2014年10月27日号

20141027

合唱構成「二つの海」で共演
俳優 寺田農さん
今週号の1面TOP記事は、俳優の寺田農さんにインタビュー。
寺田さんは、9月末の神戸市役所センター合唱団創立50周年記念演奏会で演奏された合唱構成「二つの海~海に消えた二つの航跡~」の語りで共演されました。

この曲は、米軍に撃沈された学童疎開船対馬丸と日本軍の特攻兵器・人間魚雷回天をテーマに、作詞を森村誠一、車木蓉子、作曲を池辺晋一郎、新実徳英、木下牧子が担当。

20141027-03Terada
寺田さんが語っていることで印象的なところは、最近の若者の無関心さ。
それをどうやって埋めてゆくか。
寺田さんは、それを芸術、文学、音楽、美術の役割であると考えておられます。
20141027-01Ikebe
寺田さんのお父さんの口ぐせ「デッサンがなっとらん」。
絵のことではなく、ものを観る目のこと。なかなか面白い言い回しです。

1面・3面の記事で詳しくお読みください。

20141027-01Concert


日本のうたごえ祭典inみやぎ
11月22日(土)~24日(月・祝)
11月23日(日)復興を希(ねが)う音楽会
(仙台・ゼビオアリーナ)

今週のピ~スさんは、
若星☆Zの宮本麻衣子さん。
保育の仲間と青年・学生合同ステージに向けて、練習に、宣伝に奔走しています。

20141027-05Peace
各地からみやぎへ!
職場のうたごえ特集

名古屋西北うたごえフェスティバルと私鉄のうたごえ祭典が開催されました。
地域と私鉄の初の合同開催。ここに高校生がコラボして、若さたっぷりの祭典でした。

20141027-04Shitetsu
来年の日本のうたごえ祭典は愛知で開催されます。
こんな若さあふれる躍動感のある祭典になる期待が膨らみます。
20141027-04Yamada

医療現場で働く人と、利用者が一体になる祭典。
そう意味では、上記の私鉄と地域もサービス提供者と利用者が一体になっているのですね。

20141027-05Iryo
この写真はリハビリテーションセンターで働く仲間のコーラスグループ。
このメンバーの一人の若者は、サークルを探していてこの合唱団に巡り合ったとか。
20141027-05Seon
1面で寺田さんが最近の若者は無関心が多いと嘆いておられますが、サークルを探している若者もきっと多いはず、と若者の力強い言葉!

今は、自分のことで精一杯だけど、仕事以外に打ち込めるものを探している若者がきっと多いのだと、うたごえの未来に期待をもたせるコメントに多くの読者の皆さんは勇気づけられませんか!

今週のうたごえ新聞、大人の嘆きと、いや違うぞ、という若者の意見・・そして、8面では

20141027-05Matsuura

音楽会第2部 「希い」を歌う全国合同へ向かう若者!
11月23日(日)、ゼビオアリーナで開催される「復興を希う音楽会」
第1部は「被災地からの発信」
第3部は「明日にむかう連帯、こころつなごうステージ」

そして、第2部は・・・
企画案を見ましたらサブタイトルがない!

20141027-08Teramoto
しかし、内容は濃く、クミコとうたう「広い河の岸辺」や、池辺晋一郎さん指揮の「風の子守歌」など。
そして、合唱とピアノのための掌編組曲「希い」(作詞 きむらいずみ、作曲 武 義和)が全国合同で演奏されるなど、きっと盛り上がるのでしょう。
20141027-08Ekimae
前置きが長くなりましたが、今号8面の第二特集は、その「希う」を歌うぞ!と函館トロイカ合唱団の若者・寺本透さん(写真上、青シャツ)にズーム。

まだなかなか聴く機会のない曲ですが、それだけにこの曲のもつ意味が分かる記事。これだけでも、是非聴きたいという気にさせられます。

20141027-08Lesson

その3
3回に亘ってお届けしている、松野迅・伊藤千尋トークと音楽でつづる「パウ・カザルスの世界」の紙上再演。

伊藤千尋さんの講演を中心に構成されています。

20141027-04Kazars
この写真は、カリブ海の島、プエルトリコ。
カザルスはここで、この家で終焉を迎えます。

世界を股にかけたジャーナリスト伊藤さんならではの話でしたが、いまから11年前に、この島の3分の2を占めていた米軍基地を住民運動で追い出したとのこと。

20141027-04KazarsHouse
カリブの島が出来て、沖縄でできないわけがない、そんな思いをさせる4面の記事です。

この写真は、カザルスのお母さん。プエルトリコ出身の方です。

20141027-04KazarsMother
演奏会の最後は、カザルスが人生を貫いた名曲 カタロニア民謡「鳥の歌」。

公演終了後の恒例のサインセール。松野迅さんのCDと本に長い列ができました。

20141027-04SignSale

北海道合唱団
創立65周年記念
北海道合唱団定期演奏会
11月16日(日)
札幌教育文化会館
20141027-03Hokkaido
チラシの中央に「きっぱりと胸をはり、今日もまたでかける」

これは、「芦別の雪の中を」(作詞 門倉訣、作曲 林学)の中の一節。
65年目の北海道合唱団の気持ちにぴったりと、また改めて未来に向かって歩みを進めている姿にダブらせています。

20141027-03HokkaidoFlyer

女声コーラスこぶし
神戸市主催のシルバー合唱団コンクールに出場した女声コーラスこぶし。
出場40団体中、6番目の銅賞を受けました。
20141027-06HotLine

  • 敬老を軽老にする安倍政権
  • 数合わせ党名さえも不透明
  • 国民は骨太どころかやせ細る
    古都のハマちゃん

皆さんからの投稿をおまちしております。


コーラス3びきのくま
4thコンサート
9月15日 八尾プリズム

子ども達が進行するステージあるなど、当日の詳しい様子が紙上再現されています。

20141027-07Sanbiki

10周年鹿児島県うたごえ交流会が開催されました。
写真は、原発再稼働が焦点の薩摩川内市から参加した「そよかぜシンガーズ」。
全国合唱発表会に推薦されましたので、是非、お楽しみに。
20141027-06Kagoshima

郷土サークル野火
港湾のうたごえ運動
などの中心メンバーだった斎藤正男さんがなくなりました。
享年63歳。

追悼の言葉を大阪港湾合唱団の一村好郎さんが寄せています。

ご冥福をお祈りいたします。

20141027-07Saito

連載938回 治山治水 その1

10/27~11/4
朝露
合唱研究第2回目 守屋博之 (日本のうたごえ合唱団 音楽監督)
遥かなる影 小島啓介 (東京・南部合唱団)
Little Glee Monster
東混の新しい息吹
ナット・キング・コールのすべて
若者たちが今
作詞 榎本哲夫
作曲 丸山征四郎