2013年3月25日号

20130325

原発ゼロへ
3月10日の大行動とうたごえ
3・11 原発事故丸二年の3月11日を前後して、一日も早い震災復興と原発ゼロへと行動が全国300余ヶ所で行われました。3月10日(土)東京では、日比谷公園と国会周辺の「大行動」では4万人が参加。
写真はミュージックエリアでのうたごえのステージ
20130325-01Utagoe
午前中の原発をなくす全国連絡会の集会が日比谷公園緑地で行われ、午後からは、野外音楽堂でも”原発ゼロ☆大行動」が行われました。 20130325-01Hibiya
夕刻から、国会正門前では、「原発いらない」「再稼働反対」の声が響き渡りました。そのほかに、東京電力前、永田町、霞が関一帯で大行動が展開されました。 20130325-01Kokkaimae
国会図書館近くに設定されたミュージックエリアでは様々なグループが創意的なパフォーマンス。写真は、サンバ愛好者グループがうたう「原発なくたって」。 20130325-01SunVista
3月9日 つながろうフクシマ!
20130325-03Fukushima 3月9日東京・明治公園では、”つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」が開かれ全国から1万5千人が参加。
20130325-03MsSaito 福島から京都に自主避難している斉藤夕香さん。
”避難ママの会”を立ち上げ、若い人たちに福島のことを伝えています。
20130325-03SeifukuKojyo 送り出しではステージ上に制服向上委員会のメンバー。デモ行進では、東京のうたごえメンバーが「あの青い空のように」などを2013年メーデー・平和歌集から歌って紹介。

声楽家 檀上さわえさん
音楽と平和のために生きて 関鑑子
1973年メーデー檀上からで全員合唱の指揮をする関鑑子。
この直後に倒れ、5月2日に逝去。
そして、今年は、没40周年になります。うたごえ運動の創始者から学ぼうと、声楽家・檀上さわえさんに、関先生の「歌唱指導法」などについて寄稿していただきまいた。(8面第二特集)
20130325-08SekiAtMayday
戦後再開された1946年メーデーで指揮をしたことがうたごえ運動を始める起点となります。
実際に中央合唱団が創設された1948年にうたごえ運動がスタートして、今年は65周年になります。
中央合唱団から育った多くの人たちが学んだ関先生の「実践的歌唱指導法」が今も脈々と受け継がれています。
20130325-08SekiatDaiongakukai
檀上さわえさん(写真 左側)は中央合唱団の一期生。65年間にわたりうたごえ運動にかかわってこられました。写真右側は、2007年に「うたごえに生きて」を上梓された奈良恒子さんです。なお、関鑑子の生涯をつづった「グレートラブ」(三輪うたごえ新聞編集長著)が新日本出版社から刊行されます。 20130325-08MsNara

今週のうたこやんは、佐々木博子さん。
新日本婦人の会中央支部うたごえサークルルンルンの所属。
女声合同のステージ牽引車として飛び回っています。
20130325-06Utakoyan

♪合唱講習会の季節♪
東日本東日本合唱講習会
4月20日~21日
東京・R’sアートコートほか「ハッピーバースデー」
「民衆のうた」など
20130325-04PWC
20130325-4MrKanai 20130325-04MsOkuno 20130325-04MrTake
金井誠さん 奥野真理子さん 武義和さん
西日本 西日本合唱講習会
5月4日~5日
大阪・もち口文化センター「風よふるさとよ」
「花は咲く」
「こころひとつに」など
20130325-05PWC
20130325-05MrNiimi 20130325-05MsTanaka
新実徳瑛さん 田中希美さん

♪郷土講習会も季節♪
東日本東日本郷土講習会
4月27日~28日
国立オリンピック青少年総合センター演目①「御神火太鼓」
演目②「かつぎ桶太鼓」
20130325-04GojinkaDaiko
演目②は「南京玉すだれ」簡単な仕掛け道具一つで、ちょっとしたかくし芸を学べ、あなたもエンターテイナーに! 20130325-04NankinTamasudare
西日本 西日本郷土講習会
5月5日~6日
こうべ輪太鼓センター会館新創作囃子「浪速の祭り」
20130325-05Dondoko
講習会では、若駒(桜田舟完さん、写真)の指導の下、①お囃子②踊り③しの笛の3つの専科で行われます。写真上は、日本三大祭りの一つ大阪「天神祭」の船渡郷「どんどこ船」 20130325-05MsSakurada

2・11平和をねがう文化のつどい PEACE JAMBOREE
第9回平和をねがう文化のつどい ピースジャンボリーが室蘭市で開催されました。うたの広場、ぴーす寄席、戦争平和展など2月11日にこだわって開催されているイベントの内容を北海道合唱団男声グループ・ホームシックスがお伝えしています。 20130325-04PeaceJumbolee
ゲストのヴァイオリニスト池田敏美さん。
かつては新星日本交響楽団の首席奏者。現在はフリーとして震災被災地や施設などでコンサートを行っています。
20130325-04MsIketda

岩手のうたごえ協議会は、大船渡で開催された「東日本大震災2年のつどい」でオープニングを担当。
「空より高く」などをナレーションで繋ぐ合唱構成で演奏。
20130325-06HotLine

ZoomUp
東播センター合唱団
西播センター合唱団

5月26日(日)
姫路キャスパホール

兵庫県播州地域の2つの合唱団がジョイントコンサートを開催します。
20130325-03 50shunenkinen

小松うたごえ喫茶
(サークルあやとり)かつての小松労音のメンバーが40年ぶりにあつまって年4回開催を目標に、開催しています。
20130325-06Utagoe

フクシマ この時代を生きる
1月21日号でお伝えした「フクシマ この時代を生きる」~講演とシンポジウムが愛知県日進市で開催されました。写真は「なごみ~ず」と「福島の思いつたえ隊」の創作曲「誰か教えて誰か答えて~被曝地区から~」「フクシマは終わっていない」のステージ。 20130325-07Fukushima
シンポジウムでは、家族5人で富岡町から名古屋市に自主避難してきている鈴村ユカリさんの爆発事故当時の生々しい報告などを交え、子どもたちを危険な状態に置いた政府への怒りが語られました。 20130325-07Symposium

「いちばん大切なもの」
作詞 清水則雄・作曲 藤村記一郎
10月に初演予定のミュージカル「バック・トゥ・ザ・フーちゃん」の挿入歌。
今回のイベントで「愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」と「親と子のみどりの杜合唱団」で演奏されました。
音源作成:藤村記一郎さん

CD豊かな青い海
笠木透さんの6枚目のCD文庫をご紹介。「豊かな青い海~東日本大震災2~」 201303025-07KasagiCD

 追悼・笑顔と行動力の粟田さん 
先週号で訃報をお伝えした悪魔の飽食福井合唱団の粟田栄さん。福井センター合唱団の辻勲団長からの追悼文を6面に掲載しております。写真は、粟田さんの気功指導。 20130325-06MrAwata

連載868回
交響曲という命題 その1
3/25~4/1
さくらよ
指揮の勉強とは 守屋博之 (関西合唱団常任指揮者)
都はるみ 歌手生活50周年
<かもめ児童合唱団

20130325-06Etegami
小東房枝さん
(大阪・茨木市)