2023年2月27日号

あと半年を切った今年の日本のうたごえ祭典。
企画概要が公開されましたので、今号ではできるだけ詳しくお伝えしております。
まずは金曜日の野外ステージでのフェスティバル。
2時間40分の長丁場でも、素敵なプログラムも野外ということで楽しめそうです。
さらに、ビールに焼き鳥のお店も出るそうです。
ドイツではコンサートの中休み(パウゼ)では、ワインを飲みながら歓談というのが通り相場。うたごえ祭典もおしゃれになってきましたね。
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特別音楽会は、4時間のプログラムをⅠとⅡに分けてたっぷりとうたごえ三昧の土曜日です。
ゲストもナターシャ・グジーら多彩です。

会場の札幌文化芸術劇場hitaruは4階席まである2302席。
女性合同、保育・教育・青年合同など大音楽会のテイストも盛り込んだ企画です。

また内容的にも北海道らしさがプンプン匂っています。「積丹のイカはうまいなぁ」ってタイトルを見ただけでよだれがでてきます。
北海道の歴史、文化、闘いも全体の中に見事に構成されています。
さて、例年より3~4か月前倒しになるため、現地の実行委員会も大変、各地の合唱団も、いつもの感覚ではなく、賛同金、ホテルの手配、交通手段の手配など、のんびりしてられませんね。
特に、この時期にイベントが重なるため、飛行機の早割もうかうかしておられません。
もし時間の余裕のある方は、フェリーという手もあると、実行委員会からのアドバイス。
大地のうた 野外フェスティバル
4thアルバムも好調な
川口真由美
釧路在住のシンガーソングライター
菊地哲史
おなじみのナターシャ・グジー、井上鑑に札幌在住の馬頭琴奏者嵯峨治彦を加えたセッションは、ここでしか見れません。
歌劇弾(写真左)は3人組の声楽グループ。
この中の女性、川島沙耶さんは、北海道合唱団のボイトレさん。
さらに、アンサンブルグループ奏楽(そら)から4人が加わります。
混声合唱団「樹」 合唱団 The GOUGE
スタートライン (特別音楽会Ⅱ) うたごえ運動75周年記念委嘱作品集スタートラインの全曲演奏など
池辺晋一郎 木下牧子 信長高富 新実徳英 井上鑑
行きましょう!北海道へ
各地の合唱団では、北海道に行こうという機運が高まっています。
東京・南部合唱団では、「合唱発表会で推薦されなくたって、行く!」という団員も。
こういう声はほかの人からも聞きますよ。

8月25日からの日本のうたごえ祭典の前、7月15日~16日に全国青年のうたごえ祭典が愛媛で開催されます。銘打って「えひめ”愛Fes”」。
今号8面で、実行委員会の上田さんより詳しい説明をいただいております。
プログラムに記載されているように、Specialゲストは中川奈美。
アニメ「鬼滅の刃」挿入歌「竈門炭次郎のうた」を歌っているかた。

チラシのQRコードを読んで中川奈美のサイトをご覧ください。

第1部オープニングは野球拳サンバ。祭典地元の松山の夏祭りでサンバのリズムに合わせた隊列踊り。

会場は松山市民会館大ホール。キャパ1999席という大規模です。
これを満席にしようと、夜遅くまで実行委員会で討議したり、交流会を開催して機運も盛り上げています。
全国の青年のみならず、元青年も応援に駆けつけてください。

新春コンサート・旗開き演奏
埼玉県戸田地区労の旗開きに地元の戸田野の花うたう会のメンバーが駆けつけて、交流の時間に出演。定番曲に替え歌も交えて歌い交わしました。
最後は「がんばろう」で締めました。
知的障がい者の自立と支援を目的とする「多賀城手をつなぐ育成会成人を祝う会」に仙台合唱団はゲスト出演。
小林康浩作曲の「二十歳のあなたに」などを演奏。
三多摩青年合唱団では、ロシアのウクライナン侵攻に抗議するスタンディングJR国立駅前などで行っています。
その中で知り合いになり、定期演奏会にも特別ゲストとして出演したウクライナ出身のオペラ歌手オクサーナ・ステパニュックさん。
これをきっかけに、国分寺市でコンサートを開催。
さらにこの1月には小金井市でも市主催の人権啓発事業としての講演会のプログラムにオクサーナさんの歌声が入りました。
普通に開催するだけではあまり人もあつまらない、募金もダメ、ということになりますが、合唱団の知恵と経験を生かしてそこも乗り越えました。

日本学術会議問題と憲法第3章
菅政権時代の日本学術会議の6人の会員の任命拒否問題は、いまだに解決していません。この問題を、憲法論と絡めて北海道合唱団の増子さんに投稿していただきました。

  • オリパラの汚職街道ひた走り              菅井孝義
  • 非正規は自公責任自己でなく
    浜田与志海
  • 闇バイト検索できぬ高齢者
    バイオ亭長浜

皆さんからの投稿をおまちしております。


ウクライナに平和を
昨年の創作講習会では、きむらいずみ作詞に多くの曲がつけられました。今号紹介曲に掲載した浜松センター合唱団の方が創られた曲はメロディーも歌いやすさも評判でした。
3・1ビキニデーでもこのメロディで演奏されることになりました。

神奈川県平和委員会の新春平和学校は3年ぶりの開校。神奈川のうたごえではオープニング演奏で「ねがい」などを演奏。
ギタリストの浜辺さんは、神戸摩耶山に冬山登山。そこで南国シンガポールから来た親子家族と思わぬ国際交流!

吹田おらが町コンサート合唱団
35周年記念演奏会

1月29日
吹田メイシアター

守屋博之さんの鑑賞記です。

第17回震災を忘れない
メモリアルコンサート

1月14日
東リいたみホール
阪神淡路大震災から28年、東日本大震災から12年。地元合唱団のジョイントでメモリアルコンサートが開催されました。


連載1319回 校歌
2/27~3/5
すべての山に登れ
自衛隊音楽まつり
田中嘉治
日本のうたご全国協議会会長
(77)風刺と批判精神こそ
精霊流し
神谷恵子
愛知・みどりんコーラス
ウクライナに平和を
きむらいずみ作詞・岩淵七子補詞作曲・松浦登雄合唱編曲
試聴はこちら

2023メーデー/平和歌集
がんばろう/世界をつなげ花の輪に/インターナショナル /晴れた五月/憲法九条、五月晴れ/国のすみずみから/そんな町を/もう一人行進曲(楽譜)/青い空は/翼をください/ケサラ/歩いて行こう/ねがい/タンポポ/100人で行けば(楽譜)/折り鶴/上を向いて歩こう/やがてくる日にー憲法讃歌ー(楽譜)/ANSWER(楽譜)/約束のうた/ HUMAN RIGHTS/沖縄を返せ/人間の歌/あなたと一緒に(楽譜)
ラーゲリより愛をこめて
立川孝信(大阪・男声合唱団昴)
神奈川・杉山良江