2013年6月3日号

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神戸市役所センター合唱団・こうべ輪太鼓センター共催
みどりのコンサート22
地球環境を考えるアースデー・ひょうごの”みどりのコンサート22”が開催されました。
これは、神戸市役所センター合唱団50周年と20周年のこうべ輪太鼓センター(写真)が共催した記念事業。
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この中で団とは1984年の同団制作初演の混声合唱組曲「悪魔の飽食』以来、共同製作も多い森村誠一さんと池辺晋一郎さんの記念トークも行われました。 20130603-01Teidan
混声合唱曲集「いのちと こころと・・」は金子みすゞの詩7篇で構成。本コンサートのタイトルにもなっていました。金子みすゞと同時代を生きた詩人立原道造について記念トークは「夢みたものは」をテーマに行われました。

詳細は、本号1面の特集で。

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記念レセプションも開催されました。
太鼓衆団輪田鼓の「海ひらく大輪田」の演奏で開幕。
浅井敬壹さんら多彩なゲストを交え50年の歴史を振りかえりました。
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池辺晋一郎さん
神戸市役所センタ^-合唱団からの委嘱作品は8作になります。
森村誠一さん
「絶望の底から立ち直ろうとする人間の力」を語りました。

橋下徹大阪市長・日本維新の会共同代表の「慰安婦」問題の暴言に怒りを込めて抗議します。 20130603-03Ianfu
2013年5月16日
日本のうたごえ全国協議会
会長 西 恒人
大阪市長橋下徹氏(日本維新の会共同代表)は5月13日、「戦時中『慰安婦』制度が必要だったのは誰だってわかっている」と語り、「慰安婦」問題について、「旧日本軍の強制性を示す証拠はない」との主張を繰り返しています。また、沖縄の米軍に対し「風俗をもっと活用すべき」とまで述べています。橋下氏の言動は、明らかに人間の尊厳をおとしめるものであり、また歴史の事実に全く目を背ける内容であると言わざるを得ません。その人権感覚と歴史認識の欠如は、公人としての資格が鋭く問われています。

私たち日本のうたごえは、アジアの人々との音楽交流のなかで、歴史認識を共有し、平和な未来をともにつくっていこうと活動してきました。また創立から65年にわたって、憲法を生かし人間らしく生きていける社会、戦争のない平和な社会を願って歌いつづけてきました。

とりわけ、今年、大阪で開かれる「65周年記念日本のうたごえ祭典」では、橋下市長の思想差別をゆるさない闘いを歌い上げ、平和なアジアを目指す国際交流のステージも準備をしているところです。

以上のことから、橋下市長に、これまでの暴言の撤回と謝罪、市長の辞任を強く要求することをここに表明するものです。

写真説明:慰安婦にされた女性たちが、ついのすみかとして共同でくらしているナヌムの家、その庭にある像。

韓国5・18光州 民衆抗争芸術祭参加レポート
ミュージカル「華麗なる休暇」で描かれる光州5・18民衆抗争(1980年)
それを伝える芸術祭に今年も日本のうたごえ訪韓団30人が参加しました。今年は、うたごえに記念財団から感謝牌が贈られました。(写真)
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8面の第二特集は、訪韓団のメンバー山上茂典さん(写真右側)のレポートで構成しました。 20130603-08Yamagami
訪韓団は、仁川の市民芸術祭でも演奏しました。その前日、脱北者を支援している教会で、「心つなごう」を合唱。リフレイン部分「心つなごう、愛をつなごう、手と手つなごう、乗り越えてゆこう」は韓国語で。 20130603-08JinsenStage
5・18式典では、これまで、「彼らのための行進曲」が歌われてきましたが、今年も政府は式典での斉唱をとりやめ、合唱団による演奏だけになりました。
そのため、関連団体が式典をボイコットしました。
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光州事件の舞台、全南大学の前で訪韓団の記念撮影。
29人しか映っていないということは、一人はカメラマン?
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2013年全国創作講習会レポート
今年も、全国創作講習会。
大震災からの復興、原発ゼロへ、そして今大きく日本の平和が脅かされているとき「想いをことばに、 ことばを歌に!」と開かれました。
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「詩の講座」詩人齊藤範雄さんが、同氏作詞の組曲「137億年の記憶と私の生命」のもつ自然観、人間観の解説を通して作詞について勉強をしました。 20130603-04Saito
「うたつくり講座」作曲家武義和さんが講師のこの講座では、武さんの美しい音楽がどのように生み出されるか垣間見れる内容でした。 20130603-04Take
「旋律のイメージ和声」講座小林康浩さんがメロディつくりの背景にある和音の流れや展開についてわかりやすく解説。 20130603-04Kobayashi

憲法ソング小林康浩さんの講座で聞いたことを早速実作に生かして、千葉の石塚さん(中央)は憲法ソングを創作。 20130603-05Ishiduka
金野洋子さん(左)と高畠賢さん(右)は、「花に誘われて~二年目の春に~」を創作。
4面で楽譜を紹介しています。試聴はこちら
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福島から参加した大谷さんは、作詞講座に触発されて原発事故を告発する「不念仏」というすべて漢語のユニークなお経うたを創りだしました。 20130603-05Otani
山形の”モンペディオ”はここでも新曲を。持ち寄り曲も含めて、全部で93曲。
本紙で逐次ご紹介してゆきます。
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11月2~4日の祭典準備も着々と進んでいます。今週のうたこやんは、前田多恵子さん。
所属する「いのち光るとき合唱団」は障がい者の作業所つくりの中で20年前に生まれました。今年は合発にもでるぞ!と張り切りながら、 堺・泉北地域 障がい者分野の実行委員会で準備を進めています。
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各地で開催されるプレ企画
各地でおおさか祭典プレ企画が開催されています。
第27回とよの
虹色コンサート

5月6日
箕面駅前文化交流センター恒例の大阪北部とよの地域でのコンサート。今年は、祭典プレ企画として開催されました。
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2013年私鉄のうたごえ祭典in関西

6月23日(日)
茨木市福祉文化会館

おおさか祭典プレ企画として開催されます。

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夢の島を出発して6日目は快晴の神奈川県内
。横浜市街を2コースに分かれて行進しました。

10日目藤沢コースの藤沢合唱団のみなさん。

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神奈川県から静岡に引き継がれる湯河原で。
「歩いてゆこう」の作者大熊啓さん(写真下、ギター)が東京から参加。東日本郷土講習会で習得した「南京玉すだれ」を披露。
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5月19日、湯河原町川端公園で、「青い空は」の歌声のなか出発式。
「核兵器も憲法九条改悪も橋下大阪市長発言も”ならぬものはならぬ”」
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第2回所沢うたごえ交流会8団体と1個人が参加した交流会。
今年は年金者組合の合唱団を中心に「所沢・地底のうた合唱団」を組織して参加しました。
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足立ピースフラワー合唱団
第9回
愛と平和を歌うコンサート

4月29日
ギャラクシティシンガーソングライターの橋本のぶよさんの鑑賞記を掲載しております。
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各地のうたごえ総会から
ひろさきのうたごえ総会が開催されました。
「合唱団」の復活で、今年は県合唱発表、全国合発への参加にむけて頑張ろうと盛り上がっています。
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   連載876回
憲法の普遍性
   6/3~6/11
   ふくろうの歌
   暮らし中に憲法を 木村泉 (山形センター合唱団)
   青春 芝 美佐子 (鹿児島・合唱団風)
   小柳ゆき
Believe in yourself
BEST SELECTION
   時の過ぎゆくままに
   ?太鼓(ダダイコ)に込められた日本人の祈りと願い
   小東房枝 (大阪・茨木)