2022年3月21日号

ウクライナ侵攻NO!平和を!
うたごえアクション特集2

日本各地から急遽、機敏に取り組まれた行動。今号の特集第2弾は当サイトでは北から並べております。
TVでは連日ウクライナへのロシア・プーチンによる侵略攻撃の状況を刻々と伝えております。
こうした映像をみていてもたってもいられないという人がなんと多いことか。

ここではギター伴奏でウクライナバージョンの「戦争はもういやだ」(下記のQRコード参照)

こちらはウクライナに連帯する歌う会。
伴奏陣にうたごえ伴奏陣にベース、パーカッション、バイオリンを加えた豪華版。

ウクライナでおなじみの曲と言えば、「小さいぐみの木」(今週の紹介曲)、「キエフの鳥の歌」「広きドニエプルの嵐」を歌い、更に、ウクライナの歴史を学びました。

JR高田馬場駅でうたごえメンバーだけ70名が集まり、横断幕を掲げて、「ウクライナは滅びず」を繰り返し歌ってロシアの侵攻への抗議行動を行いました。

これに先立ち、東京のうたごえ協議会では、2月28日の常任委員会で、抗議声明を採択して、抗議行動を呼びかけていました。

合唱団白樺のメンバーは民族衣装のストールを肩に「小さいぐみの木」を演奏。

日本ウクライナ芸術協会のヴァイオリニスト(真っ赤なコートの方)も参加して、音楽あふれる抗議行動になりました。

こちらは新宿。
こちらでもA3サイズにウクライナ国旗をデザインしたメッセージを作成して掲げました。

この国旗は青い空と小麦畑。いろいろなデザインがしやすいですね。みなさんも創意工夫したメッセージボードを創ってはいかがでしょうか。

と、上に書きましたら、早速この写真。黄色い部分にひまわりをあしらっているのはいいですね。
更に、ギターさんはひろしま祭典のTシャツ。いろいろなカラーがありましたが、斉藤清巳さんは黄色を買っておられたのですね。
ブルーはなかったですけど、京都祭典、70周年祭典では、ブルーと黄色もありましたね。
 こちらは青葉公園。3・1ビキニデーのスタンディングで、このような横断幕を作って街頭行動をしました。
それにしても、これだけ大きくて目立つ横断幕を短期間に作りましたね。さすがの機動力です!
 3月5日「原発なくせびわこ集会」で、藤村記一郎日本語訳のウクライナ国歌、戦争はもういやだ(ウクライナバージョン)を演奏しました。
日本語訳は先週の紹介曲で大熊啓版を紹介しました。藤村版は下記のQRコードからお聴きください。
 大阪・八尾市平和委員会の呼びかけで行われた駅頭抗議行動にはここでも「ウクライナ国歌」「ねがい」「今この時代に」「へいわのうた」などを演奏して、道行く人の注目を集めました。
 関西合唱団は練習前に鴫野駅頭でのスタンディングをおこないました。

こちらも急ごしらえながら、目をひくメッセージボードを手に「ウクライナ国歌」などを演奏して道行く人に侵攻抗議を訴えました。

 岸和田原水協の呼びかけを団内LINEで拡散させたいずみの森合唱団。
参加者70名が横一列に並んた様子は圧巻ですね。
 広島県原水協、県被団協、憲法共同センターの呼びかけにうたごえ20名を含む130名がスタンディングで抗議の姿勢をあらわしました。
この時期、歌うことができなかったというのは残念でしたけど、手書きのメッセージボードに味がありますね。
 長崎の被爆者5団体の呼びかけで開かれた緊急集会には400名が参加。うたごえから25名が参加。高校生平和大使の現役とOBも。
うたごえOKなので、こちらも戦争はもういやだウクライナバージョンなどを歌いました。

3面に、山形のきむらいずみさんから「ウクライナに平和を」という詩が寄せられました、これに曲を付けてと。

早速、2曲がYouTubeにアップされています。
愛知のまほろば遊さん
藤村記一郎さん

(本紙3面掲載のURLは作者が削除しておりますので、上記のリンクでお聴きください)

下記のQRコードは先週紹介した「ウクライナ国歌」の藤村さんの訳詞と、すでに各地でも歌われている「戦争はもういやだウクライナバージョン」です。

ウクライナ国歌動画 ウクライナ国歌編曲 侵略はもうやめろ

人類の生存をかけ核兵器廃絶
今年の3・1ビキニデーでのオープニングは「折り鶴」「海に生きたあなたよ」の録画編集演奏が流れました。

演奏前のナレーションもオープニングにふさわしい内容と構成でした。
10都道府県28団体193人が参加しました。

集会は今年もオンラインで開始されました。
その様子を今号8面の第二特集でお伝えしております。
特に主催者報告は、運動の始まりから現在までの取り組みの成果までを簡潔にまとめています。
また、オーストリアからの参加者による国際的視野に立った核実験、核兵器のリスクについて分かりやすい発言をしています。

コロンビア大学の研究者からは核実験による土壌汚染についての報告など、オンラインならではの多様性があふれています。

文化企画はピアノとフルートの演奏。

そういえば、最近、「折り鶴」でやったようなコマ割りリモート演奏ってあまり見ませんね。
先日、高校生が「青い空は」をリレー形式で歌ってました。
みなさん、いろいろと工夫していますね。


生協ひろしま虹のコーラスが定期的に行っている平和記念公園原爆の子の像の前で行っている「うたごえの集い」でウクライナ国歌のほか「キエフの鳥の歌」「希望の灯」などを歌いました。

合唱ミュージカル

ガンバと仲間の大冒険

~僕らはけっしてあきらめない!~
4月23日(土)16時
4月24日(日)11時、15時
愛知・長久手市文化の家 森のホール

「親と子のみどりの杜合唱団」は岩波書店刊「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」をベースに川村ミチル脚本・演出、藤村記一郎作曲で合唱ミュージカルをつくり公演します。
このチラシにように主人公ガンバはねずみ。
これまでもCGアニメやミュージカルも作られているようです。
川村・藤村ワールドでは、いまの時代にふさわしく困難に立ち向かうことをテーマにしてます。

実は、公演は昨年行うはずでしたが、やっと公演にこぎつけました。

藤村さんも昨年暮れにフーちゃん2を公開して、ガンバってますね。


作曲家池辺晋一郎
講演と音楽の夕べ
4月19日(火)18時30分
北九州 ウェルとばた大ホール

JR黒崎駅前での反核宣伝行動が1984年3月以来1200回を迎えたのを記念した企画です。
「平和の旅へ」が演奏されます。


3・11東日本大震災被災地 福島から
11年目を迎えた大震災と原発事故。
当時小学3年生の子が成人式を迎えるという年月が過ぎたのですね。
しかし、いまだに8万人の方々が避難生活を余儀なくされています。
今回のロシアの正気とは思えないウクライナでの蛮行の数々。特に、原発を人質に取った世界に対する恫喝はどう考えても容認できるものではありません。
逆に言えば、原発とはどんなに安全策を講じても安全であり得ない、ということがはっきりしたわけです。それでも原発を推進しようという政府の考え方って、いったい何なのでしょうか?
4面の福島からの声は、放射能汚染水の海洋放出、最終処分場が決まらない汚染土壌について未来にツケを先送りしないことを訴えています。

折しも、愛知の創作ミュージカル、バックトゥザ・フーちゃん2の福島上演の準備が進んでいます。


    • 知る権利メディア支配に崩れゆく
      金倉俊嗣
    • 張り裂ける願いを込めて戦争やめよ
      菅野章
    • 敵基地を先制攻撃イケンやろ
      中西晃

皆さんからの投稿をおまちしております。


3・11メモリアルアクション
フェニックスプラザ大ホールでで開催されたメモリアルアクション。
福井のうたごえは28分の動画で参加しました。

2022春闘、歌で元気に
春闘の季節です。
今年の本紙での春闘関連記事のトップバッターは静岡から。
浜松センター合唱団は春闘決起集会で「全国一律!サイチン音頭」などを演奏しました。

女声コーラスこぶし
30周年コンサート
あなたに贈るメッセージ⑨
2月27日
兵庫・なるお文化ホール
1年半の延期でしたが、やっとこのような素敵なステージを届けることができました。

大阪工業大学合唱団こぶしOB会
演奏会
2月19日
豊中市ローズ文化ホール
コロナ禍で1年延期されましたが、今年は団創立60年目、OB会創立10周年の節目でした。

連載1276回
アフガニスタン、シリアそして…
3/21~27
戦争はもういやだ
美しい町、キエフが泣いている
渡辺享則 日本のうたごえ全国協議会副会長
(35)淡谷のり子の時代
埴生の宿
菊池孝子北海道・合唱団エルデ
小村公次
(99)オペラ「あん」が問いかけるもの
イル・ヴォーロ
魅惑のLIVE~三大テノールに捧ぐジョン・コルトレーン
ぐみの木
ウクライナ民謡・劇団カチューシャ
日本語詞試聴はこちら
京都・黒田愛子さん