2015年9月21日

20150921

列島中を席捲する うた新まつり 愛媛へ
ゲストは早坂 暁さん
今年創刊60周年を迎えた本紙、うたごえ新聞の一層の普及をめざした「うた新まつり」。
2月に東京を出発して、京都、長野、愛知と回って、全国縦断中。
10月は愛媛で開催されます。
愛媛の方は10月4日をお楽しみに。
松山市まで行けないよ、という全国の読者の皆さんには、今週号の1面にご登場いただきました、ゲストの早坂暁さんをご紹介いたします。
20150921-01Hayasaka
詳しくは本紙をお読みいただきたいのですが、1945年8月23日、愛媛への復員の途中で早坂さんは原爆投下からたった18日目の広島に降り立ちます。
そこで見た惨状が、早坂さんをして小説に、脚本に原爆の悲惨さを訴える原点になったそうです。
20150921-01EhimeUtashinMatsuriFlyer
印パ紛争の際、核兵器の使用が懸念されるなか、早坂さんはインド、パキスタン、日本の学生を集めて討論会を企画しました。
その際の日本人学生の問題意識の低さに烈火のごとく怒った早坂さんの気概は是非、本紙でご一読ください。

愛媛の方は、こういう話を池辺晋一郎さんとのトークで聞けますよ。
お楽しみに。

20150921-01UtashinMatsuriFlyer


杉浦敏郎さん
(元日本のうたごえ全国協議会幹事長、写真右)

「戦争法案ぶっ潰せ江東行動」が行われ、第1弾の7/18には会場に400人、ネット配信の視聴者が900人。目標の1000人を大きく超えた行動が沸き起こりました。

20150921-04Sugiura
うたごえ出身者として、この企画を提唱し、九条の会など幅広い賛同で行動を起こしています。

ひとりの「「何かをしなければ」という思いが共感を呼び大きなうねりになってゆくという、まさに実践レポートです。

20150921-04Abe

2015教育のうたごえ祭典inおきなわ
全国教育のうたごえ祭典が初めて沖縄で開催されました。

本号8面の第二特集は、「教育のうたごえ協議会」議長 藤村記一郎さんからの報告で構成しています。

20150921-08KyoikuKoryukai
全国の「ぞうれっしゃ」関係者の皆さん、この写真だけでもじっくりご覧ください。
大音楽会で全曲が演奏されました。
伴奏は全曲吹奏楽で。
さぞ壮大な演奏だったことがこの写真からも伝わってきます。
20150921-08KyoikuStage
この祭典では、ほかにも盛りだくさんな企画がいっぱい。

中でも、この方、「HEIWAの鐘」の作者仲里幸広さん。
中学・高校の合唱コンクールでの定番であるこの曲などを飛び入り演奏したそうです。
合唱とはまた違った演奏をされたのでしょうね。
聴きたかったです。

写真TOPは祭典前に辺野古の座り込みに参加した全国からの教育のうたごえのメンバーです。

20150921-08KyoikuGuest


国際交流が活発に展開されたこの夏でした。
本号4~5面で特集しています。
① シベリアから旧「満州」へ
極東シベリアから旧「満州」合唱交流の旅を企画したのは、㈱ユーラスツアーズ。
これに関西各地の紫金草合唱団、ロシア民謡合唱団「コスモス」、男声合唱団「昴」のメンバーが参加しました。
20150921-04Harping
旧「満州」のハルピンでは、音楽家を目指す「悦城合唱団」と交流。(写真上)
ハバロフスクの日本人墓地ではアカデミー合唱団と「アムール川の波」「満州の丘に立ちて」などを演奏しました。(写真右)
20150921-04Habarovsk
② 台湾へ、紫金草の種
全国各地からの紫金草合唱団第11次海外公演は台湾で。
台南では、地元の3合唱団との合同コンサート。
そのトリで組曲「紫金草物語」を全曲演奏しました。
20150921-05ShikinsoTainan
本号のこの特集では、台湾の歴史についてかなり突っ込んだ報告がされています。
100年まえのタパニー事件、87年前の霧社事件など、日本による植民地支配の歴史に現代の日本人がどれだけ知っているのか。
20150921-05ShikinsoTanemaki
その歴史に向き合う日本人としての草の根交流の実績に、うたごえの仲間たちがこうやって取り組んでいることに誇りを感じさせてくれる記事です。

よくぞ平和の種をまいてくれたと全国の紫金草合唱団の皆さんに感謝です。

20150921-05ShikinsoGodo

被曝・戦後70年 2015
日本のうたごえ祭典in愛知
11月21日(土)~23日(月・祝)
11月22日(日)大音楽会
(日本ガイシホール)
11月21日(土)特別音楽会
(金山市民会館大ホール)
11月22日(日)小音楽会
(日本ガイシレセプションホール)
11月21日(土)・23日(月祝)
全国合唱発表会
オリジナルコンサート
おんプリンちゃん
20150921-05Onprin 鮫島信子さん
(中村ぞうれっしゃ合唱団)
組織委員会で、プログラムに掲載される広告担当をしています。
プログラムは、もちろんプログラムを参照するためのものですが、賛同金協力者に自分の、友人の名前が出ているかなと探すのも一つのたのしみ。
そして、後半にズラーっと印刷されている合唱団、組合、団体、企業の宣伝広告も地元様子を知る上での貴重な情報源。
愛知祭典のプログラムを手にされ、広告のページを開いたた鮫島さんの顔を思い浮かべてください。
9月の"職場のうたごえ"
この時期に、各地で職場のうたごえ祭典が
日本のうたごえ祭典in愛知を目指して
開催されています。
私鉄のうたごえ祭典

9月26日(土) 13:00
東京・成増アクトホール

今年は「明日につなげる軌跡」をテーマに開催されます。60年の歴史に支えられている私鉄のうたごえ活動。その軌跡を歌います。

20150921-03Shitetsu
各職場のうたごえでは、現役サークル員の減少に悩んでいます。
60年の軌跡を若い世代へしっかりつなげって行ってほしいですね。
20150921-03ShitetsuFlyer

連載 (5) 沖縄の叫び
生々しい沖縄戦の様子。
もう標的にされるのは勘弁しろと叫ぶ上間秀三さん。

米兵の少女暴行・殺害、
軍用トラックの中学生轢殺
戦闘機の学校墜落などなど
繰り返されてきた悲劇に怒りをこめて、「辺野古」は絶対に勝利すると力強く語ります。

20150921-04OkinawanoSakebi

  • 1550億円で縮小したと言われても
  • オリンピックはずっとギリシャでやればいい? ? ? ? ? ? ? ? トドチャン
  • そこかしこに「アベはやめろ」の声満ち溢れ
    菅野 章

皆さんからの投稿をおまちしております。


平和の暦コンサート
昨年亡くなった笠木透さんと30年来のコンサートパートナーである増田康記さん。

11年前に東京・上野で「憲法フォークジャンボリー」が発足。ピースナインコンサートもその流れの中で脈々と続けられています。北関東、石川、岡山で開催し、今年は、11回目のコンサートが京都で開催されます。

20150921-03Masuda
中心となるのは、雑花塾。増田さんや、山本忠生さんらのメンバー。
雑花塾はピート・シガーのSing Globally, Act Locallyを実践しています。
20150921-03Zakkajyuku

この曲も2004年の憲法フォークジャンボリー以来、受けつがれています。

20150921-03PeaceNineFlyer

歌も政治も今が出番です!

青年サークル「ザ・イスカンダル」のメンバー2人は、ナント!長野市議会議員選挙に立候補。
9月13日の投票日は、信濃のうたごえ祭典の日でも。

20150921-06HotLine (1)
ザ・イスカンダルは、戦争反対への思いをこめて若者の気持ちを歌い続けてきました。
うたごえで培ってきたパワーを政治の世界でも発揮してもらいたいものですね。
20150921-06HotLine (2)

北摂津

第28回北摂津愛と平和のコンサート
「平和の旅へ」の全曲演奏を行いました。

20150921-06KitaSettsu

ピースライブ2015
「戦争を知らない大人達からこどもたちへ」

次世代へ引き継ぐ企画として朗読・詩やスライドでの構成が好評でした。

20150921-07Sakai

演奏会
めぐりめくる夏 今 あなたと
7月26日
広島県民文化センター

20150921-07Hiroshima
山形センター合唱団

第24回演奏会
すべてのいのち輝く明日へ
7月25日
山形テルサホール

20150921-07Yamagata
号笛

結成25周年
第7回コンサート
俺たちの鉄路
8月22日
ドーンセンター

20150921-07Goteki
連載978回
法律、そして悪法
9/20-9/27
兵隊が戦争に行くとき
音楽創造を肌で感じる 渡辺享則 (日本のうたごえ全国協議会 副会長)

「お前に」
増田 誠
(愛知・OH!人生男声合唱団)
小村公次
(21)指揮者の力、ソリストの妙味
かんからソングⅢ ~籠の鳥・鳥取春陽をうたう 岡大介
京都・黒田愛子さん