2018年9月10日号

20180910

上野の東京文化会館で開催される記念音楽会。
今号では、ゲストで出演する、バラライカ奏者北川翔さんと
アコーディオンの大田智美さんに1面・4面で抱負を
語っていただきました

バラライカを次代に

北川翔さん
現在34歳の若手バラライカ奏者。

10年前のロシア国際ロシア民族音楽コンクールのバラライカ部門で優勝。

24歳の若さですね。

ということは多分小学生のころからバラライカを引いていたのでしょうね。

20180910-01Kitagawa
ご存知のように、バラライカはナイロン弦2本とスチール弦が張られており、それを素手で弾くのですね。

小学生の小さな柔らかい手にはつらいものがあったでしょうね。

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アコの魅力と可能性

大田智美さん

こちらも10歳からアコーディオンを抱えているということで、やはりスケートなどと同様に、ご幼少期からの手習いがいいのですね。

とはいえ、中年の方でも決してハードルは高くないので、音楽センターのアコーディオン教室で習ってみてはいかがですか?

20180910-01Ohta
お二人の演奏は、こちらでお聞きいただけます。

こちらのCD,歌のないシリーズ第二弾はロシア民謡特集。ここでもお二人が活躍しております。

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また大田智美さん関係のコンサートは、こちらもあります。

こちらは「サクソフォーン」と「アコーディオン」の競演という珍しい組み合わせです。

そのほかのコンサート予定は、こちらもご参照ください。

20180910-04OhtaFlyer

2018全国教育のうたごえ大交流会

昨年は徳島で開催された教育のうたごえ祭典、今年は長崎で開催されました。
長崎では、それまで教育のうたごえサークルがなかったのですが、この機会に誕生!

20180910-08Koryukai
今年は、いわゆる「大音楽会」が開催されなかったため、「大交流会」という名称ですが、いやいや、8面第二特集の記事を読ませていただく限り立派な祭典と思いますが。

第一日目に総会が開催され、これまで藤村記一郎さんが議長を務めておられましたが、新しい体制として、大阪の合唱団PeaceCallの前田光男さんが議長に選出されました。

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今年の開催は、8月17日~19日。

原水爆禁止世界大会、今年は広島で行われたとはいえ、長崎のうたごえの皆さんも受け入れ準備で大変だったでしょうね。

20180910-08Shirodai
来年は、青森で教育のうたごえ祭典が開催される予定です。

そして、再来年は、また長崎で、今度は「祭典」をやる、と計画されているそうです。

ぜひ、こういう機会に教育のうたごえサークルが誕生するといいですね。

20180910-08Gappatsu
ところで、再来年は、オリンピックの年。7月24日から8月9日まで。

今年のような猛暑なら(多分、この異常気象ですから、このままなんでしょうね)、大変なことになりそう。

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この期間は、広島での原水爆禁止世界大会もどっぷりと重なってしまいます。

さらに、8月には母親大会もありますね。

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関係者は多忙な8月になるかも。

ともあれ、今週は、その長崎での交流会も模様をお読みください。

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2018北海道&国鉄 うたごえ祭典inはこだて
これまで地元とのタッグ祭典を行ってた国鉄のうたごえ。ことは北海道です。

この北海道の鉄路では、新たに5路線で廃止が検討されているとか。

20180910-03Densha
あれだけ観光客を誘致しているのですから、観光インフラを閉じてしまったら元も子もないと思うのですけど。 20180910-03Shasou
ところで、ある東京の合唱団の方々ですが、70周年記念日本のうたごえ祭典は東京ということで、参加のための旅費は格安。

それで、今年は函館までこの北海道&国鉄のうたごえ祭典の応援をしに行こうということになったそうです。

それよりも賛同金に回してもらいたいという意見もありましたけど、

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その方々は、まわりから一般賛同金をコツコツと集めて、都内でもかなりの高い実績を上げてくれました。

二兎も三兎も追うことって可能なんですね。

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PeaceFesta~原発ゼロ、福島を忘れない

二つのフェスタで歌われる曲を中心に編集された「祭典歌集」はもうお手元に届いてますか?

この中でちょっと目に付くのが韓国と台湾の曲です。

20180910-04Taipei
韓国の「真実は沈まない」。

すでに本紙でも紹介していますね。

そして、台湾では原発問題を歌った「子どもの大空」。

この曲を4面で取り上げています。

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PeaceFesta~アコ合同
祭典歌集に「さくらんぼの実る頃」が何で載っているのかな、とおもいましたら、PeaceFestaのオープニング、アコ合同で演奏されるそうです。

「インターナショナル」が掲載されていたのは、「うた・うた・うた2018」という歌集としては妥当な選曲かと思ってましたら、この2曲がメドレー演奏されるそうです。

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「…そうです」というのは、祭典チラシの裏面に、アコ合同の演奏曲が記載されているのですが別の曲なので、最近変更になったのでしょうか?

いずれにしてもよく知っている曲がアコーディオンオーケストラで演奏されるというのは、楽しみですね。

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70周年祭典 増列車で行こう
どうも紛らわしいこのコーナーのタイトルに、更に今号では「うた新どんどん」とイージーなネーミング。

ま、うたごえ新聞を「どんどん」増やしてゆこうぜ、という意気込みなんでしょうね。

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といいつつ、ネタバレをしますと、新大久保で、うたごえ関係者の行きつけの飲み屋さんが「どんどん」といいます。

多分、祭典プログラムの協賛広告に「どんどん」のロゴが出てくると思います。

その時に、「そういうことか」って思いだしてください。

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さて、その「うた新どんどん」は、うた新読者会として都内各ブロックで今後開催されてゆきます。 20180910-05Utaukai

杉浦千畝の足跡をたどる
24年近く前に公開された「シンドラーのリスト」。

ナチスに迫害を受けている1100人のユダヤ人をドイツ人実業家が命を救ったという物語で、当時かなりの衝撃を受けたものでした。

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一方、日本でドラマ化された「6000人の命のビザ」は杉浦千畝の物語。

日本人の誇りともいえる杉浦千畝さんを顕彰するものが世界各地にあります。

例えば、リトアニアにはスギハラ通りがあったり、

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今回、「悪魔の飽食」合唱団が8回目海外公演を行った、リトアニアにはスギハラ記念館が建てられています。

4面でその杉原千畝の足跡をたどるツアーの様子をお伝えしています。

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宮城教職員組合主催の「明日の授業のための教育講座」で「ぞうれっしゃ」合唱講座が開かれました。

来年のイベント向けた準備もすすんでます。

?ん、何のイベント?詳しくは5面です。

20180910-05Zou

  • 安倍三選イシバシ叩いて攻めるノダ遠藤譲
  • 国中が呻るスーパーボランティア
  • 救出劇警察面子丸潰れ長谷川節

皆さんからの投稿をおまちしております。


久しぶりの創作講座

大阪のうたごえ協議会では「創作センター」を設立。

最近アメリカではHipHopで反戦や平和を歌うのが増えてるそうです。

うたごえでクロスオーバーができると面白いですけど。

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活動レポート

北九州うたごえ創作合唱団が第19回定期演奏会を開催しました。

また、創作発表会も21回を数えているそうです。

20180910-06Kitakyushu

桜木町駅前での署名行動と同じ場所に「ピカチュウ」が。

なにかのイベントと隣り合わせだったようです。

相乗効果があったのでしょうか?

20180910-06Kanagawa

第63回電通のうたごえ祭典

inさんたま

9月29日合唱・創作発表会

30日 あすをひらく音楽会

小金井・宮地楽器ホール

20180910-07Dentsu

偲ぶ会
労働旬報社の柳澤明朗さんは知る人ぞ知る。

同社刊行の「ぞうれっしゃよ走れ~みんなの胸から胸へ」」の本は読まれた方も多いことでしょう。

4月にお亡くなりになり、この7月に偲ぶ会が開かれました。

改めて柳澤さんのご冥福をお祈りいたします。

20180910-07Yanagisawa

連載1115回

戦争が作る対極


8/29~9/5


ふるさとの山


「まなぼ企画」の成せる業

舟橋幹雄

(日本のうたごえ全国協議会副会長)



⑧藤山寛美と”寅さん”以降


「大きな輪をつくれ」

長曽葉子

(京都・合唱団みなみ風)


自由であろうとしたプリンス


横浜から

阿久悠未発表作品集

山崎ハコ


追想


「君へ」

原詩 北出宏栄

補作・作曲 斎藤昭美・藤森保・村上周二・外山靖男・北出宏栄

演奏試聴はこちら


京都・黒田愛子さん