2022年4月11日号

戦争、戦争の跡を撮り続ける フォトジャーナリスト 大石芳野さん
平和アピール7人委員会につては、これまで何度か本紙でも取り上げてまいりました。
この大石芳野さんや、8面「空を見てますか」でおなじみの池辺晋一郎さんらが名前を連ねております。
この委員会では2/24にプーチンによるウクライナ侵攻が始まってすぐの28日は抗議アピールを発出しております。
大石さんは愛用のライカM6を抱えて世界を飛び回り、フォトジャーナリストとして、人々の生活が戦争や紛争でどのように妨げられてきたか克明に記録しています。
大石さんの目から見た戦争とは。1面と4面でお読みください。
そもそもウクライナってどんな国なんでしょう。YouTubeで見たら、それはきれいな国。でした。
こんな風に

これが今では砲弾の跡ばかりの廃墟のよう。
その復興には70兆円とも。
日本の国家予算が約100兆円と言われてますから、だれが払うんだろう?

そういえば、キエフはロシア語なので、現地読みのキーウにしようと外務省が言ってますね。
そもそも日本語での外国地名はその国のローカル読みを使ってます。
例えば、ドイツであって、ジャーマンじゃないですね。例外的に中国などがありますけど。
ややっこしいのは、ベルギーのブリュッセルとブラッセル。どっちが日本語?

ウクライナ侵攻NO
Ⅳ
仙台市の繁華街で反戦とウクライナ支援行動と募金に取り組んだ仙台ロシア合唱団。仙台在住のウクライナの人を中心に、市民の熱い共感を呼びました。
東部のうたごえでは押上駅前で宣伝行動。うたごえから43名もの参加。東部うたごえLINEで連絡を取り合って、短期間でこれだけの準備をしました。
こちらも急ごしらえの行動でしたが、桜木町駅前に手作りの力作プラスターを掲げて。天候が悪かったそうですが、アピールが終わったとたんに振り出したそうです。
ピースアクションに参加した多治見青年合唱団のみなさん。
歌っていると、イギリスの青年が合流。

ウクライナ支援 ソングCD
とにかく「うたごえは平和の力」を掲げる私たちとしては今こそ出番。
ウクライナ軍事侵攻が始まってすぐに行動が開始されていますね。
その内容は本紙でも毎号のように取り上げています。
特筆すべきはカンパの額が半端じゃないですね。今号8面では宮城のうたごえの取り組みを紹介しています。
CD盤面は見にくいと思いますが、全9曲が収録。
うち4曲が宮城のうたごえによる録音で「ウクライナ国歌」「キエフの鳥の歌」「戦争はもういやだ ウクライナバージョン」そして、今週の紹介曲掲載の「ウクライナに平和を」
さらに、国歌「ウクライナは滅びず」、北海道合唱団と仙台ロシア合唱団による「キエフの鳥の歌」、そしてまほろば遊さんらがYouTubeで発信している「ウクライナに平和を」、「侵略はもうやめろ」(愛知のうたごえ)
価格は500円。
うち300円はウクライナ支援募金に充てるそうです。

出前歌声喫茶を展開するともしびでは、「小さいぐみの木」、「広きドニエプルの嵐」などのウクライナの曲のリクエストが増えているそうです。

学ぼ まなぼ講習会レポート
関西合唱団 日曜講座コロナ禍で2年ぶりに開催された関西合唱団の日曜講座。
今回は打楽器奏者 小川悟史さんをお招きして「リズムと友だちになろう♪楽しいリズム講座&マリンバコンサート」。
合唱団の講座というと、発声とか合唱にかかわるボイストレーニング的な内容が主ですけど、ここはリズム講座。
珍しい企画でしょうけど、よく考えれば、合唱にはハーモニーだけはなく、リズムも大切な要素なのですよね。
理論編では、シンコペーションや裏拍の説明。実践編では、小川さんの打ったリズムの真似をする、といったちょっとしたゲーム感覚。楽しそうですね。
実技演習では、打楽器を参加者人数分そろえるのは至難の業。そこで割りばしと紙コップというコロンブスの卵的な発想。ピアノさんの演奏を聴きならが「のり」の体験も。
うん、ステップが軽やかそう!
愛知のうたごえ
指揮者講習会おなじみの「学ぼ企画」の指揮者講習会。2020年の時に引き続き京都の山本忠生さんが講師です。
合唱団をやっていると、一度は指揮をやってみたいという気持ちがあるのですけど、小学校で習うような、4拍子の振り方、6拍子・・・と、その程度はわかるのですけど、実際には指揮者の役割、とか難しいことをいわれると腰が引けてしまいます。
そこのところは、忠やんの慣れたところで、初心者、中級者、上級クラスそれぞれに見合った丁寧な指導。こうやって習ったことは、団に持ち帰って、ちょっとだけも団員の前で指揮を振らしてもらうことで身につくんですよね。

2022年
西日本 5/4~5 佐賀
中日本 5/7~8 名古屋
東日本 5/28~29 東京・横浜うたごえ75周年記念 6人の音楽家によるオムニバス作品集「スタートライン」の掲載曲をいち早く体験するいい機会です。

渡辺享則氏 (共通) 中島敬介氏 (西) 松本康男氏 (西)
高田龍治氏 (西) 信長貴富氏 (中) 山本高栄氏 (中・東)
永ひろこ氏 (中) 間谷 勇氏 (東) 赤坂有紀氏 (東)

新潟県音楽九条の会
新潟県音楽九条の会
コンサート2022
聞こえるか平和の調べが
4月17日(日)
新潟市・東区プラザホール2007年に発足して毎年開催していましたが、コロナ禍で3年ぶりの開催に向けて準備を進めています。

Tokyo Cantat 2022
灯しつづけよう『うた』の燈を
4月29日、5月1日
すみだトリフォニー

今年も規模を縮小して開催。でも、3面での概要をみますと面白そうなコンサート2つが取り組まれます。


  • ウクライナ空襲記憶よび起こす
    福家駿吉
  • ロシアのドン子らの笑顔も奪いとる
    金倉俊嗣
  • プーチンは孤独の王様核の鎧
    彦斎

皆さんからの投稿をおまちしております。


おおかわうたう会
おおかわうたう会では結成23年で初めての発表会を行いました。
この写真を撮っているカメラマン(?)を加えた9人のメンバーで、コロナ対策を取りながら、というのはご苦労様でした。

福井センター合唱団の団内機関紙「竜頭蛇尾」
この時期、各サークル・合唱団の団内誌の定期発行に苦労されているところも多いことでしょう。
そんな中で同団は、団員が増えているということも追い風になっているようです。

鶴嘉一郎さん
国鉄東京合唱団団長3月8日にお亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。鶴さんは、国鉄のうたごえ協議会議長、日本のうたごえ全国協議会副会長、東京のうたごえ協議会会長などを歴任してこられました。

今号7面で国鉄んもうたごえ協議会議長の下温湯義和さんに追悼の寄稿をいただきました。

連載1279回 仕事の赤い糸
4/11~4/17
大きなうた
色のお話
田中嘉治 日本のうたごえ全国協議会会長
(38)「青い山脈」讃歌
生きているということは
林茂樹 愛知・OH!人生男声合唱団
グット・マイ・モジョー・バック
海野雅威
ボーイ・ジョージの反戦歌
林檎とポラロイド
ウクライナに平和を きむらいずみ 作詞 まほろば遊 作曲 藤村記一郎 編曲作者演奏はYouTube

愛知県・桜井久美子