2017年12月18日号

20171218


石川のうたごえに地殻変動
中村昭一 祭典運営委員長
小林勉 祭典事務局長
先週号で、写真がいっぱいの紙上再現をしました今年のうたごえ祭典。
今号では、主な参加者からの声で構成しました。

あっ、こういう見方もあったんだ、私はこう思うけどな、などなど、祭典の余韻をお楽しみください。

20171218-01AmazingGrace
まずは、祭典実行委員会の方々。2013年にうたごえ協議会を結成して以来の取り組みが成功裏におわり、喜びと安堵の声を、まずはTOPでお読みください。 20171218-01Hikitsugi
池辺晋一郎さん
オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)との今回の共演は氏なくしては語れません。
多くの方から、祭典で本格的なオケ演奏が聴けた!と感動の声をいただいてます。
20171218-01Ikebe
「水の旅」特別合唱団
石川県合唱連盟の森晥相談役は、池辺先生の指揮での歌いやすさを挙げ、それ故に、日本の素晴らしい自然が歌いあげられている点を絶賛されています。 20171218-03Mizunotabi
富山県立南砺平高校郷土芸能部
同校3年生の平本優香さんは、高校での部活動の他に、地元の保存会にも入って、子供のころから、大人に混じって練習を重ねてきたそうです。
高校生離れしたステージは、そういう努力があったのですね。
20171218-03Osayobushi

ぞうれっしゃがやってきた
この写真みて、なにか感じますか?
当たり前と言えば当たり前ですが、皆さん大きな口をあけて歌ってますね。
これはリハーサルの時に、指揮者の藤村さんからの指示だったのです。
20171218-08Zou
音楽ホールと違って、体育館のようなところでは、音がこもってしまうので、一言一言をはっきりというようにして下さい、という指示でした。 20171218-08Kodomo
この日のぞうの出番は13:45。
その前に
10:50にサブアリーナ集合で35分の練習。
11:37にステージリハを15分
12:00に再度リハが30分。

出演者480人の立ち位置図が配られ、限られた時間で一糸乱れぬ舞台裏でした。

20171218-08Kodomogikai
ですから、指揮者の指示がこれだけの短時間の間に、歌い手にすっと入って行き、あの演奏になったのですね。

えっ?今年は行けなかった!
それは残念。でもそういう方のために資料用のDVDがありますよ。

20171218-08Interview


20171218GappatsuTitle
今週号では、各部門の講評委員、審査委員のかたの
総評を掲載しました。個別評は、HPで年初を目途に
公開予定です。また、点数関係は、季刊日本のうたごえ179号
でお伝えする予定です。

審査委員長の杉森さんは、楽譜のコピー問題、演奏の短縮問題について言及。
HumanRightsを歌う我々は、諸権利についても同様に考えねばなりませんね。

20171218-04IppanA
男声合唱団EinProsit!

この部門は、今年から出場枠が広がりました。田中嘉治委員長は、それだけに技術面について詳しい解説をしています。

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絹の道合唱団

津幡町文化会館・シグナスは設備的に良かったと評するのは服部安宏さん。
今回、古参の団体のいくつかの顔が見えない事に一抹のさみしさを感じられています。

20171218-05Shokuba
合唱団ちよがみ

小林光さんは、演奏のために、いい曲にいかに出会えるか、という点について言及。
右写真の団体の例をとって解説しています。

20171218-04Jyosei
東村山・東大和新婦人ℒコーラス

責任者の今正秀さんは、この部門の意義は何か、という点を改めて提起しています。
うたごえ運動における小編成の本来的役割がどっかに行ってしまった、ということでしょうか?

20171218-05Shohensei
KIPLYU

盛田悦朗さんは、コンクール部門との違いが分からない出場団体が多いな、という感想。

また、聴き合うという基本に対して、聴き手が少ないという苦言も。

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レッドアクションナガサキ

松木郁子さんは、多くの出場団体が、何かを伝えに来たことがはっきりしている、と論評。
ただ、ステージ慣れしていない団体には舞台係りとのコミュニケーションをもっととるように、という提言がありました。

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年金者組合埼玉県本部合唱団

木村泉さんは、この部門の臨機応変な演奏に感嘆。
とにかく目まぐるしく動く時勢にしがみつく姿勢が大切なんだな、と総評を読んで感じました。

20171218-05Oricom
吹田おらが町コンサート合唱団

連載 (54) 沖縄の叫び
上地 昇・ジョージ ショウさん
(作曲家)

54回目の叫びは、ご本人の自己紹介で終わってしまってます。
ネットで調べたら、ちょっと前まで沖縄大学で音楽学の非常勤講師をされていたとか。
フィリッピンでの音楽収集に取り組んでこられていたので、海洋国家・民族の共通性などお話して頂きたいですね。

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  • 国会の様見りゃ「忖度」流行語大賞に
    菅野章
  • 断捨離は一万五千の核爆弾
    老ガイ
  • 横綱が物議を醸す大相撲
    長谷川節

皆さんからの投稿をおまちしております。


被爆ピアノ奏者を招いたうたごえ広場

新婦人高松コーラスえぷろんが、駅前での会館を使った新練習場のお披露目うたう会をおこないました。
ゲストに、なんと好井敏彦さんをお招きしました。

20171218-06HotLine

合唱団内の連絡、親睦にラインを使っている方も多いかな?
みなとぞうれっしゃ合唱団でのライン・トークから。

20171218-06ZouLine

市民合唱団グリーンコーラス
第1回コンサート
11月12日
東成区民センター小ホール

「ぞう」から闘いの歌まで幅広い14曲。

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神戸市役所センター合唱団
第40回定期演奏会
11月19日
神戸芸術エンター芸術劇場

「みんなのうた」の壮大なクライマックスに感激!

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母さんコーラス樹
30年記念コンサート
11月18日
長崎・諫早市のぞみ会館

手作りのお饅頭がお土産。
なかなかいいですね。

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童謡唱歌の広場
「すずめの学校」
第2回合同発表会
10月22日
福岡・ムーブ

北九州市の4つのサークルの合同発表会。
昭和歌謡も飛び出したようです。

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連載1082回 チバニアンその2
12/16~12/22
野菊
カンタータ「脱出」 森さよ子 (三重・ 合唱団すいすいごんぼ)
小村公次 (48)嵐のような打鍵と律動的な響き
東京の合唱(コーラス)
LEGEND