真利子律子作曲試聴はこちら
子どもの権利条約31条のひろば2021報告書
京都・黒田愛子さん