2017年2月20日号

20170220

まつのじんの独奏
この写真は、バイオリンを左手で弾きながら、右手はピアノ。
これは実際にそういう曲があるそうです。
これは1982年パリ生まれのジャズピアニスト、ダン・テプファーさんが作った曲。
こんな感じの曲です。

演奏するにあたり脳トレが欠かせなかったそうです。
20170220-01Matsuno
ヴァイオリニストの松野迅さんは、昨年12月から今年の3月にかけて、さらにもう一曲の本邦初演二曲をひっさげてリサイタルをしています。

二曲目については今号1面特集でお読みください。

ところで、余談ながら、ピアノを弾けるヴァイオリニストはいるけど、ヴァイオリンを弾けるピアニストはまずいないそうです、とはコンサートを聞いた本紙「美和のSpotLight」の筆者が楽屋で聞いた話。

20170220-01Ckashichin

うたごえ青年学生部会
「たくさんの青年を”うたごえ”に迎えよう」を推進する日本のうたごえ青年学生部会。
その活動の様子を今号8面の第二特集でお伝えしております。
20170220-08Dance
確かにうたごえも来年70周年を迎えるように、合唱団の団員もそのまま高齢化が進んでおりますね。
各合唱団もどうすれば若い人を呼び込めるか頭を痛めていることでしょう。
20170220-08kangei
即効性のある対策案がこの特集で提案されているわけではありませんが、長い目でみてこういう種まきが必要。ということは、今すぐでも始めないと、収穫時期は後ずさりしてしまいますよ。 20170220-08AcoLesson
昨年、青年のうたごえ祭典は東京で開催されました。
(写真右)
「ぞうれっしゃ」の演奏に、当サイト管理人も一緒に歌いましたが、若さの熱気にあふれてました。
今年は長野、来年は大阪での開催が予定されています。
20170220-08HEIWA
昨年暮れに開催された部会では、本紙に「青年コーナー」を作ってもらおう、という提案が。

ぜひ実現したいですね。

20170220-08Egao

沖縄の闘いに心揺さぶる歌を
今週号に長崎の園田鉄美さんの名前は何ヵ所出てくるでしょうか?というぐらい頻出です。

さて、その園田さん、昨年暮れ、沖縄の辺野古埋め立て土砂搬出反対の会からのお誘いもあり現地訪問。

20170220-04Sonoda
今週の紹介曲で掲載された「麗しの沖縄」などを関係各地で歌いました。

この曲、実は2002年頃の作品。ちょうど沖縄祭典の準備が始まったころです。
歌詞の「おお麗しの沖縄」が「大きな輪」にも取れるよ、って当時園田さんは言ってましたっけ。

20170220-04TentoNaka
こんな麗しい沖縄を土砂とコンクリートでうめたてるなんて。全国からの大きな輪で、何としても阻止したいですね。

今回の沖縄訪問で学んだ内容を是非、新しい曲で全国に伝えていただきたいです。

20170220-04TentoSoto
また、園田さん自身が語っていますが、「闘いの場で、今、歌われ、多くの人々の心を揺るがす新たな優れたソングの必要性を改めて思った」とのこと。
是非、「がんばろう」や「沖縄を返せ」といったソングが生まれることを期待してます。
20170220-04Osply
この機会に園田鉄美さんのホームページもご覧ください。

数々の園田作品に出会うことができます。
紹介曲「麗しの沖縄」も素敵な合唱で聴くこともできますよ。

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2017年核兵器廃絶統一行動スタート
1954年3月1日、アメリカがマーシャル諸島・ビキニ環礁で行った水爆実験で、島民や近海で操業中の漁船1000隻が大量の放射能を浴びました。
静岡県焼津のマグロ漁船第五福竜丸も乗組員23人が被災。無線長の久保山愛吉さんが亡くなります。
20170220-03BikiniDayFlyer
これを機に沸き起こった世論から3・1ビキニデーがはじまりました。

今年のうたごえの演奏は、毎年歌われる「海に生きたあなたよ」に加えて、昨年のえひめ祭典の演奏曲「平和に生きる権利」を歌います。

20170220-03BikiniDay

東日本大震災被災者支援
大うたごえ喫茶

3月11日(土)
松戸市民会館

松戸うたごえ喫茶では、2014年と昨年に続いて今年も新宿のうたごえの店「ともしび」を迎えて大うたごえ喫茶を開催します。

地元の東葛合唱団はるかぜも協力しています。

20170220-03TomoshibiStage
今年は、松戸佛教会からの申し入れを受けて、震災追悼七回忌の法要も行います。
震災で亡くなられた方を悼み、被災された方の悲しみ・苦しみに心寄せて支えたいとの思いをこめています。

昨年は定員の70%も埋めた856名が来場。

20170220-03Tomoshibikaijyo

サンサンクラブ「かがやき」というのは石川県金沢市内にある障害者多機能型施設。
ここでは週一回コーラスに取り組んでいます。
20170220-05Ishikawa

  • アベ外交手土産・ゴルフトランプファースト
    菅野章
  • グローバルトランプ壁と付けようか
    老ガイ
  • テロ対策騙ってテロのタネをまき
    長谷川節

皆さんからの投稿をおまちしております。


わの会合唱団

NPO法人「わの会」というのは障害者の自立支援ネットワーク。
三多摩青年合唱団と一緒に「わの会合唱団」を結成して、NPO20周年記念行事に取り組みました。

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1月17日 うたごえ9条の会は、宮城県内の9条連絡会の初街頭宣伝に参加。
「青い空は」などを歌いました。

20170220-06Miyagi

「月夜の小径のクローバーズ」は長崎健康友の会の新春のつどいでうたい始め。
「今 この時代に」(曲・詩 園田鉄美)を演奏して大きな反響を呼びました。

2002年・2003年のメーデー歌集裏表紙に掲載されました。最近また脚光を浴びているようですね。

1/29の東京の新春がんばろうフェスティバルでも青年グループが歌ってました。

20170220-06Nagasaki


お話と音楽のつどい
先週号でお伝えした1/30のついどいに青森から駆け付けた方の投稿です。
つどいでは、井上鑑さんの「連歌・鳥の歌」プロジェクトに賛同している津軽三味線の吉田兄弟の活動が紹介されました。
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2017年北海道のうたごえ祭典inとまこまい
9月16日~17日の北海道祭典に向けて主催都市の苫小牧の非核平和都市条例を元に創作曲を作りました。
この初回練習会が開かれました。
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コーラス・クラージョ

第24回コンサート&うたう会
12月11日
和泉市コミュニティセンターホール

収益で被災地支援と、地元小学校21校に「DVDつき絵本ぞうれっしゃ」を送呈しました。

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熊本震災復興チャリティコンサート

「新婦人コーラス花の輪」の10数名が指揮者の園田鉄美さんに「プロのオーケストラと歌う機会を」と勧められて第九に挑戦。

1月29日
長崎ブリックホール

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2014年12月22日に直腸がんのため77歳で亡くなられた笠木透さん。
三回忌にあたる昨年12月に、10枚目のCDブックが発売されました。
そのタイトルは
「これがすべての終わりとしても」
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右は30ページのブックの表紙。
細かい字でびっしの情報が詰まっております。

このタイトルのいわれについても記述がありますが、本紙読者に4面の記事で紹介しておりますが、壮絶なものがあります。
是非ご一読を。

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連載1044回
世界終末時計

2/19~2/25
大須っ子
「人間を返せ」 斉藤一正 (東京・みなと合唱団)
小村公次
(38)さながら詩集を読むような
多彩なメッセージ
武満徹を歌う
佐藤恵津子ソプラノ
「麗しの沖縄」
作詞・作曲 園田鉄美
試聴はこちら
20170220-06Etegami 京都・黒田愛子