2013年12月2日号

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脚本家、作詩家 蓬莱泰三さん
今週号の1面のTOPインタビューは、蓬莱泰三さん。
NHKのドラマ「中学生日記」を24年間書いてこられた方、といえば、とっても親近感がわくのではないでしょうか。

その蓬?さん、このたび、神戸市役所センター合唱団の委嘱で「きみたち」の作詩をされました。

20131202-01Horai
田中嘉治団長(写真左)は、同団50周年記念演奏会(11月30日、12月1日)で、作曲を依頼した信長貴富氏から、推薦されたのですが、その接点は「平和」。

混声合唱曲「きみたち」はイラク戦争をテーマとした作品。

20131202-01Tanaka
本番に先立つ練習会には、作詩、作曲者を迎えました。
蓬?さんは、「普通の感覚をもった人たちが実感を持ってうたっているのが嬉しかった」と感想をのべておられました。
20131202-01Lesson


のべ19,000人が集った日本のうたごえ祭典・おおさか
写真構成第三弾は、出演者等のひと言インタビューで構成しました。


出演者・関係者からのメッセージ

女声合唱「大阪の子守唄」

指揮の田中エミ子さんは、「無伴奏の曲に、篠笛でオブリガートをつけてもらいました、と演奏の舞台裏を語ってくれました。
20131202-03OsakaKomoriuta
「オーケストラの調べにのせて」

オケ指揮の牧村邦彦さんは、熱気のある合唱団と、1万人とも思えない集中力のある聴衆。いい機会をいただきました、と感想を寄せています。

20131202-03Makimura
「ストリートダンス」

クラシックから一転。若者の世界を率いた加藤進さんは、最初は場違いに戸惑ったそうですが、そういうシェアができるのがうたごえの魅力ですね。

20131202-03StreetDance
「ハッピー・バースデー」

武義和さんのうたごえとの付き合いは4年前の京都祭典から。その時からこの曲を歌うのが夢だったそうです。

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「キャッチ・ミー」

結果主義の教育の現場でもっと子どもの目をみつめたいと願っていた久本久子さんは、是非、この曲のタクトをとりたいと思っていました。

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「この手でつかみたい」

つづく保育のステージで「みなさんに元気と勇気をもらいました」と語るのは、南村知佐恵さん。

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「夫婦のぼちぼち」

指揮の安広真理さんは、「この曲は生きていてきついと思ったとき、もうちょっと頑張ってみようかなと思えるうたですから、気軽に歌って下さい」

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合唱練習の田中エミ子さん(写真は、大阪の子守唄の指揮)。この曲は、6年前に大阪民主医療機関連合会との共同企画で出来たもので、「生きているだけで素晴らしい、私たちはひとりじゃない」というメッセージをもっています。 20131202-03Tanaka
「ふるさと」

榊原あきひろさんは、「難しい曲ですが、気持ちを込めて歌ってもらえました」と。

20131202-04Sakakibara
「絆」「旅のはじまり」

職場のうたごえでは、忙しくてうたごえ祭典に来れない多くの人たちの想いを歌おうと小池哲夫さんは指揮をしました

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「こころひとつに」

大阪市思想調査裁判に勝つんだという思いでこの曲をつくった高田龍治さん。
早期勝利解決に向けて力強いタクトを振りました。

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「アコ合奏とフォークダンス」

アコ合奏の指揮をした吉田親家さんは、高齢化ととも重いアコで集まりづらくなってましたが、実行委員会の提案でフォークダンス連盟とのコラボができて喜んでおられます。

4面では、ほかに、アコ奏者、フォークダンス関係者のコメントも掲載しています。

20131202-04Aco
800人の舞台
「ぞうれっしゃがやってきた」


中学2年生の合唱団メンバーは「練習は面倒だったけど、こんなに大きなところで歌えてうれしい」と正直に語っています。
20131202-04ZouOrthe
指揮の藤村記一郎さんは、東成弦楽オーケストラの子どもたち(写真上)と一緒に出来たことが特徴で、しっかり練習してパワフルな明るい演奏ができました、と評価。 20131202-04Fujimura
「チアダンス」

こんな多くの人の前演技したのは初めて緊張した様子のダンスバトン部の部長さん。
顧問の先生もこんな規模で毎年開催されているうたごえ祭典にびっくり!

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「朝鮮舞踊」

振り付けも曲も大阪朝鮮高級学校のオリジナル。在日朝鮮学生中央芸術競演大会2013で最優秀作品賞を受賞した作品です。
3年生のカンさんは、「技術も心も磨いて、私たち民族の心を伝えたい」と語ってました。

20131202-04Chosen
「世界に一つだけの花」

青年合同には、大阪朝鮮高級学校声楽部の生徒さんも加わりました。

20131202-05Seinen
坂井威文さんは、本番で300人を超える歌い手を見て初めてこみ上げるものがあったとか。
練習のときはなかなか集まれずに苦労したものの、積み重ねの大きさを実感してます。
20131202-05Sakai
「夢を語る時」

おおさか祭典企画委員長の山本則幸さんは、この曲の背景を語ったうえで、希望と勇気を謳いあげました。

20131202-05Yamamoto
韓国・平和の木合唱団
おおさか祭典大音楽会、合唱発表のために34人で来日した韓国の平和の木合唱団の金団長(前列右から2人目)にインタビュー。8面第二特集でお伝えします。 20131202-08Heiwanoki
大音楽会では、「アリラン」、合唱発表会では「アリラン」「イムジンガン」「FURUSATO」を演奏しました。 20131202-08Kim
写真上 指揮者キム・ジュンボムさん
写真右 ピアノ伴奏ハン・ジヘさん

同団は、進歩的なハンギョレ新聞系列のハンギョレ統一文化財団傘下の合唱団。歌唱力のみならず、民主化や統一についてしっかりとした考え方を持っています。

20131202-08Han
一般の部B(26人以上)で演奏したFURUSATOは、日本の「故郷」を編曲したもの。東日本大震災の被災者への贈りものとして演奏されました。 20131202-08Gappatsu

11月10日、六甲山頂米軍基地撤去20周年記念集会が開催され、オスプレイNO!の大合唱が響きました。

20131202-06HotLine

島根

名所・掛戸の松島がある太田市久手町で歌う会が開催されました。
「母さんの歌」などで知られる窪田聡さんのアコーディオン伴奏で歌い交わしました。

窪田さんから「母さんの歌」ができた背景などを聞いたそうですが、是非、知りたいものですね。

20131202-06Shimane

  • 秘密保護 飼育列島(シークレット)日本国
  • 秘密より 危険なものが 漏れ続け
  • 知る権利 無くして進める 利権汁
    (熊野古道)

皆さんからの投稿をおまちしております。


「バック・トゥー・ザ・フーちゃん」
10月19・20日初演
長久手市文化の家・森ホール

福島の応援を得て、原発について考える構成となっているミュージカル。

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宇佐美真梨・武藤正文
ジョイントリサイタル

10月18日

三鷹市芸術文化センター風のホール

絹の道合唱団のお二人が金井信ピアノ・司会でリサイタルをおこないました。

20131202-07Usami

連載898回
食品表示偽装

12/2~12/10
草原情歌
演奏環境・聴く環境 舟橋幹雄 (日本のうたごえ全国協議会 副会長)

「ぞうれっしゃがやってきた」
佐藤 香
(福島合唱団)
「きよしこの夜」
(オーストリア)
第12回 (最終回)
日本発の太鼓文化の
国際的広がりを願う
ブルックナー交響曲第3番
「ワグネル」
N&Fの技術詳細については
こちらからどうぞ

うたごえ65周年記念企画
DVD 5枚 CD5枚 資料集
いよいよ完成!
12月1日にお届けします。
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