最近、若い人たちが特に元気に見えます。 そんな元気がいっぱい詰まった紙面を今号でお届けします。 まずは1面と4面で、2022年全国青年のうたごえ交流会inみやぎの話題から。 地元宮城と全国からの参加者はリアルとZOOMのハイブリッド。 確かに、この時期、遠距離移動はコロナ面、金銭面も含めて難点があることもあり、リモート参加は交通費の削減という副次的効果がありますね。 |
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交流会では3つの分科会。 一つは、仙台市荒浜での「防災フィールドワーク」。 2014年に宮城県で開催された日本のうたごえ祭典の企画で、震災から3年後、まだ生々しさの残る荒浜地区を訪問された方も多いと思います。 この写真をみるとあれから8年経っても、まだ何もないのですね。というのは、684世帯2100名が住んでいた荒浜地区は仙台市から災害危険区域に指定されたことにより人が住めなくなっています。 |
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震災直後の本紙2011年4月18日号で、全国協事務局員の石垣正人さんの被災地報告が掲載されていますが、東京から仙台について、まずこの荒浜地区を視察したそうです。 もちろん、当時はこの観音様はなかったと思います。 |
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分科会その2はSDGsについて。 みなさんは17のゴールについてその項目を挙げられますか? 貧困、飢餓、健康、教育と続いて5番目のテーマがジェンダー。 今回の分科会のテーマは、No14の「海の豊かさを守ろう」です。 SDGsの中には地球環境に関するものが5つあります。 うたごえでも安広真理さんの「たいせつなこと」という地球環境を歌った曲がありますね。2年前のGLC愛媛合唱団青年部の映像がありますので、この機会にご覧ください。 |
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第3分科会は表現方法の追求ということではゴスペルのコール・アンド・レスポンスという手法を学びました。メーンボーカルとコーラスの歌詞が呼応している形式のこと、というと「山賊のうた」「森のくまさん」を思い浮かべますね。広い意味では、ステージ上から「イェ~~イい」と叫ぶと、観客も腕を振り上げ「イェ~~い」と返す、そんなノリも、こう言うそうです。 | |
交流会では、12月に愛知で開催される全国のうたごえ交流会の青年合同の練習を行ったり、全国合唱発表会に向けた予選である青年のうたごえ合唱発表会が開かれコンクール部門では下記の4団体。加えて交流の部では東海青年のうたごえ、東京の青年のうたごえらが推薦されました。
次回は愛媛で開催されます |
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ザ・イスカンダル(長野) | Peacock(長野) |
若星Z☆(宮城) | Coffee(宮城) |
今号4~5面企画は二つの合唱団の取り組みから学ぼうというものです。
レガーテ |
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この写真は、演奏後の記念撮影風景。 轟さんのレポートに書かれてますが、出場団体は、集合時間から演奏、解散までのタイムスケジュールが団体ごとに細かく指示されているとのこと。 それに比べると、うたごえの全国合唱発表会はなんと自由でのびのびとしている事か。 |
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名古屋青年合唱団 オラトリオ「鳥の歌」 7月の音楽会で取り組まれ、本紙2022年8月22日号の「音楽会 所感・評」で取り上げておりますが、改めて音楽会の創造過程を指揮者の鳴海卓さんに寄せていただきました。 元々オーケストラのために書かれた壮大なオラトリオ。構成もソロ、合唱団、児童合唱で、かつ音楽的にも現代音楽につながるというもの。 |
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このような企画ができる背景に名古屋青年合唱団の歴史とそれを継承している現在の指導者・団員の努力があってのことでしょう。 氏は「うたごえの動向に呼応して」と控えめですが、どうしてどうして、十分にうたごえをけん引していると思います。 「私の合唱団では手が届かない」と思った方いませんか? |
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仙台合唱団 投げ銭コンサート 団内の個人・グループの発表会を行いました。 個人や小編成の発表は新しい発見があったようです。 |
3年ぶりの開催されるピースサンデー。これまでの何回かお伝えしているように、このイベントでは「平和都市宣言」や「男女平等参画条例」などにメロディをつけて、啓発活動に一役。 今回は、地元・広島・長崎・沖縄を結ぶ平和4部作に取り組んでいます。 今週号の元気な若者のはなし、その2はこちら。「若者」よりかなり若いですけど。 |
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朝ドラ「ちむどんどん」では、沖縄の小学校で野菜嫌いの子どもに美味しく野菜を食べてもらうということで地元の野菜を使う、という場面がありました。 因みに子供が嫌いな野菜のBest3はゴーヤ、トウガラシ、ピーマンだそうです。「嫌いな野菜がない」という子どもは20%とか。 この3面の記事を読みながら、そんなことを考えてました。 |
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10月の福島公演に向けて、団員26名で事前学習ツアーを行いました。 今週号の元気な若者の話その3です。 参加した10名の小・中・高生の期待に胸を膨らませている様子を3面でお読みください。 |
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昨年、福島県内初の震災遺構となった請戸(うけど)小学校。大地震の時、82名の児童は一旦校庭にあつまり、約1.5km離れた大平山へ避難することに。それも津波が到達する40分以内に! 津波が引いたあとも、請戸に戻ることはできず、そのまま郡山市などの避難先へ。請戸訪問がかなったのは3年後だったそうです。 そんな物語がこの写真のような絵本や紙芝居になっています。 |
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浪江町立請戸小学校の震災から6年後の様子がYouTubeで見れますのでご紹介します。 このような状況を踏まえて、3面の福島公演(10月9日 二本松市安達文化ホール)への取り組みの様子をお読みください。 |
とにかく課題が山積している今日この頃。反戦といっても、国葬、旧統一協会、無策のコロナ禍などなど避けて通れない問題がありすぎて、スタンディンでのアピールへの焦点が難しそうですね。 それでも三多摩青年合唱団小金井グループはたくさんの署名とカンパを集めました。 |
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藤沢合唱団では、12月開催予定のコンサートで合同合唱団を結成して今練習に余念がありません。 コロナ禍とはいえ総勢60名。 歌いたくてウズウズしている方が多いのでしょうね。公募合唱団のいいところは、いわば他流試合みたいなもの。自分が所属する合唱団とは別の環境というのはなかなかいいものです。 また、普段は合唱団に所属していないけど、こういうきっかけに気軽に合唱を再開するという方もおられるでしょうね。 |
国葬反対、憲法改悪・大軍拡を止めよう!と福岡県総がかり実行委員会主催のスタンディングが行われました。 昨今は、テーマが多すぎて、署名活動をするにもアピールするだけのとても膨大な基礎知識が要求されます。こういう準備のためにまず学習会をやろうという話もよく聞きます。 一方で、このあらぐさの方がおっしゃっているように様々な集会に参加して、という数をこなすというのも手っ取り早いかも。 |
8月からの委員員会の中で学習会を行っています。テキストは下記の2冊。 青本の「うたごえは生きる力」は祭典のプログラムから見える歴史そのものを。また「グレート・ラブ」は関鑑子の生涯を通してうたごえの本質を明快に表現した名著です。 75周年を迎える今、改めて読み直すいい機会ですね。 まだ、お読みでないかたは是非! |
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連載1301回 蚓操ということ | |
9/26-10/2 | |
風よお前は | |
山梨の古民家 轟志保子 日本のうたご全国協議会副会長 |
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(60)いつでも夢を | |
NO BAES 中里潤子 港新婦人コスモスコーラス |
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遅咲き金村ひろしに熱視線 | |
ラジコ会員100万人突破 | |
ゆみちゃん 乙倉史明 作詞 石原みゆき 作曲 創作講習会応募YouTube 映像 |
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京都・黒田愛子 |