2020年12月14日号

20201214

核兵器と軍拡脱却

例年は日本のうたごえ祭典と同時期のためなかなか参加ができない日本平和大会。

当初予定では、今年も双方同日開催でしたが、祭典が延期となり、平和大会もオンライン開催となったため、うたごえも平和大会に参画。

20201214-01Yokota
東京のうたごえは、11月21日午前の日本平和大会オンラインに、午後は広島のがんばろう フェスタに。

「ノーパサラン」を演奏しましたが、平和大会では持ち時間が6分間だったので、「沖縄を返せ」も。

20201214-01TokyoHeiwataikai
日本平和大会オンラインの様子は1面で。また、その翌日の22日は定例の横田基地集会。

三多摩の青年グループ「つなぐ」が参加者に歌でアピールしました。

20201214-01Seinen

原発再稼働NO!

3・11東日本大震災からもうすぐ10周年。

各地で10年目の復興支援、原発いらない行動への準備が進んでいます。

20201214-08DatsuGenpatsu
宮城では県議会で「再稼働賛成」を決めて、女川原発の再稼働を容認しています。

避難計画の実効性もなく、福島を忘れた県政に粘り強く反対運動を進めています。

20201214-08Ending

11・15ひまわり集会で浜岡原発再稼働を許さないのうたごえで参加者の気持ちをつなぎました。

(写真上も静岡)

20201214-08Shizuoka

作曲家と時代
NHKの朝ドラ「エール」は好評のうちに最終回。

お馴染みの曲が次々と流れる中で、古関裕而の素晴らしい才能を再認識したおもいでした。

20201214-03Gunka
しかし、正直言って戦時中の「軍歌」の大量生産と、音楽による人心鼓舞の歴史にはちょっと違和感を持ってました。

コロナの関係で放映期間は短縮されたため、オリンピックマーチのこともあまり触れられず仕舞いでした。

20201214-03Mosra
オリンピックマーチのコーダ部分では君が代風の軍艦マーチの旋律が使われており、やっぱりこの人は軍歌系の人だったんだなと思っておりました。

先週に引き続き小村さんの記事は、そんな思いを感じさせるものでした。

20201214-03Omura

被爆ピアノがつなぐ出会い

愛知の藤村記一郎さんのナビゲーションで被爆ピアノがつなぐ二つの出会いについて今号4~5面でお伝えしております。

20201214-04Mahoroba
まず4面にご登場いただいたのは、愛知被爆ピアノ事務局長の津田ゆかりさん。

本紙11月2日号でご紹介した元宝塚歌劇団のまほろば遊さんのCD「平和のピアノ」、朗読絵本「旅するピカドンピアノ」の出版でつながっているそうです。

20201214-04KasuigaiKoko
面白いのは、津田さんと矢川さんの出会い。

4年前に、矢川さんのこのトラックの中で初めて被爆ピアノ演奏を聴いたそうです。

その音色は「私を伝えてください」とピアノが語っているようだったと。

記事を読んでいてファンタジーを感じます。

20201214-04TruckNomae
5面でご紹介する出会いはピアノ教師の野村知子さん。

自費で無料の演奏会を瀬戸市で開いている。

藤村記一郎さんは、矢川さんをハブに全国でつながっている被爆ピアノ関係者を中心に、うたごえ祭典でまほろばさんの「平和のピアノ」の大合唱ができたらいいですね、と希望を語っています。

20201214-05Nomura

全国各地のトピックス

新潟米作地域での古民家をカフェに大改造。

オープン記念として取り組まれたうたごえカフェはこんな感じでした。4面。

20201214-04NaganoTomoshibi

若山牧水ゆかりの地で宮崎センター合唱団。

古関裕而作曲の牧水作品「白鳥の歌」などを演奏しました。

20201214-05Bokusui

20201026-03Ganbaro
ステージとインターネットを融合させたハイブリッド型コンサートを見事に成功させた「♪みんな元気か がんばろうフェスタ」 20201214-04Finale
裏方さんの「オンラインプロジェクトチーム」からフェスタの裏話を聞きました。

このチームは8月の原水爆禁止世界大会での「ねがい」リモート合同を作ったチームでそのまま「ねがいプロジェクト」の名前は残っているのですね。

20201214-04Zoom
今号6面の「読者の声」にも各地からフェスタの感想が寄せられていますので、併せてお読みください。

今回の取り組みで蓄積されたリモート技術を来年1月22日の核兵器禁止条約の発効に向けた取り組みをオンラインでつなげたい、という希望も書かれています。

20201214-04Teramoto

バラライカ演奏とロシアの歌声

12月19日

グロータス・カルチャースクール

20201214-03Hatta

アーサー・ビナード

紙芝居&ヒロシマのこころ

コンサート

12月27日14:30

広島市東区民文化センター

今年2月の全国総会の時に講演をしていただきましたね。

20201214-03HiroshimanoKokoro

Song-Voice-Duo

美豚’s

愛と平和のコンサート

あっという間に5周年だよ

12月27日

京都教育文化センター

大阪の小玉洋子さんと愛媛の上田たかゆきさんのユニット

20201214-03Bitons

神戸市役所センター合唱団

第43回演奏会「鳥の歌」

11月3日

神戸新聞松方ホール

第3部に「鳥の歌」を主軸にしており、この曲の「連歌」に取り組んでいる井上鑑さんが出演。

5面に演奏会参加記を寄稿いただきました。

20201214-05Inoue
井上さんのライフワークともいう「鳥の歌」の演奏に絶大な讃辞を送っています。

是非とも聞いてみたいものです。

20201214-05Kobe

  • マスク越し目は口程に物を言う小泉康子
  • 菅の指揮不協和音が続く日本山内彩
  • そこそこの支持にスガりて国滅ぶ森川末之

皆さんからの投稿をおまちしております。


新たなつながり

千葉県原発被害者集団訴訟の集会は対面形式とビデオ通話を使って行われました。

千葉県うたごえ協議会では集会前に「謝れ償え」(「スキー」の替え歌)などを演奏しました。

20201214-06HotLine

サークル・合唱団活動再開

藤沢合唱団はこの10月5日まで練習場所からの規制で合唱練習が出来ませんでしたが、7ヶ月ぶりに再開。

そして、早速来年の予定も計画。

コロナ禍の中でも前向きに取り組んでいます。

20201214-06Fujisawa

YouTube収録記

合唱曲「いのちのソナタ」をYouTubeでお聴き下さい。

その収録風景を7面でお読みください。

20201214-07Kanagawa

YouTube配信記

三多摩青年合唱団の箱崎先生がSDGsをテーマに創作した曲をYouTubeで配信していますので、まずはお聴き下さい。

20201214-07Hakozaki

連載1217

ピリオド楽器-その1


12/17~12/23


雪は降る


日常の中での問題意識、すべてはそこに!

渡辺享則 日本のうたごえ全国協議会副会長


(78)老年の歌はないのか


「沖縄を返せ」

笹倉孝成(千葉合唱団)


青春の輝きそのもの ワム!


おらおらでひとりいぐも


風と一緒に

作詞・作曲 三浦節子

補作・編曲 藤村記一郎

試聴はこちらから


20201214-06Etegami

大阪・志賀民江さん