2025年3月17日号


2月23日~24日に神戸で開催された日本のうたごえ全国協議会総会の様子をお伝えする第2弾は、代議員による主な発言と、全体のまとめで構成しました。
1面トップ記事は、愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団の河崎翔太さんの発言。
パワーポイントを駆使して、小学生当時から、中抜きを経て現在の様子を伝えていただきました。
小4の河崎さんが初めてステージに立ったゾウ50年記念演奏会 小学校6年生ではタイに
小学校から中学2まで在籍時代の海外公演等の様子をパワーポイントで 佐賀祭典でもゾウのステージに。
祭典DVDで探しましたけど、それらしい人は見つかりませんでした。残念。
小児科医で河崎さんから幼児期の音楽とのかかわりあいの説明 うたごえのサイクルを図示して、次世代への継承の提案も

長崎から参加の代議員は、昨年の佐賀祭典参加の話、うたごえ新聞読者拡大について、被団協のノーベル平和賞受賞の話題など多岐にわたりました。中でも「平和の旅へ」の演奏が中国領事館から依頼されたことに注目しました。素敵な演奏して、その様子をYouTubeなどで公開してほしいですね。
注目した発言のもう一つが、被団協のノーベル平和賞受賞を記念して創作曲に取り組んだこと。「ヒバクシャの願いが世界を変えた」は今週号の紹介曲。応募された詩を編集して、それに「ノーベル財団の平和賞受賞の理由」をそのまま加えて曲にしています。

発言のまとめ

今総会では、発言数は37本、文書発言が5本。
全ての発言については季刊日本のうたごえ208号で掲載されます。
今号4面で、渡辺副会長の発言の要約を紹介しています。これだけを読んでも、この一年間のうたごえの様子を見ることができます。
各合唱団がどういう音楽つくりをしているのか、職場ではどういう取り組みをしているかなどが報告されました。 次世代を担う青年からも積極的な発言が

今年の最優秀団体には佐賀のうたごえ協議会が表彰されました。(写真右)
優秀団体には昨年に続いて大阪のうたごえ協議会が選ばれました。(写真下)
うたごえ新聞関係では、ブルーペン賞、編集協力賞(1団体、1名)、通信賞(3名)、機関紙誌賞(5団体)、読者拡大賞(4団体・12個人)が顕彰されました。 毎号の様に投稿記事が掲載された藤村記一郎さんは連続受賞。
音楽センターからのゴールデンディスク賞は佐賀の祭典実行委員会に。

被災71年2025年3・1ビキニデー集会
1954年3月1日、米国のビキニ水爆実験で被災した第五福竜丸。同年9月に無線長の久保山愛吉さんが死去。これを機に翌年広島で「原水爆禁止世界大会」が開かれます。3・1ビキニデーがいつから開催されたのか、ネット検索をしてもよくわかりませんでした。1978年説がありましたが。
記事の中にある集会オープニング前に歌われた「三月一日のうた」は1959年焼津で開かれたビキニ被災五周年大会が開かれたときに作られたもの。
さて、本題。
今年の3・1ビキニデーでは、本紙2月24日号でもお伝えしましたが、焼津中央高校合唱部のみなさんとの合同演奏に。それも文化行事に位置付けて取り組まれました。
合唱部の部長さんが「継続的に歌い継ぐことが必要」と語っています。これが「うたごえのサイクル」の出発点になるといいですね。
祝ノーベル平和賞、参加の被爆者の方に花束贈呈 高校生のフィールドワーク。
「未来は私たちの手で」
いいキャッチコピーですね。

声楽家野上貴子
初の東京ソロ公演
あなたがいるからHappy Hour 5th
4月13日
新宿ガルバホール神戸出身の野上さんにはうたごえとしては合唱発表会の審査委員、合唱講座での声楽講座でご協力いただいてきました。第九のソロではアルトパート。

3・11私たちは忘れない
東日本大震災復興支援
松戸大歌声喫茶 Part6
3月23日
松戸市民会館1999年から毎月開催している松戸うたごえ喫茶。
年1回は歌声喫茶ともしびを呼んで大歌声喫茶を開催。
チラシの写真をみますと1200人の会場が満席。
演奏陣は、アコーディオンのほか、ギターにドラム。写真では見えませんけど、多分ピアノさんもいるのでしょうね。
参加費1500円のうち、500円が被災地支援になるそうです。

アレソレ音頭9番は西宮の兵庫県立芸術文化センター。
震災時に必要な物は、食料・水、そしてトイレと言われますけど、文化も必要ですよね。
震災から10年目にこの文化センターが「心の復興・文化の復興」を目指して建てられました。

  • 年金減り物価高でも楽しくか
    吉野 花
  • 国民と維新がゆ党で地獄へ行こう(自国へ維公)
    遠藤 譲
  • 吠えろオランド!トランプ何する者ぞ
    多岐 航

皆さんからの投稿をおまちしております。


名古屋青年合唱団の川柳
名古屋青年合唱団が昨年の音楽会でとりあげた川柳。
昨年11月24日号でご紹介しました。
音楽会の様子が731km離れた宮城県のフリーペーパー「みやぎシルバーネット」で紹介されました。

山形県労連旗開きに山形センター合唱団が演奏。
この時点ではまだ今年のメーデー・平和歌集は発売されていませんでしたが、昨年の掲載曲から「もう一人行進曲」「全国一律!サイチン音頭」を演奏。
前から言われていることですが、新春の集いなどでその年のメーデー歌集掲載曲を歌えば歌集も売れる、音楽センターも儲かる、という図式になるんでしょうけどね。
今年のメーデー・平和歌集については、こちらから

西宮さくらんぼ合唱団
創立70周年
愛と平和のコンサート
~未来へつなぐ~
2月8日
西宮市民会館アミティ・ベイコムホール写真は共に歌う合唱団。総勢120人。

連載1413回
たくさん聴いてきた その1
3/17~23
どこかで春が
絵師の筆意
田中嘉治
日本のうたご全国協議会会長
Lily
柳川鼓多朗
千葉・わかちばず
小村公次
(135)独特の視点によるオペラ「カルメン」
うたのブーケNo2
スペシャルコンサート
ヒバクシャの願いが世界を変えた
松永真司・長崎のうたごえ協議会 作詞・作曲
試聴はこちら
杉山良江(神奈川)