2014年2月3日号

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阪神大震災から19年、 体験と教訓の継承を
神戸市役所センター合唱団と太鼓衆団輪田鼓では、阪神大震災の翌年から毎年「震災メモリアルコンサート」などを開催して、震災の「記憶と教訓の継承」、「真の街と人の復興への継承」を行ってきました。しかし、19年が経過した今、様々な問題を含んでいます。
今号1面特集は、同団団長田中嘉治さんにお話を伺っております。
20140203-01Wadaiko
災害公営住宅には37,000人が暮らしており、65歳以上の高齢者が49%。
この賃貸契約は来年の20年目で満了になります。
孤独死の累計も824人となり、深刻な問題を抱えています。
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写真上は「震災メモリアル大うたう会」の模様。写真右は「阪神大震災鎮魂組曲」の演奏。このような地道な取り組みを19年ン経ったいまでも続けています。 20140203-01Kumikyoku
同団では一昨年南三陸で演奏会とうたう会を行いました。(写真右)
これは、日本全国、世界から神戸がうけたあたたかい支援の恩返し。
(写真下は宮城・志津川での演奏)
20140203-01MinamiSanriku
こうした神戸からの東日本大震災、原発事故被災者への支援活動は、今年秋のみやぎ祭典へとつながってゆきます。 20140203-01Shitsugawa


日本のうたごえ祭典inみやぎ
11月22日(土)~24日(月・祝)
11月23日(日)復興を希(ねが)う音楽会(仙台・ゼビオアリーナ)
20140203-05Peace 「医療のうた」としてつくられた「いのち」。震災後、いきていることのありがたさ、歓びを歌う曲として注目をされています。
みやぎ祭典では年金者のうたごえ、医療のうたごえなどが、この祭典合同曲に取り組みます。

みやぎ祭典にむけた被災地からの発信
11月23日の大音楽会では、「被災地からの発信」をテーマに具体的企画作りの作業が進んでいます。
みやぎのうたごえが祭典をやろう!と決意した動機がこのテーマです。
彼らの目線の先にはまだ厳しい現実が!
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被害の大きかった地域を訪れ、何を発信するか、まず学習活動から。
写真右は、ワカメ養殖体験を通して、漁港での復興の現状と問題点を聴きとり調査
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おおさか祭典のフィナーレで大阪実行委員会から手渡されたタペストリー。
心のこもったこの写真の言葉は、いま宮城のうたごえセンターに掲げられています。
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日本のうたごえ合唱団2014始動!
毎年全国から合唱団員を募る、日本のうたごえ合唱団2014の新春合宿が行われました。合宿に際して、武義和さん(作曲、写真下)、木村泉さん(作詩)に被災地の想いを歌にしようと委嘱されました。 20140203-05NihonnnoUtagoegasshoudan
題名は
「合唱とピアノのための掌編組曲『希い』(ねがい)」
第1章ふるさと
第2章私たちは、もう
第3章母のような手で
第4章希い
20140203-05Take
写真右は、昨年のおおさか祭典・特別音楽会で演奏する日本のうたごえ合唱団2013。今年も167人の参加者を迎え、8月には山形での合宿を予定しています。 20140203-05NihonnoUtagoe2013

大阪東部新春大うたう会
河内平野のど真ん中、東部のうたごえ協議会では、新春大うたう会を企画。
歌あり、ゲームあり、器楽演奏ありの多彩な内容。
20140203-04DaiUtaukai
東大阪市役所うたごえサークルは創作曲「君の住む町」を発表。
「自分達の住む町をみつめるとこんなに素敵な場所があるんだ」
おおさか祭典で広がったうたごえの輪をさらに大きくしようと東部の絆を強めています。
20140203-04Happyou

反貧困映画祭
「だれもが人間らしく生きられる社会へ」が東京都内で開催されています。写真は、映画「原発の町を追われて」の1シーン。詳細はこちらから
20140203-06HotLine

  • 投げ出して シュショウな顔で
    出戻って
  • 即時ゼロ 他の政策 それもゼロ
  • 知名度で 選ぶ心理が 致命傷
    (熊野古道)

皆さんからの投稿をおまちしております。


武生センター合唱団40周年記念
第35回定期演奏会
3月2日(日)
いまだて芸術館
20140203-03Takefu
福井の同団制作の合唱構成「海の軌跡」は30余年まえに原発の実態を告発した話題作。
写真右は2012年に再演した時のもの。
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福井のうたごえ協議会の後援を得て、今回は「憲法を活かしいのち輝く明日を」をテーマに開催します。 20140203-03TakefuFlyer

東北震災復興支援坂本知穂・舌沙織里
ピアノデュオ②
3月11日(火)
ルーテル市ヶ谷

被災地の子どもたちがもっと元気に、もっと学べるようになるために、という趣旨のチャリティコンサートです。

20140203-03Sakamoto

カンタータ「この灯を永遠に」 ヨーロッパ公演
昨年のニューヨーク公演に続き、ウィーン、イタリアで公演が行われました。
その模様を、安藤由布樹さんのレポートでお伝えします。
20140203-04Vien
仙台、福島、東京、千葉、埼玉、神奈川、福岡から30人が参加して「この灯を永遠に」が演奏されました。写真は、ウィーンでは、ニューイヤーコンサートも行われる黄金ホールでの演奏。 20140203-04NewYearConcert
写真は、イタリアのヴェルディ記念歌劇場での演奏。 20140203-04Verdi

青森センター合唱団は、青森県労連の新年旗開きでオープニング演奏。 20140203-06Aomori

合唱団福岡あらぐさは6月に「ぞうれっしゃがやってきた」の演奏を行います。
いま、その練習も真っ最中。
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川崎太鼓仲間・響
20周年記念コンサート
12月15日エポックなかはら
20140203-07Kawasaki
高橋正志さん(日本のうたごえ全国協議会常任委員会顧問)が、その力強い復興の心をささえる演奏を感想を記しています。 20140203-07Hibiki

 

連載905回
マンデラ氏の逝去
 2/3~2/13
コンコーネ50番終了! 守屋博之 (日本のうたごえ合唱団 音楽監督)

「みんなのなかへ」
小池哲夫
(大阪府庁うたごえ合唱団)
第14回革張り、私の流儀
「神田川」
大滝詠一に合掌
ショスタコービッチ
交響曲第10番ホ短調
菅原洋一
80歳からの活躍
僕のつくる道
作詩 こたま
作曲 安広真理
(「うたごえは生きる力」
CD1収録曲から)