2013年12月9日号

20131209

大谷昭宏さん
秘密保護法案を廃案に!
本紙「川柳」でも何度となく取り上げられている秘密保護法案。
恣意的にどうとでも運用できるこの法案の危険性について、ジャーナリストの大谷昭宏さんにお話を伺いました。

話しの中に出てくる「茶色の朝」(フランク・パブロフ)についてはこちらをご参照ください。
本について
内容について

20131209-01Otani
11月21日、日比谷野外音楽堂で開催された「STOP 秘密保護法案」大集会。
新聞労連、民放労連などマスコミ関係の組合旗が林立してました。
それだけ、報道各社もこの法案に対して危機感を募らせています。
20131209-01Shukai
東京のうたごえでは、この大集会に「ケ・サラ」などで参加。

やはりここは、「No Pasaran」(奴らを通すな)もいいでしょうね。

20131209-01Chesara
この法案が通れば、それこそ歌唱禁止のうたが山ほど出てきそう。反原発の歌で、もっと情報開示をしろ、と歌うと教唆罪。その指揮者は扇動罪。

まさか国はそんなむちゃはしないだろう、と思うと、さにあらず。「茶色の朝」のようになる可能性も。

20131209-01HimitsuHogo


のべ19,000人が集った日本のうたごえ祭典・おおさか
写真構成第4弾は、出演者等のひと言インタビューPart2です。


出演者・関係者からのメッセージ

ぞうれしゃがやってきた

小学校教師の立川さんは、6歳と2歳のお子さんを連れて参加。お疲れさまでした。

20131209-03Zou
君死に賜ふことなかれ

作曲・指揮の石若雅弥さんは、高校が同じ先輩にあたる与謝野晶子の詩に新たに曲をつけたことの意義と期待を語っています。

20131209-04Ishiwaka
ナターシャ・グジーさん

ステージ上から、大会場のお客さんの気持ちとふれあった感想を述べてます。

20131209-04Natasha
おらあこごがいい

被災地の人々が住んでいたところを離れたくないという気持ち、故郷をいとおしむ心が伝わったと思います、と。

20131209-04Motonami
Finale

「花は咲く」のメロディに合せて、大阪から来年日本のうたごえ祭典を開催する宮城へエールが行われました。

20131209-04Ginale


出演者・関係者からのメッセージ

豊中混声合唱団の音楽監督・常任指揮者の西岡茂樹さんからのメッセージ。うたごえ合唱団からは「心からの訴え、魂の声」が熱く聞こえると絶賛。但し、その熱さを伝える為には、相応の技術が必要、とも語っています。
詳しくは4面の寄稿をお読みください。
あすという日が

宇治市少年少女合唱団からの参加者から「気持ちよく歌えた」と、出演者全員での歌唱の素晴らしさを語ってくれました。

20131209-05Asutoiuhiga
大阪市音楽団管楽ユニット

来春、直営から自立することになっており、今後は幅広い活動を展開してゆくために、合唱団とのコラボレーションを期待しています。

20131209-05Kangengaku
合唱団京都エコー
指揮者 浅井敬壹さん

前日の大音楽会、そして特別音楽会という流れの中でうたごえ運動の勢いを感じ取っていただきました。

20131209-05KyotoEcho
平野雅世さん

昨今、クラシックの集客が難しくなっているなかで、北海道から沖縄まで全国のお客様の前で演奏できたことの喜びを語っています。

20131209-05Hirano
西はじめさん

大会場で初めての生音ライブに興奮している面持ちです。

20131209-05Nishi

実行委員会関係者からのメッセージ

山本則幸さん
大音楽会企画委員長

所要時間の大幅延長に、見通しの甘さを猛省しています。
一方で実験的に取り組んだ、映像による歌詞テロップ、全員配布のプログラムなど、今後検証を進めて行きます。

20131209-05Yamamoto
佐藤恵美子さん
祭典事務局長

開場と同時に席がないという一般席のお客さんの対応に表方のスタッフに方々にご迷惑をおかけしました。
「時間が伸びたのは残念」という意見の一方、「企画内容は素晴らしかった」「世界各国の歌を聞き、民舞も見られ労働者の闘いの歌も良かった」という声もたくさんいただきました。

20131209-05Sato

全国合唱発表会
交流の部参加者から

全厚生闘争団(京都)

2010年1月の社保庁解体に合せて解雇された組合員の解雇撤回闘争の中で生まれた合唱団。
これまで10人の組合員が処分撤回を勝ち取ってきいます。
闘いはまだまだ続きます。

20131209-04Zenkosei
JAL原告団
合唱団フェニックス

12月末に高裁結審を迎えます。正論をぶつけるだけでは勝てない裁判。大きく広がる支援の輪が一番。

20131209-04JAL
ピース・ナイン・コーラス
(兵庫)

「地域に平和の歌を広げたい」という指揮者。
「バラエティに富んでいる大音楽会」と初参加の団員。

20131209-04PeaceNine

全国合唱発表会
「悪魔の飽食」福井合唱団と中野鈴子

今年2月に亡くなった福井合唱団の故粟田栄さん(写真右側)。
多くのものを遺して逝きました。

その一つ。中野鈴子の詩集を池辺晋一郎さんに贈ったこと。

そんな話を福井合唱団の辻勲さん(同左側)から伺いました。
(8面の第二特集)

20131209-08Eiheiji
おおさか祭典では、実行委員会から池辺、外山、新実の三氏にうたごえ65周年記念曲が委嘱されました。
池辺さんが選んだのは、中野鈴子詩集から「わたしの育てた稲」。
大音楽会で池辺さんの指揮で3曲の初演が行われました。
20131209-08Ikebe
「悪魔の飽食」福井合唱団は、合唱発表会で、この曲を演奏。
次は、中野鈴子と金子みすずの二人の鈴コンサートを企画しています。
20131209-08Fukui

大阪市役所グリーンコーラスは1963年に活動を休止していましたが、このたび、市民合唱団グリーンコーラスとして再出発しました。
創作曲「嵐に向かって」は、大阪市政をよくしたいという市民の目線で訴える曲です。
20131209-06HotLine

  • アッコちゃん 許せないよね この法を
    (烏鷺)
  • 消費税・商死税 不安倍増 心臓に悪い
    (蔭尾安正)
  • ヘリ墜落「まさか」ではなく 「またか」です
    (末永あすいく)

皆さんからの投稿をおまちしております。

第6回JAA
国際アコーディオンコンクール


12月21日、22日
上野学園・石橋メモリアルホール。

21日はホールロビーなどでアコーディオン楽器フェア(入場無料)が開催されます。

20131209-03Aco
JAA(日本のアコーディオン協会)の会長は松永勇次さん。
副理事長は柴崎和圭さん、
理事に大田智美さん。
日ごろおなじみの方々が運営に携わっておられます。
20131209-03JAA

合唱団白樺
第58回定期演奏会

10月26日
府中の森芸術劇場

音楽評論家の小宮多美江さんは新たな歴史への期待を音楽会評として寄せられました。

20131209-07Shirakaba

千葉合唱団
第17回演奏会

10月26日京葉銀行文化プラザ

合唱指揮者の近藤明子さん、元気をたっぷりといただいたようです。

20131209-07Chiba

連載899回 舘野 泉 

12/11~12/16

俺らの空は鉄板だ
宮城行き 渡辺享則 (長野合唱団指揮者)

「芦別の雪の中を」
伊藤常雄
(うたごえサークルざざむし)
若い女性の応援ソング
ウォールフラワー
水芭蕉
佐々木淑子 作詞
榊原あきひろ 作曲