2012年6月18日

毎年恒例の「全国創作合宿」。
今年は、山形県蔵王で開催されまさした。
今年のゲストは、「旅立ちの歌」などでおなじみの小室等さん。
ギターを抱えたTalk&Liveも併催されました。

「創作合宿」ですから、体験に基づいた「歌が生まれる」瞬間と苦労話。
ベルラーシを訪問して、隣国のチェルノブイリの問題に直面したこと、３．１１以降の音楽活動についてなど、いま「うたごえ」がしなければならないテーマについて貴重な提言をいただきました。
詳細は本号1面、４～５面の特集で。

娘さんのゆいさんとデュエットによる「娘へ」が披露されました。
福井県丸岡で40文字以内の”日本一短い手紙”「一筆啓上賞」の応募作品、「明日も公園へ行こう。あした世界が終るとしても、一緒に公園に行って遊ぼう」をベースに作られた曲です。

「創作合宿」のレポートは、開催地元の山形センター合唱団の木村泉さん（写真右端）による執筆。
「原発ゼロの社会へ」の応募曲２曲などについて、原発事故の被害者、大震災被災者を交え、熱心に討議されました。

「原発ゼロの社会へ」の応募曲「決意」についての討論。
写真は、作詞者高畠賢さん(中央）、と作曲者武義和さん（右）。

同じく「風よふるさとよ」についての討論。
写真は
作詞者　木村泉（右から二人目）
ソング作曲者安広真理（左から二人目）
合唱曲作曲者武義和（左端）

会期中に曲・詞４２作品が発表されました。
そのうちの一曲「停まった」を５面で紹介しております。
作詞作曲　斎藤清巳・藤村記一郎

上記「停まった」を普及しながら大飯原発再稼働を許さない訴えを続けている福井のうたごえの仲間たち。
いま再稼働を許さないという抗議の声を福井県に届けようと呼びかけています。（５面参照）


【愛知】県民のつどい「あいち九条の会」７月１４日刈谷市で、池辺晋一郎指揮でのコンサートを計画しています。

【豊田光雄作品コンサート】４６年の創作活動から生み出された曲から最近１０年間を中心に３０曲選んで演奏する「ウタノミライ」が６月２４日岸和田市で開催されます。


韓国の民主化運動の象徴、光州民衆抗争(１９８０年５月１８日）を継承する光州芸術祭に、今年も日本のうたごえ訪韓団１１人が訪れました。詳細を８面の第２特集でお伝えしてます。
写真上は、光州、全羅南道道庁前のストリートステージで「ヒロシマ」「ノーパサラン」などを演奏する訪韓団。
大シングアウトは「心つなごう」。作者の山上茂典さんは、東日本大震災支援ソングとして作った曲が、光州の街で心ひとつになって響き渡ったことに大感激。


*東京→広島コース* 愛知５月３１日、平和行進は静岡から愛知へ引き継がれました。新所河原では「東三河うたの学校」の仲間たち、愛知のうたごえが出迎えました。
*和歌山→広島コース* 和歌山５月８日に新宮市からスタートしたこのコースは、５月２６日に和歌山市入り。「うたごえオールスターズ」は音響機材提供とうたごえで集会を盛り上げました。
*北海道→東京コース* 青森６月３日に青森に引き継がれました。


毎月第３土曜日に開催されている「唱歌をうたう会」（尼崎）では、６周年記念を開催。当日は２５０人が参加。そのうち１／３が初参加者。


混声合唱曲「悪魔の飽食」をうたう東京合唱団４月３０日蒲田・アプリコ

フォルテ結成８年目の初リサイタル４月２７日かつしかシンフォニーヒルズ


うたごえひろばin五泉じつに３０年ぶりの開催。
新婦人きんとっと（奈良）新婦人コーラス「きんとっと」５周年記念として、「うたごえ喫茶とｐコンサートと一村好郎ミニコンサート」を開催。

	連載834回コーヒー　その１
	6/181～6/24
	じんじん
	アンニローリー杉山利男（静岡・うたう仲間TOMO）
	「1年余の被災地に立って」西恒人　（日本のうたごえ全国協議会会長）
	G線上のアリア
	学生が「原爆小景」
	チャグチャグ馬コ岩手県滝沢村・盛岡市

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