2015年9月7日

20150907

被曝・戦後70年 2015
日本のうたごえ祭典in愛知
11月21日(土)~23日(月・祝)
11月22日(日)大音楽会
(日本ガイシホール)
11月21日(土)特別音楽会
(金山市民会館大ホール)
11月22日(日)小音楽会
(日本ガイシレセプションホール)
11月21日(土)・23日(月祝)
全国合唱発表会
オリジナルコンサート
おんプリンちゃん

学生のステージ「群青」
まずは、YouTubeで「群青」をお聴きください。 20150907-04OdaShiki
今年の祭典・学生のステージで演奏されるこの曲は、福島県南相馬市の小高中学校2012年度の卒業生と音楽教諭小田美樹先生によって生まれました。 20150907-01Gassho
震災翌年の卒業式で小田先生は「あすという日が」を歌おうとしたものの、生徒たちは歌えませんでいた。

そして、震災から2年。
生徒たちの中にやっと出始めた本音や作文などから編詞しこの曲を作曲。

20150907-04Yosegaki
信長貴富先生の素晴らしい編曲を得て、同校内だけでなく、京都での復興支援コンサートでの演奏で反響を呼び、昨年の「24時間テレビ」でも取り上げられました。
今では小高中学校の後輩たちにも歌い継がれています。
20150907-01Odakachu
「学生のステージ」和賀達郎さんら愛知のメンバー(写真右)が、演奏に際して現地を訪問。
震災から4年たった今でも変わることなく受け継がれている様子を同校合唱部の練習で見ることができました。

本紙三輪編集長が、これに同行し、今週のうたごえ新聞1面でその時の様子をお伝えしております。

20150907-04Member
4年が経過した今でも、2年前に作られた歌詞「あれから2年の日が僕らの中を過ぎて・・・」の「2年」の歌詞はそのまま歌われています。

とかくこのような年数については毎年更改されるような曲もありますけど、このようなこだわりの大切さを伝えています。

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今年の祭典・学生のステージで演奏される「群青」。小田美樹先生自らの指揮による演奏に、私たちはとっても楽しみにしていますが、小田先生ご自身もスケールの大きな祭典のステージを楽しみにされています。 20150907-04Gasshodan

あゆちの鼓動 500人の舞台へ
今号8面の第二特集では、愛知祭典大音楽会の全国太鼓合同「あゆちの鼓動」についてお伝えしております。

「あゆちの鼓動」の作者がこのかた、和太鼓松村組の山田純平さんです。

本稿は、東海太鼓センター創設に参画し、祭典「あゆちの鼓動」事務局の板谷弘也さんが担当しています。

20150907-08Yamada
山田さんは、日本福祉大学付属高校の和太鼓部から、関西ではプロ和太鼓奏者として活動。昨年、愛知県西尾市で1000人太鼓を企画し大成功。今年から愛知で活動を始めています。 20150907-08Taiko
今年5月の郷土講習会では、西日本(兵庫)、東日本(愛知)ともにこの「あゆちの鼓動」が取り上げられました。
写真は「あゆちの鼓動」の講師陣。
20150907-08Koshijin
8月末現在、愛知県内の太鼓演奏登録は400人。
本番目標は500人。達成は目の前。
初心者も「和太鼓の虜」にさせる山田さんの指導力に、これからも登録は進んでゆくと期待しています。
本番の壮大なステージが楽しみです。
20150907-08Koshukai
「あゆち」とは。
古来の言葉で「海から吹いてくる幸福の風」という意味で「愛知県」の由来になっています。

この祭典を機会に生きる糧となる和太鼓文化をさらに広げてゆきたいですね。

20150907-08Ayuchi

そして、本号4~5面の特集では、大音楽会各ステージの準備状況、練習風景をお伝えしています。
出演登録を検討中のかたは、是非、祭典事務局の思いをこの機会にお読みください。
世界の子どもたち

「ぞうれっしゃ」を中心に、フィリッピン、朝鮮、日本、3か国の子どもたちの交流の場が作られます。

20150907-04Kodomo
シニア

現在47団体が参加表明。
300人超のステージをめざしています。

20150907-04Sinia
青年

鐘の音を模した前奏に、戦後70年の歩みと思いを大スクリーンに写し出すという企画が練られています。

20150907-04Gakusei
働く人

派遣から正社員を目指す人、格差と貧困から人間らしく働けることを願う人、ともに「手をつなごう」と歌います。

20150907-05hataraku
女性

女性のうたごえ大阪連絡会では、祭典・大音楽会の女性合同の練習に取り組むと同時に、12月13日に開催される「うた新まつりin大阪」での演奏曲の練習も平行して取り組んでいます。

20150907-04Koshukai
祭典演奏曲「君死にたもうことなかれ」は祭典歌集で17ページもある大作。それだけに短時間で完成させることは困難。
合同練習だけでなく、各合唱団での練習にも取り入れることも、意欲満々の指導者、安達裕子先生(写真右)への期待に応えることでしょうね。
20150907-04Adachi
学生

「学生」の組織のために、名古屋市内の60余に高校に電話や、チラシ・楽譜の郵送など行っています。

20150907-05Seinen

全国合同

今年は「春の祝福」など5曲がプログラムされています。
1000人のステージを作るため、9月末までの出演登録を組織しています。

20150907-07NihonnoUtagoe

  • 安倍止めて戦後は続くよどこまでも
  • 誰のため玉虫色の安倍談話
  • 再稼働怒っているぞ桜島
    ムックリ

皆さんからの投稿をおまちしております。


日本のうたごえ祭典in愛知へ つなぐ各地・9月の祭典から

みどりのコンサート24& 全国自治体のうたごえ祭典

震災20年いのちの再生と復興をうたう
9月20日13時合唱発表会
9月21日14時コンサート

20150907-03JichitaiFlyer
メインステージでは、混声合唱とピアノたのための「いのちの木を植える」。
客演指揮に全日本合唱連盟名誉会長の浅井敬壹さんをお迎えしております。
(写真右は練習風景)
20150907-03Jichitai


北海道のうたごえ祭典 inさっぽろ

9月21日11時 合唱発表会
18時30分 オリジナルコンサート
9月22日13時 大音楽会

20150907-03SapporoFlyer
市民ホールでの大音楽会では、ゲストにクミコさんをお迎えします。
昨年のみやぎ祭典の後、すぐに出演交渉をして快諾を得ました。
それから札幌・全道の女声200人で「広い河の岸辺」の練習を重ねています。
20150907-03Hiroikawa
今祭典で伝えたいことを第二部の合唱構成劇にしています。題材は絵本「戦争のつくりかた」。
この絵本が出来たのは9年前。当時の「わたしたちの国は60年近く前に戦争をしないと決めました」のくだり「60年」を「70年」に読み代えています。
20150907-03Sapporo

戦争法案に終止符を!音楽人・団体の会」が立ち上がり、さっそく「音楽の夕べ」が企画されています。
東京のうたごえでは「HEIWAの風」「ノーパサラン」の演奏を予定しています。


6月に開催した辺野古新基地反対コンサートin名古屋の第2回目が9月13日に開催されます。

20150907-06HenokoConcert

「ピカドンたけやぶ」音楽祭

原爆から逃れた人々が癒されたという竹藪を題材にした絵本「ピカドンたけやぶ」。
この音楽祭に生協ひろしま虹のコーラスらが参加しました。

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7月22日
千葉県女性レッドアクションが開かれました。
ご覧のように、参加者の皆さん、赤いシャツを着て、「やめてもらおう 安倍政権!」をアピール。

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7月29日の市民アクションのオープニングでハミングバードが「「戦争を知らない子どもたち」などを演奏。

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ネパール大震災復興支援 横井久美子さんの活動

シンガーソングライターの横井久美子さんが、今年4月25日に起こったネパール大震災への復興支援活動を展開しています。

20150907-06Yokoi
横井さんの地元、三多摩のうたごえ協議会(東京)では、応援のための募金活動を始めています。

横井さんのHPをごらんいただき、是非ご協力ください。

20150907-06Nepal

演奏会に参加して

2015定期演奏会
6月28日
函館市芸術ホール

第二部で出演した日本のうたごえ合唱団の副指揮者渡辺享則さんの参加記です。
この写真の様子を詳細にお伝えしています。

20150907-07NihonnoUtagoe
連載976回
立ちあがる若者たち
9/7-9/13
腰まで泥まみれ
被爆70年夏の決意 西恒人 (日本のうたごえ全国協議会 前会長)

「広い河の岸辺」
浅野千代
(大阪・北部センター合唱団)
和の芸能「和力」主宰
加藤木朗
第9回テンテンテケ
でんごんげーむ
亡くなった父を慕う少年の心
「小さな木の実」
マイ・フェイヴァリット・シングス ジョーイ・アレキサンダー