2023年8月14日号

愛fes 2023全国青年のうたごえ祭典
前夜祭開催が楽しみだった全国青年のうたごえ祭典が愛媛で開催されました。7月15日~17日の3日間で、前夜祭、大音楽会、交流会、合唱発表会など盛りだくさんなイベントを成功させました。
その内容を詳しく1面、4~5面でお伝えしております。
当サイトでは、時系列に沿った紙上再現をしております。
7月15日(土)は松山市民会館中ホールでの前夜祭。
ウインドアンサンブルいよかん
地元の水軍太鼓のチーム「火焔太鼓」による和太鼓
7月16日(日)は、松山市民会館大ホールでの大音楽会。
多彩なゲストのステージが展開されましたが、目を惹くのは何といっても中川奈美さんと共にうたうステージ。
ダンス合同「キミハキラメキ」、合唱合同「さくらわかばのとき」(新曲)「カナタハルカ」(映画「すずめの戸締り」主題歌)が取り組まれました。
青年合同「見上げた空から」  中川奈美さんとのステージ
ゲストNOZさん LIFE 川口真由美さん
合唱発表会7月16日(日)、全国から21団体・個人が参加して全国合唱発表会への推薦枠5席を目指して若者らしい度胸と元気さの演奏が目立ったようです。
ワークショップ7月17日(月・祝)に開催されたワークショップ。チューターは知香さん。音楽教師もあり、モノマネを交えて発声の仕方など、楽しい企画でした。

第66回電通のうたごえ祭典in埼玉
今号では1面で階層別として「青年のうたごえ」、8面では産別として「電通のうたごえ」を取り上げています。
電通祭典は、当初2020年に埼玉で開催予定でしたが、コロナ禍で中止。昨年は神戸で開催されましたが、じつに4年ぶりに埼玉開催にこぎつけました。
それにしても埼玉の熱の入れようはすごいです。昨年は日本母親大会企画として埼玉合唱団のコンサートを行い大盛況でした。こういう実績や日常的な活動がステージに結びついているのですね。
来年は東京での開催。これも楽しみですね。
埼玉合唱団「人間の歌」 JAL争議団の仲間のステージ

こちらでは、祭典参加のための各種練習会が開かれています。
これまでに実施、今後の予定は次の通りです。
7/13 女性合同、7/13スタートライン・すこじづつ、7/30 働くもの合同(今号記事、酒井崇先生)、8/12 女性合同(山本恵三先生)、8/13 一本の木、Peace be with you(横山琢哉先生、詳細はこちら

闘いのうたごえ
内灘基地反対闘争は今年で70周年。2017年日本のうたごえ祭典inいしかわ・北陸のオープニングでうたわれた「内灘かぞえ歌」。あいにくネット検索をしても、映像・音源は見当たりません。そこで当時の祭典DVDを引っ張り出してみてみました。当時の様子を石川のうたごえの方が語っていますが、この記事を読みながら、祭典DVDをみますと、そういうことだったのか!とおもいました。
視聴は内灘数え歌(ダウンロード 125MB)

来年は佐賀で祭典が開催されますね。
その主な内容は、北海道での祭典プログラムで紹介される予定です。それによると、何年ぶりになるのでしょうか、大音楽会が復活です。会場は佐賀アリーナ。8000人収容です。日本のうたごえ祭典といえば大音楽会ですからね。
その佐賀は、いまや全国からの注目を集めています。
本紙でも何回か取り上げております、佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイ配備計画。
祭典は2024年11月29日~12月1日。この機会に、会期前後に余裕を取って、佐賀の現状をじっくりと見たいものです。そのために、その現状を詳しくお伝えしている4面記事をお読みください。

     追  悼     
森村誠一郎さんがお亡くなりになりました。
代表作として「人間の証明」「野生の証明」などの証明シリーズ。「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」のキャッチを覚えてますか?高倉健と薬師丸ひろ子の「野生の証明」など70年代の記憶が蘇ってきます。
先週号の外山雄三さんの訃報といい、なんともいえぬ思いです。
今号3面では、「悪魔の飽食」で、池辺晋一郎さんを交えた親交を深められた全国協の田中会長に追悼の言葉を述べております。
森村誠一郎さんは、埼玉県熊谷の生まれ。12歳の時に熊谷大空襲に遭遇しています。
この写真は、熊谷市立図書館に森村さんによる貴重な資料が寄贈された「森村誠一文芸の館」です。

東京→広島コース
稲美町からの報告です。稲美町というのは、神戸市と姫路市の中間、加古川市のとなりの加古郡にあります。記事に加印原水協が出てきますが、加印とはどこなのでしょう?加は加古川でしょうけど、印は?昔あった印南郡の印だそうです。
沖縄→長崎コース
熊本から福岡に入り、大牟田からの報告です。このあと柳川に入るそうです。柳川というとウナギが美味しいそうです。においだけでも元気になりそう!

  • 戦前へ第2自民が名乗り出る
    金倉俊嗣
  • 三年目米の言いなり板につき
    福家駿吉
  • 大阪万博カジノも共に夢ノ島
    菅野章

皆さんからの投稿をおまちしております。


(=^・^=) 猫しましょう
埼玉合唱団企画のPEACEライフに「戸田 野の花うたう会」が参加。参加するなら、楽しくやろう、ということで「猫しましょう」
一体何なんだ?と思われる方、写真をクリックして拡大表示してみてください。楽しそうでしょ。さらにいろいろな仕掛けが加えられております。6面でご確認ください。

尼崎唱歌を歌う会
今回は20年間ピアノ伴奏をしていただいていたピアニストさんの最後ということでひときわ感深いものがあったようです。
新婦人墨田かんなうたごえサークル主催の第4回うたう会が開かれました。東部のうたごえ協議会、保育合同のみなさんの応援を得てにぎやかに。司会は大熊啓さん。
大熊さんといえば、今号3面に告知記事。「虹をつなぐ」の演奏者を募集しています。こちらから練習風景を見れますよ。

関西合唱団
第86回定期演奏会
7月1,2日
大阪・住友生命いずみホール愛知県合唱連盟の河辺泰宏理事長からの音楽会評ですが、なるほどと首肯する内容です。曲の構成の理解の仕方、その歌い方など興味深いご指摘をいただいております。これは参考になりますよ。小編成から一般の部A参加の合唱団、サークルのみなさんに。ぜひ、7面でご一読ください。いえ、スクラップしておくことをお勧めします。

平和都市宣言を39年前に行った山形市では、以来、平和コンサートが継続しています。来年は40周年記念ということで盛大にされるんだろうな、という期待を込めて7面でコンサートの様子をお読みください。

今井龍一さん
元全国協議会常任委員
広島合唱団7月2日の広島のうたごえ祭典に元気に参加されていましたが、翌日急変。5日に他界されました。享年83歳。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
尾谷誠さん
元全国協議会常任委員
福井のうたごえ合唱組曲「海の軌跡」の創作など、反原発のうたごえを切り開かれました。
7月24日に肺炎のため逝去。享年83歳。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

連載1341回
外山雄三さん その2
8/14~20
愛のロマンス
卒業しました
轟志保子
日本のうたご全国協議会事務局長
(99)期待される男像
合唱劇「カネト」
岩倉郁子
愛知・東三河うたの学校
性加害は「心の殺人」
ナチスに仕掛けたチェスゲーム
京都・黒田愛子