2014年12月15日号

20141215

音楽会 出演者の声
みなさんのご協力で2014みやぎ祭典は全日程を終了しました。
音楽会に5,400人
大うたう会には1,300人、
全国合唱発表会、オリジナルコンサートに5,700人
のべ12,400人の仲間が杜の都仙台に集い、うたいかわしました。
今号では参加者の声を特集。
20141215-01Ongakukai
樋口陽一さん
みやぎ祭典実行委員長

仙台で生まれ東北の自然と文化に育てられた樋口さんは、震災支援への感謝、うたごえの心への感謝、そして日本国憲法の心を私たちの心に刻み込もうと挨拶されました。

20141215-01Higuchi
池辺晋一郎さん
全国合同「風の子守歌」などの指揮


チケットが札止めとなり、うたごえ関係者が席を外部の人に譲った。これが、外に向かって大いに歌って伝えることになり、よかったですね。
20141215-01Ikebe
岡村朋子
みやぎ祭典運営委員長


3日間、天候にも恵まれ、大盛況で終了することができました。
復興を希う熱い支えに感謝申し上げます。
20141215-01Okamura
<被災地宮城から>
「真っ白な道」
「『前向きに明るくいきたい』と」
<合唱構成『ふくしまに生きる』>
「誰か教えて誰か答えて~被曝地区から」
など
20141215-08Stage
小林康浩さん
指揮、作曲、編曲、伴奏とフル出演


ミュージカルや合唱連盟との経験は内輪でやっているとなかなか出会えないものでした。
20141215-08Kobayashi
佐藤香さん
合唱構成「フクシマに生きる」指揮


福島ではまだ希望というところまで行けないが、復興に向かう励みをいただきました。
20141215-08Sato
阿部加代子さん
3.11「日和山」コカリナ奏者


あの日、石巻・日和山に逃げて助かった人たち。しかしその山から見た被災の跡。そうした思いを大切に吹いています。
20141215-03Kokarina
合唱とピアノのための掌編組曲「希い」
日本のうたごえ合唱団2014の委嘱できむらいずみ(詞)、武義和(曲)で生まれました。
20141215-03Negai
守屋博之さん
「希い」の指揮者


委嘱作品が出来上がって1年もしないうちに全国にひろがりました。
いい作品が運動を広げますね。
20141215-03Talk
武義和さん
「希い」作曲


今年のお正月に作った曲をこうして全国の皆さんに演奏して頂けるのは本当に幸せ。

(写真は「希望のうた」を指揮する武さん)

20141215-08Take
被災地企画では、山元町バンドが自分の地元の曲「この町で」と、石巻のミュージカルの伴奏も。
音楽が被災地を結び付けたステージでした。
20141215-08Band
吉田和子さん
「この町で」ソロ

被災地で「歩き出した人たち」のコーナーでは、宮城県南端・山元町の”どらごえサークル”は「この町で」を演奏。なかなかマスコミで取り上げられませんけど、少しでも「山元町」を皆さんの耳に残してください。

20141215-03Konmachide
杉山まき子さん
「ぜってぇまげね合唱団」団長

被災直後、東松島市、石巻市を中心につくられたミュージカル「世界中にARIGATOU」から2曲を演奏。

20141215-03Zettai

合唱発表会・オリジナルコンサート総評
コンクール入賞団体一覧はこちらから
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20141215-04IppanA

今正秀さんの総評は、様々な辛口批評をまとめています。
思い当たる点の多い方も、少ない方も是非ご一読を。
部門に関係なく参考になりますよ。

20141215-04IppanB

日本のうたごえ全国協議会会長の田中嘉治さん、宮城の合唱レベルの高さに感心しておりました。

20141215-04ShokubaD51

武藤佳子さんは、OB合唱団の傾向が強まっている職場の部でも、若い人・現役が主体の合唱団が増えてきていることに着目。

20141215-05Jyosei

轟志保子さんの総評は、女声のみというこの部門に求められるものをまとめています。

20141215-05Shohensei

オリジナル曲、政治的風刺をこめた曲など、それぞれの団体の個性が伝わっていました。
(服部安広さん)

20141215-04Koryu1

演奏スタイル、様々な衣装、伴奏も多様、そして表現も全体にのびやか。
点数評価はしないが、励みになるような賞を設けてもいいのでは、という意見もでてきている、と渡辺享則さん。

20141215-05Koryu2

「交流の部はおもしろい」という巷の評価を実感。
コンクール形式でない、自由でのびやかなところがうたごえの本質に迫るのだろう、と斉藤清己さんが講評委員のご意見をまとめています。

20141215-05OriCon

藤村記一郎さん、作品をよりよく伝えるために演奏力を高めてほしいと。各団体1曲に制限しても6時間の長丁場。今後の改革のテーマととらえています。


京都・合唱団いきしあ
京都の女声合唱団いきしあは、老健施設で恒例の出前うたう会を行いました。

最後は「幸せなら手をたたこう」のふれあいバージョン。
みなさん、いろいろと工夫してマンネリになりがちなうたう会を盛り上げておられるのですね。

20141215-06HotLine

  • カチャーシー踊り喜ぶ基地要らぬ
  • 憲法を破る総理よさようなら
  • 外遊で遊んで帰り選挙する
    山根 智

皆さんからの投稿をおまちしております。


連載寄稿
第3回(最終回)
うたごえは平和の力を標ぼうする私たちですが、以前、日本合唱連盟の浅井敬壹さんが、「平和はうたごえの専売特許じゃない」って本紙で語っておりました。

この連載を読んでいて、うかうかしてられないと、感じる方もいらっしゃるのでは。

20141215-07Matsushita
音楽には、この世の中に対する破壊力はない。しかし、再生力はあるのだ。
音楽の力にもっと気づきましょうと、氏は訴えています。

写真は
Gaia Philharmonic Choir

20141215-07Gaia

連載944回 沖縄県新知事

12/18~12/21
青いプラトーク
ぼくのひこうき 岩田 誠 (神戸青年合唱団)
小村公次
(12)過去と現在を照らしだすオペラ
第1回大学合唱
コンペティション&
コンベンション
スパークプラグ クレージーケンバンド
今こんな歌が 炭坑節の替え歌で 「反攻節」 作 藤村記一郎

1.
結果が出た出た沖縄で
(そうだそうだ)
オール沖縄の意思表示
基地はどこにもいりません
早く帰ろうアメリカへ
そうだそうだ


無理やり土地をとり上げて
(そうだそうだ)
命も自然も平和な日々も
早く返せよ沖縄に
安倍さんん わかるか
この怒り そうだそうだ


ボロが出た出た アベノミクス
(そうだそうだ)
国民いじめの消費税
原発事故処理もできなくて
再稼働も輸出もありえない そうだそうだ


解釈改憲 むちゃくちゃだ
(そうだそうだ)
歯止めの利かない秘密法
口先だけの平和主義
右へ右へと行くばかり
そうだそうだ


勇気出せ出せ マスメディア
(そうだそうだ)
戦前の教訓どこ行った
沖縄も原発も憲法も
真実隠しと たたかおう
そうだそうだ