2025年2月3日号

青年との協同をすすめるために
今号に限りませんが、うたごえ新聞って全国の取り組みをしっかりと伝えているなぁ、と思います。
こういう取り組みを参考にして、自分のところでもやってみよう、というヒントになれば幸いです。
特に、1面の大阪、3面では愛知の企画ものは、ぜひ参考にしてください。まず1面は関西合唱団の1月6日の歌い始めでの講演会の様子。
内容は1面でお読みいただくとして、一合唱団が、歌い始めというレッスンの中で講演会をやるというのにびっくりしました。
こちらの写真は、関西合唱団員の方が府立芦間高校の軽音楽部との交流の様子。
そういえば、最近のJ-POPSって、昭和のおじさんにも耳に入りやすいと思いません?
最近のZ世代という若い人でも昭和っぽい曲が、メロディ、歌詞ともに受け入れ始めているとか。
こんなところも、これから青年との協同をすすめる際のきっかけがあるかもしれませんね。

新春募金行動
1月2日、浜松駅前で浜松市原水協被爆者支援街頭募金行動に、浜松センター合唱団員が参加。アコーディオンとギターで道行く人の財布のひもを緩めるお手伝いをしました。
1月12日、長崎ピーススタジアムでの二十歳の集い。会場まえで日本政府に核兵器禁止条約の締結を求める署名行動を行いました。写真の方も晴れ着姿の二十歳の記念の署名をしてくれたのですね。

わが団のニューフェイス
やはりぞうれっしゃです。10歳ぐらいの時に母親に連れられて歌っていた山岡健太さん。
昨年5月に母親の勧めて、ザ・イスカンダルへ。そのお母さんも11月に入団。
佐賀での祭典まで3週間。
演奏予定曲は林光の「おまえ」と荒木栄の「夜明けだ」。
全員暗譜という難関を乗り越え、一般Aで銀賞を獲得。
そんなザ・イスカンダルへの入団の経緯と、二人を迎えた田島由子さんの直近のコンサート記をお読みください。
カラオケと歌声喫茶が好きなお二人が、将棋を通して合唱団TOSEIに入団。分けの分かりにくいきっかけですが、詳しくは本文でご確認ください。
お歳の記述はありませんが、文脈から定年後の余暇を楽しんでおられたと思います。そこをうまいこと合唱団にお誘いできた、というのが読みどころ。
日本人の60歳から80歳代までの人口は約4,000万人。まだまだうたごえ合唱団にお誘いできる可能性のある方はいっぱいいますね。

斉藤清巳さん追悼うたう会
昨年7月に亡くなった斉藤清巳さんを追悼する会が12月28日に福井で開催されました。暮れが押し迫っていたのも拘らず現地に68名、オンラインサイト経由で204名、個人参加が51名。当日、323名が斉藤清巳さんを偲びました。さらに限定公開ですが、YouTubeには400回の視聴がありますので、延べで700人以上が斉藤清巳さんの偉業を追悼しました。
オンラインサイトは北海道、岩手、東京、愛知、広島。現地では宮城、埼玉、東京、京都、愛媛、広島から参加者が駆けつけました。
これだけの人脈を広げたきっかけがコロナ禍でのオンライン交流会。広島から参加した寺本さんが、この辺のいきさつを詳しく述べておられます。
京都から参加した木戸さんは動画メッセージをもって参加 清巳さんお幅広い活動の一つ、保育園での絵本の読み聞かせ

木下サーカス テント内で演奏
11月16日宮崎
木下サーカスの方から「最近見てきた中でももっとも盛り上がった演奏」と絶賛された様子を8面でお読みください。
といっても、準備は簡単ではなかったようです。その経験談も、全国のぞうれっしゃ関係者の必読です。
次は2月15日の鹿児島公演へ 1月12日鹿児島公演への練習会にざっと数えても150人以上。
練習を楽しむ鹿児島の子ども達 更に、次は4月13日北九州公演が予定されています。

第41回足立のうたごえ祭典
小学校の講堂に29団体が集まって開催された東京・足立区でのうたごえ祭典。
それにしても参加団体が29とは!
1団体が5分の演奏をしても単純計算で2時間半!
それにゲストの演奏、挨拶など入れると4時間の長丁場。
開催までの実行委員会も大変だったと思います。
お疲れさまでした。
保育のうたごえのステージ JAL争議団のステージ

「被爆戦後80年」記念創作教室で
三多摩青年合唱団、三多摩教職員合唱団に所属する箱崎先生は、東京では、本紙読者拡大の牽引車さん。
創作曲にもとりくみ、これまでにYouTubeも数々の曲を発表しています。
今回は、「託された私たちは(YouTube)」「私たちには生きる権利があるのです(創作センター 登録No800)」の2曲を授業を受け持っている中学2年生の社会科の授業で演奏して、生徒たちの感想を聞きました。
教室で歌う箱崎先生 佐賀での祭典のゲスト。オクサーナさんとのきっかけも箱崎先生と三多摩青年合唱団の駅前活動から

愛知のうたごえ協議会の「まなぼ企画」。
小村公次講演会Part3
いま 音楽の世界で起きていること
~アフターコロナと戦争の時代の中で~
2月9日
愛知労働会館愛知でおなじみの「まなぼ企画」についてはこちらをご参照ください。

 


今年の神戸・ひょうご祭典のプロモーション活動を「播磨」地域の東側、東播で行っている東播センター合唱団の様子を5面でお伝えしております。とにかくミニコンサートやうたう会を数多く開催。その際に、封筒に「賛同金のお願い」をいれて渡しています。
全国のみなさんも、今年も祭典賛同金のご協力をお願いしますね。

第4回 西宮神社
新年の神事として「福男選び」は毎年TVで放映されていますね。
この神社は「えべっさん」と呼ばれています。
合唱発表会で小編成や一般Aの常連さんの「えべっサウンズ」の名前の由来だそうです。

全校音楽朝会で演奏
板橋・男声合唱団かたつむりは板橋区立中根橋小学校の全校音楽朝会で「箱根八里」などを演奏。
この小学校の地域開放教室で練習していますが、副教頭先生からの御指名で12月17日の朝会で演奏しました。
学校の教室を練習会場にしているサークル・合唱団も多いと思います。こういうきっかけもあるのですね。

愛知の医療のうたごえの2合唱団が青空健康広場でうたごえ広場を行いました。
こういう機会を通して、合唱団の練習見学に来られる方がいたそうです。
新宿のうたごえは、望年大うたう会を開催。新宿のうたごえ連絡会には8団体が集まっていますが、こういううたう会の開催は初めて。これを機会に「年に2~3回は開催したいね」という声がでてきました。

第68回山形市民合同音楽祭
2024年12月8日
山形市民会館
混声合唱組曲「地の道 天の道」(佐藤敏直 作曲)が管弦楽版で初演されました。
山形センター合唱団など市内の19の合唱団と一般参加者による合同合唱団が演奏しました。

作曲家 間宮芳生さん
うたごえ関係の歴史書を紐解きますと、目にするのが外山雄三、林光、小林秀雄、芥川也寸志そして間宮芳生の5人がピアノを囲んで「青年組曲」に取り組んでいる写真。
12月11日に肺炎で逝去されました。享年95歳。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

連載1407回 干支
2/3~10
こぶしの唄
へいわのうた
本間加瑞子
呉うたごえたんぽぽ
差別撤廃と自由を求めて
アシンボナンガ
第59話映画「鹿の国」に出演
~これからの未来を切り拓く鍵とは塩原良
三善晃 「レクイエム」

日本語ラップの草分け
いとうせいこう&ヤン富田
噂だけの世紀末

池辺晋一郎合唱曲集
「働くということ/Great Journey」
黒田愛子(京都)