2022年11月21日号

ウクライナ出身のオクサーナさん
はじめはJR国立の駅前でした。
三多摩青年合唱団が、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する街頭行動に、ご近所さんということで顔を出したのがきっかけ。
詳しくは、5面と本紙6月20日号をご覧ください。
これをきっかけにして、10月30日に開催された三多摩青年合唱団のコンサートに友情出演。
この機会に、オクサーナさんにインタビュー。1面のカラーページと、4~5面でお伝えしております。
合唱団での混声4部というとソプラノからバスまで4パート。これがオペラになると、ソプラノだけでも5つの分類があるそうです。その一つがオクサーナさんのもつ3・5オクターブの音域。これに声を転がすような技法を加えたのが「コロラトゥーラ」と呼ばれています。
モーツアルトの「魔笛」第2幕夜の女王によるアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」の歌唱はこの技法があってできること。まさに「神様からの贈り物」の声の持ち主さんでいらっしゃいます。
上記のように、出会いはJR国立駅前のスタンディングで。
ウクライナの国旗をもってロシアの侵攻を非難し、ウクライナ支援を訴えるグループを見て、一旦は通り過ぎますが、また戻ってきて、「ありがとう」と。そういう光景は目に浮かびますね。
オクサーナさんは年末年始にコンサートを予定しています。
クリスマスチャリティコンサート
~喜びと祈りと感謝を~
12月18日 上尾文化センター

ニューイヤーコンサート2023
CD「ウクライナの歌」発売記念
1月27日 としま区民センター

詳細は5面で


三多摩青年合唱団
あめあがりコンサート2022
被ばく・戦後75年委嘱作品「風の旅」
10月30日 ルネこだいら
合唱指揮者・西岡茂樹さんの所感・評を7面に掲載しております。


今年、来年のビックイベントも終わらないうちに再来年の話も・・・、いえ、決して早くないですよ。われらが日本のうたごえ祭典はこうやって長時間の準備期間を経て、皆さんと一緒に創ってゆくものですから。
今号8面では、11月2日~3日に開催された佐賀のうたごえ祭典の様子と、2年後への意気込みをお伝えしております。
ふるさとの豊かな自然を子や孫へ
「空を 海を いのちを」佐賀バージョン
「よみがえれ ありあけ」
(作詞 大城嶺子 作曲 園田鉄美)
佐賀県鹿島市のゆったりした鹿島音頭
因みに鹿島おどりはにぎやかですよ
女声のうたごえ「キエフの鳥の歌」
青年のうたごえは「HEIWAの鐘」他 障がい者のロックバンド Vivimos

11・3憲法公布の日アクション
憲法発布の憲法記念日5月3日の憲法集会に続いて、11月3日も憲法の日アクションが行われました。
あらゆる機会を通して、憲法の大切さを訴えてゆきたいですね。
ところが政府自民党は、大幅な軍拡を賄うための増税手段として、東日本大震災の時のような復興税のようなものを考えているとか。
それでなくても消費税などで財布がさらに苦しくなることも。
憲法をまもる9条の会などの連帯活動はこれからますます大切になってゆきますね。

先週号に続き、復帰50年の沖縄の現状について第3回目。
沖縄国際大学経済学部大学院教授の前泊博盛先生のお話の今回は、米軍基地から出される危険物。
沖縄はペットボトルの消費額全国1位。なんでだと思います。答えは3面で。

2022国連軍縮問題・パネル討論 憲法を活かし、喫緊の核兵器禁止を
来年1月22日の核兵器禁止条約発効2周年を記念した取り組みの準備は進んでいますか?
日本政府が一日も早い締結をするように、情勢を理解し、条約の意義を学び、1・22の取り組みの準備をしたいですね。
そのために、前号と今号の記事は、タイムリーなテキストですよ。
今号は4面です。


「星となれボクらのうたよ」
12月4日(日)、愛知交流会の最終日の特別音楽会のフィナーレで歌われる曲です。
その作詞者竹中正道さんが、オリジナルソングCDを出版。CDタイトルにもなっています。
出版記念ライブが12月10日愛知県芸術劇場で開催されます。
コンサートのキャッチコピーが
「ぼくらフォークソングの手を取れば」
どこかで聞いたような懐かしいフレーズです。
ゲストに信州からの「ポコ・ア・ポコ」。昨年、今年とご無沙汰ですが、京都祭典以前は、交流の部の3年連続出場の常連さんでしたね。

九州は、福岡、長崎、佐賀のように独自に県合唱発表をやる一方、九州全体での合唱発表会を開催しています。
コロナ禍で開催は3年ぶり。鹿児島での開催はじつに9年ぶり。
本紙にたびたび投稿で目にする合唱団風がホスト役でした。
九州7県(沖縄を除く)の人口と、北海道+東北6県の人口がほぼ同じ。それだけ広大な守備範囲の中で、新たな出会い、交流の促進など準備は大変だったでしょうね。
お疲れさまでした。

  • キムタクの信長ギフト街おこし
    バイオ亭長浜
  • 円安に賃金安に物価高
    吉野ダリヤ
  • インボイス文化の貧困極まれり
    金倉俊嗣

皆さんからの投稿をおまちしております。


荒木栄の偉業を偲ぶ
1962年10月26日に38歳で逝去した荒木栄。今年は没後60年。仏事の法要では、50回忌の次は100回忌。還暦があるのだから、60回忌があってもよさそう。
いずれにしても、労働者を励ます歌を作り始まらのが1950年。12年間で約70曲もの今でも歌い継がれる曲を送り出したことはまさに偉業ですね。
再来年、生地の隣、佐賀県での祭典の時は、生誕100年ですね。

ウクライナによせて
本紙10/17号でお伝えした、東京・港区で38年間続いている平和イベント、みんなとピースサンデー。
10/17号の白黒写真ではわかりにくかったですが、参加者に配布された青と黄色の折バラ。
この由来と、今号1面でカラーで紹介されています。

こちらは、制作メンバーさんですが、イベントではコカリナグループうを率いて参加。独自演奏では、「小さなぐみの木」と、また、ウクライナの方との「ウクライナは滅びず」の歌唱の時には、コカリナで伴奏をしました。

原型は川崎ローズとして1985年に書籍で紹介された世界的に有名なもの。これを広島県の福山工業高校の電子機械科の授業の中で、だれでも折れるようにと考案されたのが福山ローズです。
詳細は、こちらのサイトで。
福山ローズ
川崎ローズ
そういえば、東京港区発の折り紙関係では、本紙2022年3月28日号でご紹介した連鶴がありましたね。

うたう会歌輪(カリン)
22年ミニコンサート
10月22日 静岡・アイセルホール

歌輪の指揮者、菅谷巌さんといえば「アコーディオンがつぶやいた」、組曲「返せ沖縄」の第5章など、60年代のうたごえの名曲を輩出されてましたね。

連載1308回 駅
11/21~28
恋心
コロナ防止は軍拡防止
田中嘉治
日本のうたご全国協議会会長
(67)泣きながら飲む
夢があるから
斉藤智子
みやぎ紫金草合唱団
小村公次
(197)一挺のヴァイオリンが奏でる歌
ザッツ・ホワット・ハプンド
このまちに新婦人
作詞 新婦人岡山支部 作曲 石原みゆき
試聴はこちら

バックトゥザ・フーちゃん上映会
栃木・味村節子