2024年3月11日号

第57回日本のうたごえ全国協議会総会が佐賀で開催されました。
今号では、総会の全体を俯瞰した内容でお伝えしております。各地からの報告、記念講演などの詳細は次号以降でお伝えしていきます。
歌う牧師さん、野中宏樹さんの記念講演 二人の実行委員長体制で臨んだ祭典実行委員会も開かれました。
総会恒例の本誌読者の拡大ラリー
このように会場で逐一掲示されました。
佐賀での祭典の全国実行委員会で佐賀のメンバー

今年の祭典開催地から 能登半島地震からの復興と原発停止を目指して
昨年の北海道での祭典に比較して、観光資源が少なさそうな佐賀では、実行委員会が頑張って全国からの注目度アップしてますよ、という発言。県内の賛同金も総会までの目標を達成。自信に満ちた取り組みを心強く読みました。
全国のみなさん、賛同金の方はいかがですか?
取り組みを進めて、佐賀を応援しましょうね!
佐賀と言えば、三大闘争のある県。
海、空、大地を守る闘いが進んでいます。
この写真は、昨年の九州合唱講習会。
その時から祭典アピールが進んでいました。

(右)北海道のうたごえ協議会
佐賀のうたごえ協議会 大阪のうたごえ協議会
団体4、個人16人
3団体 日本のうたごえ祭典in北海道実行委員会

ノーモア・ヒバクシャ ふるさとを返せ
広島に投下された原爆で焼けた家の残り火を種に、各地に「平和の灯」がともされています。
そのうちの一つが、上野東照宮にあった「平和の灯」が、現在はここ福島県の宝鏡寺に「非核の火」としてともされ続けています。
今号8面では、カンタータ「この灯よ永遠に」をうたう合唱団から、原発被災地に灯る火の歴史と意義が語られています。
また、4月28日に東京公演の準備がすすむ「バックトゥザ・フーちゃんⅡ」の取り組みについても言及されています。
非核の火がともる宝鏡寺住職の早川さん 合唱ミュージカル「バックトゥザ・フーちゃんⅡ」のステージ
非核の火(上)と「伝言館」(右) 全国で何か所の「火」がともっているのでしょうね。
因みに、東京では、芝東照宮の隣の港区立芝公園に平和の灯と被爆アオギリがあります。

調布狛江合唱団
60周年記念演奏会
出発
3月30日
調布市グリーンホールこのコンサートの公募合唱団に三世代でうたう家族がいます。
コンサートのご案内に併せて、このご家族についてもご紹介しています。
うたごえでは、総会方針で<方針1>青年の要求に応えた音楽づくり、青年サークルづくりを積極的にすすめ、青年が主役となれる活動を計画し、次代を担う青年を迎え、育てる。を掲げています。
調布狛江合唱団では、プログラム「群青」などの演奏を公募合唱団でおこないます。公募には35人が応募されました。

まつのじん ヴァイオリン
<ピースリー・ミュージック>
3月14日のゲストに信長貴富さん
<被爆ヴァイオリンコンサート>
4月27日東京、28日神奈川、29日 大阪
ラジオ成田で松野迅さんが植草ひろみさんとパーソナリティを務める「ピースリー・ミュージック」はこちらからお聴きください。
被爆ヴァイオリンコンサートについては、松野迅さんのオフィシャルホームページで詳細をご確認できます。

ゾウ列車が走って75年
子どもたちを育てるぞうれっしゃ運動
“ぞう5000プロジェクト”よびかけ
10月26日
第80回日本PTA東海北陸ブロック研究大会で全曲演奏。
みなさんの地元での取り組みをFacebook経由でお寄せください。

武生センター合唱団
50周年記念演奏会
11月4日
「ぞうれっしゃがやってきた」全曲演奏
福井で、いまなぜこの曲を取り組むのか。
3面でお読みください。
やはり次世代にうたごえをつなぐには、この「ぞう」がぴったり、という意見がでています。
3面の調布狛江合唱団のはなしもそうですし、上の「ぞう5000」プロジェクトもそうですね。
ドイツの第九みたいに、だれもが、いつでもどこでも歌える、そんな国民的合唱曲に「ぞう」はなりつつありますね。
今年は第九作曲からちょうど200年。第九に追いつけ、追い越せ・・・ですね。

全国総会の会場では、佐賀県各種名産を中心とした祭典グッズも売れ行き好評でした。

  • 「身を切る」と切られる府民万博費
    金倉俊嗣
  • 説明の説明責任説明なし
    中西 晃
  • 長く待ち告げらる病名「加齢です」
    志賀民江

皆さんからの投稿をおまちしております。


39年目明乳争議団
東京、関東近県で集会があるとこまめに顔を出し、現状を訴えている明治乳業の争議は39年目に。
争議団の40%近い方が故人になってしまっているほど、長い闘いです。今年こそ勝利を!と語り合った旗開きでした。

各地の協議会近況
宮崎のうたごえ協議会が交流会を開きました。協議会が発足したものの、コロナ禍で交流会も開けませんでした。
加盟団体は3つ。構成人数は25名程度のこじんまりしてますが、この写真で数えてみますと、全員が集まったようです。コロナで4年間もお預けを食ったのですからね。

福島津島村に心をよせて
合唱と語り構成「花地蔵物語」
~満蒙開拓・原発~
完成披露演奏会
1月19日
東京・宮地楽器ホール
「花地蔵物語」(作・構成:大門高子 作曲:安藤由布樹)の完成披露演奏会が開かれました。
この物語は、3・11原発事故に遭遇した福島県浪江町津島が舞台。この町には、満蒙開拓団として中国にわたり、戦後旧満州からの引き上げて来た方が多く住んでいました。引き上げ当時、国からの支給は山奥の荒れた土地。苦労して開拓したところに原発事故。三重苦の歴史を語り継ごうと創作されました。

連載1367回 ステマネに脱帽
3/11~18
春一番
校歌をうたう
渡辺享則
日本のうたご全国協議会副会長
仲間のうた
山岡スミ子
東京・品川コーラスたんぽぽ
北青鵬の引退と依存症
ボーはおそれている
手をつなごう
松久よしき作詞作曲
試聴はこちら
栃木・味村節子