2025年1月20日号

被爆80年、日本政府は核兵器禁止条約に参加を
多くの企業が新年の初出勤日の1月6日はうたごえにとってはうたい始めの6・9行動。各地で取り組まれた様子が通信で送られてきました。特に、今年は、被団協がノーベル平和賞を受賞したこともあり、力が入っていました。街頭で演奏した曲も「原爆を許すまじ」「折り鶴」などが多かったようです。
これらの曲は、これから各地で開催される旗開きなどの新年行事でも演奏されることでしょうね。
千代田区有楽町のマリオン前で、日本原水協、東京の被爆者団体東友会、学生平和ゼミナールそして東京のうたごえなど8団体58名が参加。報道陣もカメラを構えていたようです。 千代田区
こちらは文字通り新年早々、1月3日の新春行動。以前は獅子舞が出ていたようですが、最近は見ないですね。でも今年は12団体から20名が参加。大阪の機動力はすごいなと感心しております。
こちらは、昨年の歌い納め行動。
JR黒崎駅前から。というと、あまり耳にしない駅ですけど、調べてみましたら、門司と博多の中間地点当たりですね。
こちらも年末最後の行動。ノーベル平和賞受賞もあり、30名で152筆の署名を集めております。
新春行動は、20歳のお祝い式場とのこと。

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新企画SDGsと歌の第1弾後編です。
先号に引き続き、「しあわせ運べるように」の作者臼井真先生のお話を伺ってます。
今年の神戸での日本のうたごえ祭典のキャッチフレーズが、震災30年、非核神戸方式50年、被爆・戦後80年、というように、あの阪神淡路大震災から30年もたっているのですね。NHKの朝ドラ「おむすび」でも取り上げていました。しかし、30年ということは、日本人の約30%がこの震災を体験していないということになります。
先号でご紹介した祭典のテーマソング「咲かそう!希望のうた」3番に「あなたの街にもいつかはやって来るから」という歌詞があります。「天災は忘れたころに」というように、普段からの心構えが大切。若い世代に歌で教訓を伝えるというのは大切ですね。
4歳から作曲をはじめ、小学校在職時代に作った曲は400曲にも。 震災遺構「神戸の壁」


本当に昨年の佐賀での日本のうたごえ祭典は感激がいっぱいでした。こうやって祭典の余韻を楽しむのもうたごえ新聞ならでは。
各ステージの責任者、指揮者に感想を伺いました。
みなさんの持ってる感想と突き合わせてみてください。
佐賀市吹奏楽団 劇団ヤマトの「キツネの嫁入り」
「ぞうれっしゃがやってきた」は吹奏楽の伴奏で迫力ありましたね 動物園の園長さん役の吉武大地さん
女性のうたごえの指揮は山本惠造さん 鹿島ほとめき会
地底の歌 指揮 高田龍治さん 荒木栄の歌 指揮 行徳未麻さん
祭典テーマ曲「Love & Peace 未来の子どもたちへ」
指揮 高畠賢さん
保育&青年 「もう一人行進曲」
指揮 酒井威文さん

祭典を機会に佐賀観光を楽しまれた方も多かったと思います。
宿泊したホテルの送迎バスで吉野ヶ里遺跡に行ったグループ、
本紙連載の「佐賀の風だより」を参考に各地を回られた方もいらっしゃるでしょう。
なお、当サイト管理人は、仁比山神社に行ってきました。紅葉がきれいでしたよ。
さて、5面では、東京・絹の道合唱団のみなさんは武雄温泉御船山楽園に行ったそうです。

勝利へのトランジット・コンサート
15年という闘いの節目を迎えるJAL争議。
勝利まで頑張る、とJAL争議団による本社大包囲行動に、近県のうたごえが大集結。支援の輪を広げました。
4月には東京で勝利へのトランジットコンサートが計画されています。
トランジットというと、空港での乗り継ぎを意味しますが、佐賀から神戸、長野、大阪へと今後祭典も乗り継いでゆきますが、闘いの輪を全国へつないでゆくハブ・コンサートになることでしょう。
(ハブ空港とは、各地へのトランジットが便利な空港を言います)
一昨年暮れも寒かったですが、今回も・・ 今回も埼玉のうたごえが歌集を用意して

沖縄県民大会へ連帯
沖縄では米兵による犯罪が多発。その抗議集会が12月22日に沖縄で開催されたことに連帯する集会が大阪で開かれました。
そして年を明けた1/9付の朝刊でまたまた米兵犯罪が出てきています。それも昨年の事件が今頃。
折しも、トランプ次期大統領がフィンランドに「グリーンランドをよこせ」と無茶なことを言い出してます。
そこでうたごえ一句:
グリーンランド 次は沖縄よこせ というのかな

先号の紹介曲「咲かそう!希望の歌」。
そのCDがこちらですが、B面(とは最近は言わないですけど)が兵庫五国あれそれ音頭。
当連載のタイトルでもあります。
そのご紹介をしております。
あいにくまだYouTubeにはアップされていないようですけど。

  • 富よりも平和を集めたい熊手
    みつぼん
  • 被団協変換キーを押す平和
    三隅雅游
  • 改憲派緊急事態に戒厳令
    福家駿吉

皆さんからの投稿をおまちしております。


米原子力空母母港化反対
横須賀港がますます臨戦態勢に入ってます。戦争を仕掛ける、巻き込まれるのはゴメンと、12月8日に横須賀ヴェルニー公園に集まった人、1000人。
神奈川のうたごえが送り出しのうたごえを始めた途端、思わぬハプニング。
こういう時のためにうたごえの皆さんはレパートリーを揃えておく必要がありますが。
何が起こったのか、6面でお読み下さい。

コロフェスタ2024in姫路が開催され、それに大阪のレガーテが参加。
2022年に一般社団法人音楽樹という肩書になってますが、これまでTokyo CatatとCoroFestaを双璧に合唱活動の振興を目指してきました。理事長は藤井宏樹さん、芸術顧問に栗山文昭さん。
その参加記を6面で掲載しております。

統計オンチコーラス
創立70周年コンサート
歌となかまと未来に向かって
11月9日
東京・戸山生涯学習館ホール70年の間には数々の著名な指揮者・指導者に擁してこられた歴史を感じる開催記です。

大阪・北部センター合唱団
摂津のうたごえシン・キャロット主催
「秋ですYO!歌いましょう」
11月23日
摂津市立正雀市民ルームいろいろと楽しい企画で会を盛り上げています。こういう企画の参考になる記事です。
なお、記事中の「いくつになってもハッピーバースデー」は吉田拓郎のこんな曲です。

被爆ピアノコンサート
~平和への祈り~
12月6日
三重・津市久居アルスプラザ
広島から約450km、車で5時間半。
トラックで運んできたそうです。
矢川さんはこの取り組みを「平和の種まき」と。 被団協の野^ベル平和賞受賞もあり、関心が高まっています。

Jiro Masuda F&L Concert
12月6日
神戸市灘区文化センター電通のうたごえ歴45年という増田二郎さんの創作曲を中心としたコンサートが開かれました。

連載1405回 季節の習慣
1/21~28
この広い野原いっぱい
希望を躍る樹々 嶋田由加里千葉合唱団
小村公次 (133)四人組×東京シンフォニエッタを聴く
THE 刑事 シエナ・ウインド・オーケストラ
味村節子(栃木)