2015年4月13日号

20150413

原発事故後、子どもを被ばくから守る
小さき声のカノン
映画監督鎌仲ひとみさんは、これまで
2006年六ヶ所村ラプソディー
2010年ミツバチの羽音と地球の回転
で原発、エネルギー問題を問いかけてきました。

いま公開中の「小さき声のカノン」では、東電福島第一原発事故後、子どもを被ばくから守るために行動する母親たちを追いかけています。

本号1面、4面で監督にお伺いしたお話を紹介しています。

20150413-04Kamanaka
「完全にコントロールされている」という人がいる一方で、その場所で、懸命に生きようとしている人々がいる。そんな人々の本当の声は聞こえているのだろうか。
チェルノブイリ原発事故は、29年も前の事だが、今なおその影響が続いていることは、実は知られていない。ベラルーシでは、子どもたちに何が起きているのか。お母さんたちは、どうやって子どもを守ろうとしたのか?
20150413-01Flyer
日本でも、事故の衝撃に立ちすくみ、ただ困惑している時期は過ぎ、 いま、希望を具体的につくり出す新しいステージに立っている私たちにこの映画は問いかけています。 20150413-04Main
このインタビューで紹介されている映画のシーン一つ一つがまさに国境を越えたカノンの響のように読者のみなさんに希望の芽を植え付けてくれることでしょう。 20150413-04sub

今、沖縄に"うたごえ"が要る
この時期、多くのうたごえの仲間が、いま沖縄で直面する事態に何ができるだろうか、と考えておられると思います。

この8月、教育のうたごえ祭典が沖縄で開かれます。その準備もあり毎月沖縄に行っている愛知の藤村記一郎さん。
行ったときには出来るだけ辺野古に行こうと思っているそうです。

20150413-08Bolling
今号の第二特集は、藤村さんの沖縄レポート。
なかなか沖縄までは、と思っている方。まずは現地のホットな状況をお読みください。

「全国のうたごえのみなさん、今辺野古には激烈なたたかいとともに”うたごえ”がどうしても必要です。」と訴えています。

20150413-08Kanban
24時間の座り込みテント。
ギターを手に創作曲をもって支援活動をするひと、海上から抗議の声を、とカヌー隊で工事現場に出向くひと。
緊迫した様子が紙面にあふれています。

藤村さんが撮影した「若者アピール」はFaceBookで見れます。

20150413-08Tento
会長談話
新基地はつくらせない!
今こそ沖縄への連帯行動を!

日本のうたごえ全国協議会
会長 田中嘉治

(要旨)
沖縄県民の声と、安倍政権の激しい攻防戦の中で、いまこそ、うたごえとして、全国から抗議の声を上げるとともに、現地での抗議行動に参加し、支援活動を進めましょう。

20150413-08Kogikodo
20150413-08Suwarikomi

被曝・戦後70年 2015
日本のうたごえ祭典in愛知
11月21日(土)~23日(月・祝)
11月22日(日)大音楽会
(日本ガイシホール)
11月21日(土)特別音楽会
(金山市民会館大ホール)
11月22日(日)小音楽会
(日本ガイシレセプションホール)
11月21日(土)・23日(月祝)
全国合唱発表会
オリジナルコンサート
おんプリンちゃん
20150413-05Onprin 小杉眞知子さん
(合唱劇「カネト」をうたう合唱団指導・指揮、祭典企画委員会小音楽会担当)

小音楽会では45分バージョンの「カネト」が上演されます。

20150413-05HarunoShukufuku 春の祝福
作詞 石黒真知子
作曲 武義和

愛知祭典での合同曲です。
楽譜は、例年おなじみの祭典歌集に掲載されますが、その前に近々発売予定の季刊日本のうたごえ168号でも紹介されます。

この曲の解説を、教育部責任者の渡辺享則さんにしていただきました。


私も参加します!

古畑里美
(長野 ザ・イスカンダル)
ニューヨークで歌が歌える、そんな単純な動機から手を挙げた古畑さん。
しかし、今ではしっかりしたモチベーションを持っています。
そのきっかけは・・・?
3面でどうぞ。

20150413-03NPT

闘いを励ます歌が聞こえる

ある社会福祉法人で働いていた安東さん。理不尽な解雇に敢然と立ち向かっています。

市民合唱団PeaceCallでは、上記の「春の祝福」をもって安東さんを応援しています。

20150413-04Ando

大阪労連の春闘宣言集会では、大阪のうたごえの仲間が応援。
IBMロックアウト争議など、闘う仲間を励ますうたごえを響かせています。

20150413-04Osaka

教職員の組合加入率が激減する中で、昨年度20代の若い教師が3人組合に加入。「画期的な」その次第を5面でお伝えしております。

20150413-05Tosei

日本の合唱音楽の浸透、文化としての合唱活動の振興をめざずセミナーとコンサートが
Tokyo Cantat。
今年で第20回。

セミナーでは国際的に活躍する講師を海外からも招へい。
アンサンブルの基礎テクニックなどがプログラムも多彩。

本紙も後援しております。

4/29~5/6
すみだトリフォニー ほか

20150413-03Tokyocantat

  • 号外の大変だぁで戦知る
  • らしくこそこの世を変える道しるべ
  • 人のため尽くす相手に低賃金
    ジュリー川村

皆さんからの投稿をおまちしております。


柳原うたごえ広場

3ヶ月に一回開催されるうたごえ広場ですが、司会、伴奏陣の多才な運営に予想を超えるお客さんがあつまりました。
どんな雰囲気なんでしょうね。
YouTubeで紹介されないかな?

20150413-06HotLine

乙女コーラス
20周年記念ファーストコンサート
2月21日、22日
名古屋・ひとみホール

コール東海の柴田さんが鑑賞記を寄せてくれました。

20150413-07Otome

青森センター合唱団有志の方々が、青森保健生協組合員・職員交流集会で「いのち」を演奏しました。
この曲は、昨年のみやぎ祭典で医療・介護・シルバー・年金者組合の合同曲として演奏されましたね。

20150413-06Aomori

一関うたごえメロディは、国民救援会一関支部の早春のつどいで「自由よ!」などを演奏。
メーデー歌集の普及に一役買いました。

20150413-07Iwate
連載958回
見てるのは位牌
4/13-4/18
おくりもの

「名古屋弁」
舟橋幹雄
(日本のうたごえ全国協議会副会長)
地底のうた 塙 治子 (千葉・合唱団プリマベラ)
世界が注目、アボリジニの歌
70ストロング スティーヴ・ガッド
神々のたそがれ
この国の未来を創ろう
作詞 榎本哲夫
作曲 丸山征四郎