2019年11月18日号

20191118

きょうされん第42回全国大会inあいち
「きょうされん」というのは共同作業所の全国連絡会のことです。愛知ではいまから50年前に全国で初めての作業所が生まれました。

そこで、2015年の愛知祭典をきっかけに、4年後の今年、愛知で開催されるきょうされん全国大会の受け入れ準備がはじまりました。

20191118-01Kyosaren
障害者運動ではスタンダート曲「おくりもの」は愛知で誕生。こういう経緯もあり、全国から4000人が集まった今回の全国大会では、こちらの写真のような素敵なステージが実現したのですね。

今号1面と3面で当日の様子、作業所運動とうた仲間についてお読みください。

20191118-01Harada
ところで、作業所と授産所はどう違うのか、調べてみましたら、授産所は障害「など」の理由により、一般企業に雇用されることが難しい人たち向けの施設。この「など」の範囲には妊娠されている方なども入りそうです。 20191118-03Kyosaren

悪魔の飽食in新潟
いま同じ楽譜で歌っている全国規模の合唱曲というと、「ぞう」「紫金草」そして、今号8面でご紹介の「悪魔」でしょうか?

こう略称でいうとおかしな感じですが、正式には混声合唱組曲「悪魔の飽食」

20191118-08Akuma
作家の森村誠一が旧日本軍731部隊について小説で取り上げたのが1981~1982年。

そして、1984年に神戸祭典の機会に、神戸市役所センター合唱団の委嘱により池辺晋一郎により合唱曲として初演されたいきさつがあります。

20191118-08Teidan
その後、この曲を日本中で、いや世界中で演奏しようと、全国縦断コンサートが企画され、今回の新潟で29回目を迎えております。

ちなみに海外では8回。直近では2018年夏にエストニアとリトアニア公演でした。

20191118-08Violin
新潟公演では、ヴァイオリン演奏、男声コーラスなどもありましたが、何といっても圧巻はメインの「悪魔の飽食」。ステージには387名。戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えました。 20191118-08Echigo

今号では関西ブロックからの熱いエールと、おなじみのきどっちこと木戸史さんの町観光。

ロームシアター近辺の永観堂についてご案内です。

20191118-04Kyotokanko

加藤登紀子 ほろ酔いコンサート

ほろ酔いコンサートというから、加藤登紀子さんがステージ上であぐらをかいてうたうのかと思いましたら、ロビーで樽酒をふるまっているとか。

20191118-03Kato
東京大学学生のころ、アマチュアシャンソンコンクールで優勝。1966年には「赤い風船」で日本レコード大賞新人賞を受賞。

今年末で歌手生活55周年になる加藤登紀子さん。

その55年間の感謝を込めた今年のコンサートにズームアップ。

20191118-03KatoFlyer

11・3憲法集会うたごえアクション

「私を褒めてください」は毎年歌詞が変わって、今年は

?私が生まれ72年・・・

11月3日(日)の国会前には、韓国の市民グループも含めて1万人が集結。

憲法改悪を許さない、と行動を起こしました。

20191118-04Kokkai
「光は闇に負けない

真は嘘に負けない」

と「真実は沈まない」が

歌にスピーチに。

ところでこの歌詞では原詩を直訳すると

「闇は光に勝てない

嘘は真に勝てない」ですが、英語訳も「光は闇に勝つ」と訳詞にもいろいろあるようですね。

20191118-04TokyoUtagoe

「平和のバナーで原爆ドームを包もう」と思い思いのメッセージをバナーに託した輪が幾重にもできました。

面白い取り組みですね。

20191118-05Banner

山形のうたごえ祭典
10月14日山形テルサで開催された山形のうたごえ祭典。

ステージ1は、障害者を交えたTAKIOのロックソーラン。

続いてステージ2・3は、うたごえサークル、山形センター合唱団の演奏。

そして最後のステージ4は「ぞう」

20191118-04Yamagata
ぞうは子供20名+大人60名。

子どもたちは、地元の少年少女合唱団や、山形センター合唱団が合同練習で集めました。

5曲の抜粋演奏でしたが、上演台本が素晴らしく、十分観客の期待に応えたようです。

20191118-05Zou

私鉄のうたごえ祭典

第32回北摂

愛と平和のコンサートと

私鉄のうたごえ祭典

9月28日

大阪・高槻現代劇場

20191118-05Shitetsu
地域祭典と産別祭典のコラボレーションが各地で、いろいろな分野で取り組まれていますね。

今回は北部x私鉄という組み合わせ。

コンサートの厚みが増えて、お客さんも「一粒で二度おいしい」ですね。

20191118-05Hokubu

  • 次々と首すげ替えてトリはアベ一森道子
  • マクロスライド必要なのは防衛費長谷川節
  • また一人身体検査にひっかかる福家駿吉

皆さんからの投稿をおまちしております。


いのちの海 沖縄 原発・そして仲間

緑と海の合唱団では、松坂革新懇総会で、合唱構成講演(?)所要時間80分に取り組みました。

面白い形態ですね。6面にその詳細が書かれております。

20191118-06HotLine

コンサートからのミニレポート

栃木県さくら市の平和コンサートでは、毎年ぞうに取り組み、今回で24回目。

すごい継続のパワーです。

20191118-06TochigiZou

合唱団エルデは地元の合唱祭に参加。「他の合唱団の演奏も聴こう」と、新しいネタ(?)の発掘に取り組みました。

こういう取り組みいいですね。

20191118-06Tokachi

歌でつづる今村肇先生を偲ぶ会
6月2日にお亡くなりになられた今村肇さんをしのぶ会が開かれました。

今村さんは元中央合唱団の常任団員。歌劇「沖縄」のソリストをはじめとして声楽家として活躍されてきました。

20191118-07ImamuraKenka
また、東京、千葉、神奈川で合唱指導にも携わられておりました。

その関係で、10月5日、市川市文化会館には、中央合唱団関係者など多くの知人・友人があつまり故人を偲んでおりました。

20191118-07ImamuraSaidan
この日に合わせて、記念のCDが発売されました。

今村さんのソロあり、合唱曲あり、聴きごたえたっぷりの12曲です。

20191118-07ImamuraCD

今号記事の「悪魔の飽食」(新潟・写真右)、「愛と平和のコンサート&私鉄祭典」(大阪)での、うた新宣伝の様子をお伝えしております。 20191118-07Utashinnowa

連載1169回

旭くん光のプロジェクト


11/18~11/24


花嫁


沖縄本土返還50年にむけて

田中嘉治

(日本のうたごえ全国協議会会長)


(34)田辺聖子さんと川柳


「この勝利ひびけとどろけ」

上戸真弓

(新婦人長崎支部コーラス小組『花の輪』)


小村公次

(70)新しいホールでデュオ演奏を堪能


ラバーバンド

マイルス・デビス


20191118-06Etegami

大阪・小東房枝さん